タグ:石川 ( 69 ) タグの人気記事

和倉温泉 加賀屋

c0112559_08235555.jpg
加賀屋は和倉温泉では最も有名な旅館。というか、昭和,、平成天皇をはじめとする著名人が泊まったことで広く知られている高級旅館です。創業は明治39年の老舗。屋号は、創業者の小田與吉郎が加賀国津幡(現在の石川県河北郡津幡町)の出身であることに由来するとか。

創業当時の建物は残っておらず、すべて新しく建て替えられたもので、地上20階、約1,450名の収容人員を持つ全国最大級の旅館です。

加賀屋
詳細 : 不明
石川県七尾市和倉町ヨ部80
撮影 : 2017.6.5 & 6
c0112559_08251527.jpg
旅行新聞新社が主催する「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」(全国の旅館業者の中から選定)の総合部門1位を36年連続受賞しました。
c0112559_08263071.jpg
しかしこの年、2017年は総合3位にランクが下がり、連続1位の記録が途絶えたのでした。↑ の写真はウィキペディアから。
c0112559_08273501.jpg
私が泊まった「渡月庵」から目の前に見える「加賀屋」。夕食時、仲居さんとの世間話のついでに聞くと下がった理由は・・・
c0112559_08282645.jpg
外国人ツアー客を多く受け入れるようになったから、だそうです。
c0112559_08291613.jpg
国内ツアーはよく新聞チラシで見たのですが、最近は、海外ツアーも受け入れないと成り立たないのでしょう。
c0112559_08304453.jpg
ちなみに2017年の総合1位は八幡屋(福島県石川町)で、2位は白玉の湯 泉慶・華鳳(新潟県新発田市)です。
c0112559_08321760.jpg
c0112559_08323938.jpg
この写真以降はネットから借用しています。
c0112559_08333188.jpg
ラウンジです。
c0112559_08340349.jpg
c0112559_08342289.jpg
c0112559_08343907.jpg
c0112559_08345439.jpg
加賀屋の名前を広めた、仲居さんが列を作って送迎する様子です。

by gipsypapa | 2018-02-20 08:35 | 建築 | Trackback | Comments(0)

和倉温泉 渡月庵

c0112559_08371216.jpg
初日の夜は和倉温泉の渡月庵(とげつあん)に泊まりました。大正ロマンの宿というネーミング通り、大正4年に芝端館(しばはなかん)という屋号で営業を開始した温泉旅館です。当時は本館と別館があったそうですが、本館はすでになく、現在の渡月庵は別館だった建物です。

建物は平成14年に改修されましたが、そのときに目の前の入り江に架かる渡月橋の名前をとって渡月庵に改名されたとか。和倉温泉の多くの旅館は、すべて新しく建て替えられているため、ここが現存する最も古い建物です。木造2階建て。

渡月庵
旧柴端別館
1915(大正4)年 / 1992(平成4)年改修
設計・施工 : 不明
石川県七尾市和倉町タ部1
撮影 : 2017.6.5 & 6
c0112559_08424114.jpg
c0112559_08434908.jpg
渡月橋からの眺めが素晴らしい。この橋の周辺は埋立地です。
c0112559_08443230.jpg
ちなみにこの入り江の渡月庵側の淵が昔の海岸線でした。
c0112559_08451978.jpg
昔は宿の往来は舟だったそうです。
c0112559_08471897.jpg
c0112559_08474262.jpg
c0112559_08480704.jpg
c0112559_08482581.jpg
玄関は向かって左側の引っ込んだところ。
c0112559_08490201.jpg
c0112559_08491568.jpg
案内されたのは2階の入り江に面した中央の部屋でした。
c0112559_08501692.jpg
c0112559_08503444.jpg
c0112559_08505190.jpg
檜や屋久杉など、当時最高のものを使ったといわれています。
c0112559_08514348.jpg
数寄屋造りの歴史を感じる佇まい。
c0112559_08521841.jpg
広い縁側からの眺めがいいです。
c0112559_08535026.jpg
向こうに見えるのが渡月橋。その向こうのビルのようなのが、あの「加賀屋」の一部です。加賀屋については明日に。
c0112559_08553839.jpg
昔は海岸線にあったのに、埋め立てられて眺めが制限されてしまいました。
c0112559_08561977.jpg
手前が昔の海岸線。
c0112559_08570619.jpg
c0112559_08572438.jpg
c0112559_08574139.jpg
c0112559_08575861.jpg
c0112559_08581472.jpg
c0112559_08583076.jpg
c0112559_08584824.jpg
大浴場の入り口。
c0112559_08592309.jpg
c0112559_08594200.jpg
男湯には浴槽が二つありました。
c0112559_09002453.jpg
食事は大広間で。
c0112559_09011464.jpg
c0112559_09013563.jpg
c0112559_09015893.jpg
夕食は海の幸と和牛のステーキがメインでした。
c0112559_09024452.jpg
ピクチャレスクな夜景。
c0112559_09031735.jpg
c0112559_09033286.jpg
柴端別館時代の写真がネットにありました。釣りをしていますね。海岸線だった証拠です。
c0112559_09040731.jpg
向かって左の建物は今はなき本館。

by gipsypapa | 2018-02-19 09:04 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の町並み

仙対橋の東側を散策して、駅に戻りました。東側のレトロ風な建物をいくつか紹介します。
撮影 : 2017.6.5

広島屋呉服店
c0112559_09040907.jpg
切妻屋根に白いタイル張り外壁の蔵。洋風な意匠が印象的です。鉄筋コンクリート造り?、2階建て。

広島屋呉服店
詳細 : 不明
石川県七尾市塗師町63
c0112559_09043132.jpg
c0112559_09051395.jpg
1階が車庫として使われていますが、この車、どうやって入れたのでしょう。
c0112559_09054632.jpg
隣に「廣島屋」の看板が見えます。呉服店らしいです。この店の蔵なんでしょうか。

伊久留鮮魚店
c0112559_09070853.jpg
こちらは和風ですが、2棟がくっついたような不思議な形。更に右側の店舗の奥にも建物がくっついているように見えます。木造2階建て。

伊久留鮮魚店
詳細 : 不明
石川県七尾市作事町9-2

これ以降の2枚の写真は伊久留鮮魚店に似ていますが、違う建物でした。どこにあったかも今となっては分かりません。
c0112559_09074985.jpg
縦長窓は洋風。全面茶色の下見板張りです。
c0112559_09091203.jpg
2棟は廊下でつながっているようです。

無名の蔵
c0112559_09101002.jpg
古そうな蔵がありましたが、詳細は不明です。

無名の蔵
詳細 : 不明
石川県七尾市塗師町63 付近
c0112559_09105039.jpg
茜屋珈琲茶房

c0112559_09114264.jpg
一本杉通りの鳥居醤油店と「歩らい」の間にある、いわゆる喫茶店です。町家が多い町並みでは目立つ存在ですが、新しそうなので省略していましたが最後に。

茜屋珈琲茶房
詳細 : 不明
石川県七尾市一本杉町31-12
c0112559_09121999.jpg
食べログの写真です。これから駅へ向かいます。
c0112559_09125809.jpg
リボン通りという商店街がありました。
c0112559_09133196.jpg
近くのショーウィンドウの向こうに黒猫。
c0112559_09140641.jpg
駅前大通です。
c0112559_09143875.jpg
七尾駅。ここから「のと鉄道」に乗って、この日の宿がある和倉温泉へ。

by gipsypapa | 2018-02-17 09:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の神野邸

c0112559_08185543.jpg
仙対橋の東側にあるもう一つの洋風建築は神野邸です。歯科医院として建てられた洋風の町家で、外壁はモルタル仕上げで目地を切って石造り風にしています。1階窓枠上の装飾や最上部軒下のデンティル(歯型装飾)など凝った意匠の看板建築で、国の登録有形文化財に指定されている木造2階建て。

神野家住宅主屋
1934(昭和9)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
石川県七尾市塗師町36-1
撮影 : 2017.6.5
c0112559_08201222.jpg
c0112559_08202928.jpg
c0112559_08204297.jpg
c0112559_08205667.jpg

by gipsypapa | 2018-02-16 08:21 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の春木屋洋品店

c0112559_07511263.jpg
一本杉通りを引き返し、再び仙対橋を渡って東側に移動しました。この通りは旧内浦街道というそうです。

最初に目に付いた洋風建築が春木屋洋品店です。呉服商だった春木屋商店の洋服部として建てられたそうです。外観はモルタル塗りで、1階部分は中央に円柱を立て、2階には半円アーチ窓を並べて両脇に装飾を施すなど、大正期としては貴重で、洗練された洋風意匠を取り入れた看板建築です。国の登録有形文化財の木造2階建て。

春木屋洋品店
旧春木屋商店洋服部
1921(大正10)年/1956(昭和31)年改修
登録有形文化財
設計・施工 :不明
石川県七尾市桧物町5
撮影 : 2017.6.5
c0112559_07522335.jpg
1階が店舗で、2階は裁縫仕立の作業場だったとか。
c0112559_07531452.jpg
c0112559_07532732.jpg
c0112559_07540229.jpg
c0112559_07541553.jpg
c0112559_07542714.jpg
文化庁の文化遺産オンラインにあった2階内部の写真です。

by gipsypapa | 2018-02-15 07:54 | 建築 | Trackback | Comments(0)

七尾市一本杉通りの文化財建築

一本杉通りを西に進みます。この通りは古い町家が立ち並ぶ歴史を感じるところですが、これまで紹介した鳥居醤油店、高澤ろうそく店、旧上野啓文堂、北島屋茶店主屋のほかにも文化財に指定されている建物がありますので、まとめて紹介します。

勝本邸
c0112559_08541414.jpg
最初は勝本邸です。明治38年の大火以前の伝統的な七尾町屋の風情を伝えていて、内部は吹き抜けになっていて、巨大な梁などの木骨組みや雰囲気など、保存状態が良好であることから、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

勝本家住宅主屋
1897(明治30年)ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市一本杉町123
撮影 : 2017.6.5
c0112559_09013622.jpg
文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

赤倉邸
c0112559_09034327.jpg
一本杉通りを更に西に進むと、もう1軒、町家建築の赤倉邸があります。住所が魚町に変わりますが一本杉通りの一部といってもいいでしょう。

ネット情報では、赤倉家は江戸後期から幕末にかけて鉄くずの回収業を営み、4代目が商売を発展させ金物店を開業。この建物は5代目が明治38年に大火で消失した店を明治39年頃に再建したものだそうです。現在、商売はしていないとか。

建物は典型的な町家で、2階正面の格子や袖卯建など、伝統的な町家の表構えを残すとして、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

赤倉家住宅主屋
旧赤倉屋金物店
1911(明治39)年ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市魚町110
c0112559_09044383.jpg
c0112559_09050050.jpg
これも文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

伊勢福ふとん店
c0112559_09055886.jpg
一本杉通りの最後、伊勢福ふとん店です。こちらは文化財登録はされていませんが、入り口がアルミサッシのガラス戸になっていますが、手手物自体は古そうな町家建築です。木造2階建て。

伊勢福ふとん店
詳細 : 不明
石川県七尾市一本杉町85
撮影 : 2017.6.5
c0112559_09063880.jpg
電話2616番。少なくとも大火以降の築でしょう。「ふとん仕立て」や「わた打ち直し」という言葉は最近聞きませんね。

by gipsypapa | 2018-02-14 09:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の「しら井」

c0112559_08033544.jpg
一本杉通りで存在感がある建物があります。昆布・海産物店の「しら井」です。北前船の寄港地、七尾を代表する昆布屋で創業80年になるとか。店の前に北前船の錨が置いてあり、レトロな感じですが建物自体は新しいようです。木造2階建て。

しら井
築年 : 不明
設計 : 高木信治建築研究所
施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町100
撮影 : 2017.6.5
c0112559_08041377.jpg
c0112559_08043510.jpg
屋根の上に煙出しのようなものがありますね。
c0112559_08051471.jpg
1階には「ミニギャラリー玉藻」があります。
c0112559_08061807.jpg
c0112559_08063506.jpg
北前船の錨が飾ってありました。
c0112559_08072593.jpg
c0112559_08074269.jpg
これ以降の店内の写真はネットから借用しています。
c0112559_08082990.jpg
c0112559_08084285.jpg
c0112559_08090036.jpg
2階建てですが、一部は吹き抜けのようです。
c0112559_08093380.jpg
柱や梁は見事な黒い木材。黒檀?
c0112559_08100682.jpg
c0112559_08102183.jpg

by gipsypapa | 2018-02-13 08:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の高澤勇吉商店

c0112559_08215076.jpg
一本杉通りにある高澤勇吉商店という酒屋。小さな町家建築で、軒上に古い看板が並んでいます。木造2階建て。

高澤勇吉商店
昭和初期か
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町7
撮影 : 2017.6.05
c0112559_08233612.jpg
最初の写真はストリートビューから。私が通りかかったときは、店の前に止まっているトラックに店主と思わしき人が乗っていました。株式会社なんですね。
c0112559_08241025.jpg
レトロです。
c0112559_08243529.jpg
隣の明治堂というパン屋も気になります。
c0112559_08250743.jpg
c0112559_08252237.jpg
ネットにあった写真です。

by gipsypapa | 2018-02-12 08:25 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の北島屋茶店

c0112559_08355221.jpg
一本杉通りにある小さな町家。七尾の大火前の明治37年に北前船の廻船問屋として活躍した津田嘉一郎の別宅として建てられたものだったそうです。昭和8年に改造して茶舗になり、今も営業しています。

大火以前に遡る稀少な建物で、伝統的な腕木構造を伝える典型的な七尾町家として国の登録有形文化財に指定された、木造2階建て。

北島屋茶店主屋
1904(明治37)年 / 1933(昭和8)年改造
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町54
撮影 : 2017.6.05
c0112559_08363992.jpg
c0112559_08365689.jpg
c0112559_08371130.jpg
電話三番。歴史を感じます。
c0112559_08374281.jpg
これ以降はネットにあった写真を借用しています。
c0112559_08383380.jpg
c0112559_08384816.jpg
石臼を使った「抹茶挽き」体験ができるようです。
c0112559_08392115.jpg


by gipsypapa | 2018-02-10 08:40 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の暮らしの雑貨店「歩らり」(旧上野啓文堂)

c0112559_08021535.jpg
町家建築が並ぶ一本杉通りでは珍しい洋風の看板建築があります。万年筆専門文具店の上野啓文堂だった建物。正面ファサードはモルタル塗壁で、入り口の上部に万年筆とインク瓶のモチーフ、両脇には柱頭飾り風の特徴的な装飾を付け、2階の窓はペン先型にするなど斬新な意匠です。創業者の上野啓によるデザインと伝えられています。

万年筆専門文具店は1962(昭和37)年に閉店、その後は夛田家住宅として国の登録有形文化財の指定を受けました。現在は暮らしの雑貨店 歩らり(ぶらり)となっています。木造2階建て。

歩らり(夛田家住宅主屋)
旧上野啓文堂
1932(昭和7)年ころ
登録有形文化財
設計 : 上野啓か
施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町32-1
撮影 : 2017.6.05
c0112559_08042599.jpg
万年筆専門の店ってあったんですね。時代を感じます。
c0112559_08044237.jpg
万年筆とインク瓶のモチーフ。
c0112559_08054619.jpg
c0112559_08060117.jpg
入り口両脇の付け柱の柱頭装飾。
c0112559_08063051.jpg
窓はペン先です。
c0112559_08070764.jpg
c0112559_08072266.jpg
これ以降はネットの写真を借用しています。
c0112559_08075662.jpg
c0112559_08081871.jpg
c0112559_08083553.jpg
c0112559_08085137.jpg
c0112559_08091078.jpg
c0112559_08092481.jpg
c0112559_08094502.jpg


by gipsypapa | 2018-02-09 08:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)