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がんこ新宿山野愛子邸

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がんこお屋敷シリーズの第4弾は東京です。美容家の山野愛子氏が半生を過ごした邸宅を改装した「がんこ新宿山野愛子邸」。地下鉄東新宿駅より徒歩すぐ、通りから北側へ引っ込んだ閑静なところにありました。

建物は今まで見てきた歴史のあるお屋敷ではなく、内外ともにかなり新しいです。はっきりは分かりませんでしたが、戦後の建物かもしれません。木造2階建て。

がんこ新宿山野愛子邸
旧山野愛子邸
詳細 : 不明
東京都新宿区大久保1-1-6
撮影 : 2018.9.25
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大通りからこの細い路地を進みます。雨が降ってきました。
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1階の部屋から庭を眺めながら。
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山野さん。テレビで見たことがあります。
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食事が終わってから2階も案内してもらいました。
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廊下も・・・
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いくつかある個室も新しい。
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案内していただいた人に聞きましたが、建てられた時期については明確な答えがありませんでした。
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2階ですが小さな坪庭もあります。
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庭を見下ろして。
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雨足が弱まったようです。
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お屋敷を出て庭へ。
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このあと東京駅に戻って帰路に着きました。がんこお屋敷シリーズは東京にもう一箇所「武蔵野立川屋敷」という昭和初期のものがあります。いつかは・・・


by gipsypapa | 2019-01-07 08:02 | 建築 | Trackback | Comments(2)

早稲田大学の周辺を歩く

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早稲田キャンパスへの往復は東京メトロ早稲田駅でした。往き帰りに初めて見る周辺の風景を撮影しました。四つ角のそばにある馬場下交番。
撮影 : 2018.9.25
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穴八幡宮
東京都新宿区西早稲田2-1-11

穴八幡宮(あなはちまんぐう)は市街地に鎮座している神社。蟲封じのほか、商売繁盛や出世、開運に利益があるとされていまう。行きませんでしたが、1945(昭和20)年の東京大空襲で、建物の多くを焼失。 現在の社殿は平成になってから再建されたそうです。
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松竹山 龍泉院
東京都新宿区西早稲田1-1-12

反対側は穴八幡宮の道路を隔てて反対側にある龍泉院。日賢上人が開山となり創建した真言宗智山派寺院。豊島八十八ヶ所霊場3番、山の手三十三観音霊場15番札所となっています。
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萬年山 法輪寺
東京都新宿区西早稲田1-1-15

法輪寺は1606(慶長11)年に大本山北山重須本門寺第十二世日賢上人にて開創。1634(寛永11)年に江戸城総構の大工事のため現在の早稲田に移転したとか。
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by gipsypapa | 2019-01-05 09:43 | | Trackback | Comments(2)

慈雲山大悲院 観音寺

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早稲田キャンパスの一角に面白い寺院を見つけました。早稲田関連の建物に囲まれた道路沿いにあります。一見したらモダンな住宅かと思うような、鮮やかな色使いと打ちっぱなしコンクリートの外観。入り口の石柱がなければお寺とは思いません。

真言宗豊山派寺院の寺院で賢栄和尚が開山となり寛文13年(1682年)創建したそうです。設計は早稲田大学創造理工学部建築学科教授だった石山修武(いしやま おさむ、1944 - )で、このブログでも伊豆の長八美術館を取り上げています。

慈雲山大悲院 観音寺
1996(平成8)年
設計 : 石山修武
施工 : 不明
東京都新宿区西早稲田1-7-1
撮影 : 2018.9.25
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モダンな住宅と思いましたが、入り口に石柱。お寺でした。
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御府内八十八ヶ所霊場52番、豊島八十八ヶ所霊場52番、山の手三十三観音霊場14番札所となっています。
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by gipsypapa | 2019-01-04 08:30 | 建築 | Trackback | Comments(0)

早稲田大学  坪内博士記念演劇博物館

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坪内博士記念演劇博物館は、小説家、評論家、翻訳家、劇作家だった英文学者の坪内逍遥(つぼうち しょうよう、1859 - 1935)の古稀と、彼の1909年(明治42年)から19年間の歳月をかけた『シェークスピヤ全集』全40巻の翻訳事業の完成を記念して、早稲田キャンパス内に設立されました。

演劇博物館は日本で唯一、演劇を専門的に扱う博物館として知られています。日本だけでなく、世界各国の演劇や映像の貴重な資料を揃えています。錦絵46,800枚、舞台写真400,000枚、図書255,000冊、チラシ・プログラムなどの演劇上演資料80,000点、衣装・人形・書簡・原稿などの博物資料159,000点など、およそ100万点にもおよぶ膨大なコレクションがあるとか。

建物は左右対称で、エリザベス朝時代、16世紀のイギリスの劇場「フォーチュン座」を模して設計されたそうです。中央のハーフティンバーが印象的で、キャンパスに異彩を放つ華やかな意匠の建物です。設計は會津八一記念博物館で紹介した今井兼次ら早稲田大学営繕課の建築家。新宿区有形文化財に指定された、鉄筋コンクリート造り3階建て、地下1階

早稲田大学5号館 坪内博士記念演劇博物館
1928(昭和3)年
設計 : 今井兼次、桐山均一、江口義雄(早稲田大学営繕課)
施工 : 上遠組
東京都新宿区西早稲田1-6-1
撮影 : 2018.9.24
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正面舞台にある張り出しは舞台になっていて、両側に入り口。両翼は桟敷席で、建物前の広場は一般席になるとか。
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演劇博物館は通称エンパク(enpaku)というそうです。HPがありました。
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舞台正面にはTotus Mundus Agit Histrionem “全世界は劇場なり”というラテン語が掲げられています。
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右の入り口から入ります。
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左右対称なので階段は両側に。
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廊下はエリザベス朝の雰囲気でした。
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数多くの興味深い展示がありますが、展示室内は撮影禁止です。
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唯一、室内の撮影OKだった逍遥記念室。
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この記念室はもとは貴賓室として作られ、逍遙の来館時に使用しました。
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室内は、エリザベス朝時代の意匠を取り入れ、天井には逍遙の干支に因んだ羊の装飾が施されています。
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漆喰彫刻、いわゆる「こて絵」ですね。
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坪内逍遥博士の像。これとその次はネットにあった写真です。
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皆様、よいお正月をお迎えください。

by gipsypapa | 2018-12-31 09:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

早稲田大学 総合案内所

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大隈講堂前の広場の一角、正門脇のカフェ&大学グッズ売り場の前にある総合案内所。元はこの一帯にあった大隈重信邸の守衛詰め所だった建物です。小さな明治時代の建物で、急勾配の屋根にハーフティバーの瀟洒なデザイン。木造平屋建て。

早稲田大学 総合案内所
旧大隈邸守衛詰所
1902(明治35)年
設計・施工 : 不明
東京都新宿区西早稲田1-6-1
撮影 : 2018.9.25
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ハーフティンバーの小さな小屋に・・・
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小さなベイウィンドウ。
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総合案内所となっていますが、閉まっています。
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近くにグッズ売り場とカフェがあるので、案内所の機能はそちらに移ったのでしょう。
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ショップの右側に大隈公園の入り口。この向こうに旧大隈邸があったようです。
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これ以降はネットにあった大隈公園の写真を借用します。
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完之荘。飛騨の山村にあった古屋を邸内に移築したもので、大隈重信が静かに過ごした離れのようなもの。
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小雨が降っていたこともあり、公園には入りませんでしたが、行けばよかった。


by gipsypapa | 2018-12-30 08:42 | 建築 | Trackback | Comments(0)

早稲田大学 大隈記念講堂

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早稲田キャンパスでは最も有名でシンボル的な大隈記念講堂です。講堂は、創立者である大隈重信に対する記念事業として計画され、同大建築学科の佐藤功一教授と佐藤武夫助教授が設計し、同教授の内藤多仲が構造を担当して、昭和2年10月15日に竣工しました。

ロマネスク様式を基調としてゴシック様式を加味した、日本の近代折衷主義建築の優品として、高い価値があり、かつ多くの建築家を育てた佐藤功一の代表作としても重要であるとして国の重要文化財に指定された、鉄骨鉄筋コンクリート造り、3階建、地下1階、時計塔付。

早稲田大学21号館 大隈記念講堂
1927(昭和2)年
東京都選定歴史的建造物
設計 : 佐藤功一、佐藤武夫 / 内藤多仲(早大営繕課)
施工 : 戸田組
東京都新宿区戸塚町1-104
撮影 : 2018.9.25
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佐藤 功一(さとう こういち、1878 - 1941)は早稲田大学建築学科で永く教鞭をとり、庁舎などの設計を手がけた建築家。
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このブログでも日比谷公会堂+市政会館、仙台市青葉区の西欧館鶴舞公園普選壇(御誓文記念壇) を紹介しています。
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地下室の明り取りのガラスブロック。
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当然ながら開いてませんでしたので、これ以降はネットにあった素晴らしい内部写真を借用します。
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by gipsypapa | 2018-12-29 08:45 | 建築 | Trackback | Comments(2)

早稲田大学 會津八一記念博物館

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會津八一記念博物館は早稲田大学文学部教授を務めた美術史家の會津八一(あいづやいち)を記念して、1998年(平成10年)に早稲田大学2号館(旧・図書館)内に設置されました。

東洋美術・近代美術・考古学を主要な対象領域として2万点超の作品・資料を収蔵しているそうです。 早稲田大学の図書館として建てられたもので、1925(大正14)年に完成した、現在早稲田大学で2番目に古い鉄筋コンクリート造り。

建築家、今井兼次(1895-1987)のデビュー作です。今井兼次は早稲田大学理工学部建築学科を卒業。母校の教授を長く勤め、その後建築作品とともに教育者として研究室から優れた建築家、研究者を多数輩出した人です。この後、アップする予定の早稲田大学坪内博士記念演劇博物館や、すでに紹介した日本二十六聖人殉教記念館唐津小笠原記念館などを設計しています。鉄筋コンクリート造り、一部鉄骨造り、2階建て地下1階。

早稲田大学2号館 會津八一記念博物館
早稲田大学旧図書館
1925(大正14)年
東京都選定歴史的建造物
設計 : 今井兼次(早大営繕課)、内藤多仲、桐山均一
施工 : 上遠組
東京都新宿区西早稲田1-6-1
撮影 : 2018.9.25
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このときは閉まっていて、通り過ぎただけでした。
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これ以降の写真はネットから借用します。
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by gipsypapa | 2018-12-28 08:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

早稲田大学 早稲田キャンパス

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ライブの翌日はがんこの山野愛子邸でランチを予約しています。その前にホテルを早めにチェックアウトして早稲田大学に行くことにしました。

早稲田大学 早稲田キャンパス
東京都新宿区西早稲田1-6-1
撮影 : 2018.9.25
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キャンパスの中央にある大隈重信の銅像。
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大隈重信は佐賀藩士、つまり武士の生まれで、後に政治家として参議兼大蔵卿、外務大臣、農商務大臣、から内閣総理大臣、貴族院議員などを歴任。早稲田大学の創設者です。
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昭和初期かなと思う校舎がいくつかありますが、有名な建物は少なくよく分かりません。
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総長高田先生像。大隈内閣の文部大臣だった高田早苗という人です。
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これはネット情報がありました。6号館で昭和10年の建造。
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有名な早稲田の校歌の碑。「都の西北、早稲田の森に~」
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早稲田大学図書館は大学と同じ1882年に創立された図書館。現在の中央図書館の建物は1991年に大学100周年記念事業の一環として安部球場跡地に建設されたものです。
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大学には中央図書館、本庄分館、4つのキャンパス図書館に加え、各学部、研究科や施設に設置されている学生や教員向けの読書室、図書室、資料室まであわせると30を超える施設が存在。これらの図書館には合わせて508万冊の本が所蔵されているそうです。
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by gipsypapa | 2018-12-27 08:35 | 建築 | Trackback | Comments(2)

ジプシーバンドのライブに東京へ

ジプシーキングスの再結成という売りのグループのライブがブルーノート東京であったので、1泊の東京行きでした。
撮影 : 2018.9.24
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新幹線で東京へ。ホテルのチェックインまで時間があったので、南口からKitte に行きました。JR東京駅丸の内本屋JPタワーKitte(旧東京中央郵便局)は既にアップしています。
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JPタワー旧東京中央郵便局
1931(昭和6)年 / 2012(平成24)年建替
設計 : 吉田鉄郎(逓信省営繕課)
施工 : 銭高組、大倉土木
東京都千代田区丸の内2-7-2
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4階には旧東京郵便局長室があります。レタールームだそうです。
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テーブルの上には筆記用具があり、ここでお手紙を書いて1階の郵便局で投函します。
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この日は初めてJPタワーの旧東京中央郵便局部分(地上5階建て)の屋上に上りました。
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KITTEガーデンという緑地があって東京駅を眺める休憩スポットになっています。
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東京駅の丸の内口の本屋を違った角度で見ることができました。

JR東京駅丸ノ内本屋(東京ステーションホテル)
1914(大正3)年 / 2012(平成24)年復原
重要文化財
設計 : 辰野金吾、辰野葛西建築事務所(実施設計)
施工 : 大林組
ほか東京都千代田区丸の内1-9-1
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東京駅へ戻り・・・
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ホテルに向かいチェックイン。早めの夕食を取ってブルーノートへ。
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“チコ&ザ・ジプシーズ”のチコが栄光のグループ“ジプシー・キングス”の初期メンバーを召集した“ジ・オリジナル・ジプシーズ・リユニオン”のライブです。

ブルーノート
東京東京都港区南青山6-3-16
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1年ぶりの東京ブルーノートですが、入り口の内装が変わっていました。
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過去に出演したミュージシャンの写真が飾られています。何人、知っているでしょう。
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ライブの後のサイン会です。



by gipsypapa | 2018-12-26 08:34 | 建築 | Trackback | Comments(2)

迎賓館赤坂離宮

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千葉県の観光を終え、東京に1泊しました。翌日は以前から行ってみたかった迎賓館赤坂離宮を訪ねました。赤坂離宮は東宮御所がある赤坂御用地の北側にあります。泊まったホテルは御用地の南側だったので、東京メトロで赤坂見附から一駅乗って、四谷駅から向かいました。

迎賓館がある赤坂御用地の敷地は紀州藩徳川家中屋敷のあった場所。現在、迎賓館として使われている旧赤坂離宮は、当時の皇太子明宮嘉仁親王,後の大正天皇の住居(東宮御所)として、1909(明治42)年に完成したネオバロック様式の建築です。明治期最大の記念建築で,本格的な西欧の建築様式を採用しながら,彫刻等の装飾にはわが国独特の様式、主題を採用し,精緻な工芸技術が各所に採用されています。

設計は、工部大学校の建築学科(東京大学工学部の前身)第1期生で、J.コンドルの最初の教え子、当時は宮内省内匠寮に所属していた片山東熊(かたやま とうくま 1854- 1917)が総指揮を取りました。日本初の洋風宮殿であり、内装は洋画家の浅井忠、黒田清輝、岡田三郎助らが担当したそうです。戦後は国会図書館に転用されていた時期があったとかですが、1974(昭和49)年に村野藤吾の監修により、現在の迎賓館に改修されました。明治以降,昭和戦前に建設されたわが国の建築を代表するものの一つで,文化史的意義の特に深いものとして国宝に指定された、石造りおよび鉄骨煉瓦造り、2階建て、地下1階。

迎賓館赤坂離宮
旧東宮御所
1909(明治42)年
国宝
設計 : 片山東熊(宮内省内匠寮)
内装 : 浅井忠、黒田清輝、岡田三郎助ら
施工 : 直営
改修設計 : 村野藤吾
東京都港区元赤坂2-1-1
撮影 : 2017.7.9
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四谷駅から南下すると見えてきます。
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入場は突き当たりを右折してしばらく進んだところから。何かの行事が行われていない限り、予約無しでも入場できます。
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受付が終わったらここから階段を登って入場。入場料は1000円だったと思います。
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こんなに監視員がいるということは、入場料は彼女たちの人件費じゃない、とぼやきたくなります。内部写真は皆無。あとで、ネットの写真で紹介します。
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内覧が終わり、まず本館裏の主庭方面へ向かいました。
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本館裏側は、後に出てくる前面とは違った意匠。
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2階に並ぶオーダーやペディメントはギリシャ風です。
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こちらが主庭。見事な噴水は主庭噴水池として国宝附(つけたり)に指定されています。
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中央に皿が2段重なる西洋庭園風の噴水です。
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噴水を囲んで、伝説の生物であるグリフォンの像が4体。
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グリフィンの足元に亀がいます。全部で8体です。
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前庭のある正面へ。
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左右対称の様式主義そのもののバロック風宮殿建築です。
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両翼が湾曲して、翼を広げたよう。
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ピンコロ石が敷き詰められています。
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車寄せにある巨大な玄関ポーチは石造り。
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桔梗桐の家紋は天皇家由来でしょうか。
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左端の出っ張り部分。
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ペディメントには菊の御紋。
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屋根には金の星を散りばめた天球儀と翼を広げた金色に輝く霊鳥(鳳凰の一種)が4羽飾られています。
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天皇を『武勲の者』という印象を表現するためという、鎧武者と青銅製の甲冑・弓矢。この意匠は中にもありました。
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前庭を北へ、正面ゲートへ戻りました。
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正門哨舎。これと同じものが博物館明治村に移設されています。
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内部が撮影禁止なので、ネットにある写真などを借用します。これは入場時にもらったパンフレットです。
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内閣府のHPに内部写真があります。各部屋の解説はこのHPを見てください。これは正面玄関・中央階段。

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彩鸞の間(さいらんのま)
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花鳥の間(かちょうのま)

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朝日の間(あさひのま)
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羽衣の間(はごろものま)
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これからは迎賓館赤坂離宮のHPから。
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花鳥の間には濤川 惣助(なみかわ そうすけ 1847 - 1910)の30面の七宝額が使われています。無線七宝による絵画的表現を特色とし、京都で活躍した並河靖之と共に二人のナミカワと並び評された人です。
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どの部屋も考えられないくらい豪華絢爛。
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しかしあまりにも華美に過ぎたことや・・
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住居としての使い勝手がよくなかったことから、皇太子嘉仁親王がこの御所を使用することはほとんどなかったそうです。
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それ以前にも、片山東熊が明治天皇に完成報告したところ、贅沢すぎと叱られ、ショックで寝込んだというエピソードがあります。
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これ以降はネットにある動画をキャプチャーしてものです。
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ドローンで撮影したものが別の動画にありました。
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正門から本館へと向かう左右(東西方向)に建つ旧衛士詰所。これも国宝の平屋建て。
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和風別館の游心亭(ゆうしんてい)。洋館と同時期に、同じ片山東熊設計の和漢がありましたが、今はなく、1974(昭和49)年に、谷口吉郎の設計により新設されました。

これで関東旅行を終わります。

by gipsypapa | 2018-04-16 08:48 | 建築 | Trackback | Comments(2)