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佐原三菱館

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佐原にあるもう一つの銀行建築、佐原三菱館です。旧川崎銀行佐原支店として建てられ、その後、三菱銀行と合併し、三菱銀行佐原支店となったために、三菱館と呼ばれています。

明治から大正時代に多く建てられた洋風煉瓦造建築で、外観はルネサンス建築様式を意識しています。左右非対称で正面右側にドームを載せた外観は、和風建築が数多く残り「重要伝統的建造物群保存地区」に指定された、佐原の町ではランドマーク的な建物です。

銀行建築なので、内部は吹き抜けになっており2階周囲に回廊があります。外壁に使用されている煉瓦はイギリスから輸入されたものだとか。設計施工は清水組(現、清水建設)。千葉県指定有形文化財のレンガ造り、2階建て。

佐原三菱館
旧川崎貯蓄銀行佐原支店
1914(大正3)年
千葉県指定有形文化財
設計・施工 : 清水組(清水満之助本店)
千葉県香取市佐原イ1903-1
撮影 : 2017.7.9
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正面右に入り口があり、階段室もあるようです。
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側面です。
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明治のルネサンス様式らしいドーム。
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館内で企画展を開催するなど、観光施設として活用されいるらしいのですが、この日は閉まっていました。ネットにあった内部の写真を借用します。
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by gipsypapa | 2018-04-09 08:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)

佐原の小堀屋本店別館(旧千葉合同銀行佐原支店)

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佐原には江戸の香りを伝える和風建築以外にも、洋風の近代建築がいくつかあります。まずは、前回アップした蕎麦の小堀屋本店の別館として使われている建物です。

昭和初期に千葉合同銀行佐原支店として建てられた銀行建築で、その後は千葉銀行佐原支店、第百生命佐原支店として使われてきたビルですが、今はなんと、蕎麦屋になっています。腰部は石貼り、外壁上部は擬似石貼りで、擬似柱の頭部やコーニスに装飾を施した、銀行建築にしては軽快な意匠です。鉄筋コンクリート造り、2階建て。

小堀屋本店別館
旧千葉合同銀行佐原支店
1929(昭和4)年
設計・施工 : 不明
千葉県香取市佐原イ505
撮影 : 2017.7.9
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単純な左右対称で矩形が多い銀行で、1階部分に出っ張りがあるのは珍しい。
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内部の写真はネットから借用しました。
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銀行特有の吹き抜け空間はそば屋とはミスマッチですが・・・
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普段は撮影できない銀行内部を見ることができるのは、ありがたいかな。
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by gipsypapa | 2018-04-07 08:47 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本銀行金沢支店

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日銀金沢支店は1909(明治42)年に日本海側初の出張所として開設し、全国9統括支店の一つで、北陸3県を統括しているそうです。初代の建物は辰野金吾だったそうです。今の日銀金沢支店の建物は昭和29年に建てられた2代目に当たります。鉄筋コンクリート造り2階建て、地下1階。

日本銀行金沢支店
1954(昭和29)年
設計・施工 : 不明
石川県金沢市香林坊2-3-28
撮影 : 2017.6.6
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ネット情報によると、老朽化のために解体して金沢駅の西側に移転することが検討されているそうです。

by gipsypapa | 2018-03-19 13:45 | 建築 | Trackback | Comments(2)

金沢文芸館


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尾張町を東に歩くと三叉路に突き当たります。その橋場交差点の手前の角地にもう一つ洋風建築「金沢文芸館」が建っています。昭和初期に高岡銀行橋場支店として建築されたもので、その後、石川銀行橋場支店を経て、改修され、現在は市が管理する金沢文芸館となり、文学・文芸の活動拠点として使用されています。

ネオルネサンス式を単純化した外観で、外壁は石貼り。高さ方向は胴蛇腹で上下ほぼ1対2に分割し,出入口の両側はイオニア式の付け柱で飾っています。敷地の形状に合わせた、風変わりな平面形状に、曲面で構成された立面をもち,旧三田商店と同様に地域のランドマークになっています。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、4階建て。

金沢文芸館
旧石川銀行橋場支店
1929(昭和4)年
登録有形文化財
設計・施工 : 清水組
金沢市尾張町1-7-10
撮影 : 2017.3.8
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鉄筋コンクリート造りですが、石貼りで窓の開口部は要石を配して、石造りに見せています。
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4階建てですが、最上階だけ天井が高くなっていて、銅蛇腹を境に下層の3階が2、最上階が2の割合です。
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近くの旧三田商店が昭和6年完工で大林組の設計、施工。こちらはその1年前の完工で清水組。競い合っているようで興味深いです。
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グーグルマップで平面形状を確認。不思議な形です。
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中へ入ります。入場無料です。
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五木寛之関係の展示品や「泉鏡花文学賞」と「市民文学賞」の全受賞作品が閲覧できます。
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手前にある枯木橋から。
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東内惣構堀に明治7年に架けられた石橋です。当時の欄干がそのまま残っています。
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明治時代のガス燈を復元したそうです。

by gipsypapa | 2017-12-04 08:38 | 建築 | Trackback | Comments(2)

尾張町町民文化館

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尾張町を南北に分割する国道159号の南側にある尾張町町民文化館です。元は金沢蓄財銀行の本店として建てられ建物で、1976(昭和51)年まで北陸銀行尾張町支店として使われたそうです。現在は尾張町商店街が運営する文化館になっています。

建物は明治に建てられた和風の銀行建築と同様の黒漆喰仕上げの塗篭土蔵造り。腰壁は石造りです。黒い鉄製の両開き扉や窓の格子など、銀行だったことがうかがえる威厳のある外観です。石川県有形文化財の土蔵造り、平屋建て。

尾張町町民文化館
旧金沢蓄財銀行本店
1907(明治40)年
石川県有形文化財
設計 : 長岡平三
施工 : 不明
金沢市尾張町1-11-8
撮影 : 2017.3.8
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訪ねたときは閉まっていました。これ以降の内部写真はネットから借用しています。
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by gipsypapa | 2017-11-23 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(0)

北國銀行武蔵ヶ辻支店

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金沢駅の兼六園口から東に進むと、近江町市場の手前にレトロな建物、北國銀行武蔵ヶ辻支店(ほっこくぎんこうむさしがつじしてん)があります。元は加能合同銀行本店として昭和初期に建てられた銀行建築ですが、当時としてはモダンな外観です。明るい褐色のレンガ風タイル張りで、教会を思わせる縦長の尖塔アーチを三つ並べたファサードが印象的です。

設計は渡辺節建築事務所で日本興業銀行本店、ダイビル本館、綿業会館などの設計に携わり、独立後は近三ビルジング関西大学簡文館世界平和記念聖堂などの個性的な洋風建築のほかにも三養荘新館などの和モダンな建物を数多く手がけた村野藤吾です。鉄筋コンクリート造り3階建て。

北國銀行武蔵ヶ辻支店
旧加能合同銀行本店
1932(昭和7)年
設計 : 村野藤吾
施工 : 清水組石川県金沢市青草町88
撮影 : 2017.3.8
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外観が新しく見えるのは、近江町市場の再開発時に少し東側へ移設した際に改修されたためと思われます。
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by gipsypapa | 2017-11-20 08:16 | 建築 | Trackback | Comments(4)

三国町の旧森田銀行本店

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旧森田銀行本店は三国町で最も有名なレトロ建築です。森田銀行は1894(明治27)年に、三国湊で北前船の廻船業であった森田家当主の森田三郎右衛門によって設立されました。一時は福井県内で有数の有力銀行でしたが、海運の衰退や金融恐慌から福井銀行に合併され、歴史の幕を閉じたそうです。近年まで福井銀行三国支店として営業されていたそうですが、現在は町の観光施設になっています。

外観は西欧の古典主義的なデザインで、小豆色のタイルと人工石を貼っています。内部は1階が吹き抜けで、いくつかの小部屋があり、2階は回廊に囲まれ、背後に会議室があります。設計は横浜市開港記念会館や長崎県庁を手がけた山田七五郎で、大工棟梁は地元の四折豊。国の登録有形文化財で県内最古の鉄筋コンクリート造り、2階建て。

旧森田銀行本店
1919(大正8)年
登録有形文化財
設計 : 山田七五郎
施工 : 四折豊
福井県坂井市三国町南本町3-26
撮影 : 2017.3.7
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うれしいことに入館無料でした。
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壁に架かっている不思議なもの。
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灯具もすばらしい。
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天井の豪華な漆喰模様。
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2階へ。
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ここから頭取が店先を監視していたんでしょう。
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by gipsypapa | 2017-11-14 10:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)

黒壁ガラス館本館

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長浜では最も有名な観光名所でしょう。北国街道に面した古い街並に「黒壁スクエア」という一角があります。明治時代からある古い銀行を改装した「黒壁ガラス館」を中心に、ガラスショップや工房、ギャラリー、レストランやカフェなど、さまざまな店が立ち並び観光客で賑わっています。

建物は黒壁銀行の愛称で親しまれた、国立第百三十銀行の長浜支店でした。明治期には土蔵造の銀行が多く建てられましたが,滋賀県下における初期の事例のひとつだそうです。伝統的な黒壁の土蔵造りに、軒蛇腹,上下窓,天井飾などに洋風の意匠を取り入れた建物です。国の登録有形文化財の木造2階建て。

黒壁ガラス館本館
旧国立第百三十銀行長浜支店
1900(明治33)年
登録有形文化愛
設計 : 木村音右衛門
施工 : 木村組か
滋賀県長浜市元浜町12-38
撮影 : 2016.11.18
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ガラス製品のショップなので入場は自由です。
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銀行なので1階は吹き抜け。2階部分は回廊になっています。
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ヴェネツィアにいるようです。
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夜も傍を通りました。
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by gipsypapa | 2017-08-03 08:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)

アルモニービアン(旧日本勧業銀行松本支店)

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松本城に向かう大名町通りにある歴史的建造物。日本勧業銀行松本支店として建てられたもので、2003年に銀行統合のために閉鎖されて建物存続の危機がありましたが、市民など、2万人の署名活動や市民募金がおこなわれ、解体を免れたそうです。現在はアルモニービアン(HARMONIE BIEN)という、ホテル併設型のウェディング施設になっています。

建物は銀行らしい、重厚さのなかに華やかさを感じさせるデザインです。外壁は石張り風にし、先が尖った、独特な形状をしたアーチの開口部が正面に7連、側面と背面に各3連並んでいるのが特徴。長野県の近代建築の代表例の一つとされて、商業都市の松本を象徴する建物です。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、3階建て、一部地下1階、塔屋付。

アルモニービアン
旧日本勧業銀行松本支店
1937(昭和12)年
登録有形文化財
設計 : 日本勧業銀行営繕課
施工 : 清水組
長野県松本市大手3-5-15
撮影 : 2016.7.12
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このアーチが美しい。教会にありそうな形です。
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側面は「じゃらんカメラ」というブログから借用しています。以下、内部写真は食べログから。
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by gipsypapa | 2017-07-17 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(4)

みずほ銀行徳島支店

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もともとは日本勧業銀行の支店として建てられた建物で、第一勧業銀行からみずほ銀行と名前が変わりましたが、現在もそのまま使われています。銀行らしい様式主義の外観で、コリント式柱頭の5本のオーダーとその間に並ぶ半円アーチ窓が特徴。古典主義の意匠ながら、重厚というより軽快な印象です。鉄筋コンクリート造り、2階建て。

みずほ銀行徳島支店
旧日本勧業銀行徳島支店
1929(昭和4)年
設計・施工 : 不明
徳島市東船場町1-24
撮影 : 2016.3.28
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ネット情報では設計は國枝博、施工が竹中工務店というのがありましたが、作品リストなどで確認できなかったので「不明」としました。
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駐車しているトラックが邪魔です。
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横に回ったり、しばらく待ちましたが、トラックは動かず。
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なんとなく近接撮影ができませんでした。
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文字が消えかかっています。「みずほ」でも「日本勧銀」でもないようです。
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側面は装飾がありません。

by gipsypapa | 2017-06-21 08:52 | 建築 | Trackback | Comments(2)