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旧ジェームス邸車庫兼運転手住宅

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 ジェームス邸と同じ敷地の北側に建つ住宅。車庫兼運転手住宅だったスパニッシュ風の小住宅で、三洋電機時代は聖泉館といわれていました。木造2階建て。

旧ジェームス邸車庫兼運転手住宅
1934(昭和9)年
設計 : 早良俊夫(竹中工務店)
施工 : 竹中工務店
神戸市垂水区塩屋町6-28
撮影 : 2014.3.16
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by gipsypapa | 2014-06-10 09:12 | 建築 | Trackback | Comments(4)

ジェームス邸本館

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 神戸市垂水区青山台・塩屋町付近に通称「ジェームス山」という明石海峡を見下ろす高台があります。神戸市西部を代表する高級住宅街として、多くの洋館が残ることで知られているところです。

 ネット情報では「1930年(昭和5年)、神戸に居住しカメロン商会を経営していたイギリス人貿易商、アーネスト・ウイリアムス・ジェームスが、当地に自邸を含めてイギリス人のための住宅地を約60棟以上ほど開発した。やがてジェームスの名を取り、この地をジェームス山と称するようになった。」そうです。

 ジェームス氏の没後は、旧邸とイギリス人住宅地を井植歳男(三洋電機創業者)が所有し、長く望淡閣という、三洋電機の迎賓館として使われてきました。現在は結婚式も行われる一般客向けの高級レストラン「ジェームス邸」になっています。

 スパニッシュ様式の瀟洒な高級住宅で、鮮やかな赤のスペイン瓦にクリーム色の壁。大きなアーチの車寄せのある玄関ポーチや橙色で、クポラ(小ドーム)の塔屋などスペイン風の明るく豪華な住宅建築です。

 設計は雲仙観光ホテル箕面市の小阪家住宅を手がけた竹中工務店の早良俊夫(さがら としお、1913-1982)。神戸市指定有形文化財の鉄筋コンクリート造2階建て、地下1階、塔屋付き。

ジェームス邸本館
1934(昭和9)年
神戸市指定有形文化財
設計 : 早良俊夫(竹中工務店)
施工 : 竹中工務店
神戸市垂水区塩屋町6-28-1
撮影 : 2014.3.1
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 この日は結婚式とかで、敷地に入れませんでいた。ということでHPにあった写真を借用します。↑ ↓
 近々、ランチにでも行きたいと思っています。
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by gipsypapa | 2014-06-09 08:53 | 建築 | Trackback | Comments(4)

雲仙観光ホテル

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 雲仙でバスを途中下車した目的は雲仙観光ホテルです。c0112559_1651787.jpgクラシックホテルの代表作のひとつ。いつものように、ここでお茶を飲んで中も見ようという魂胆でした。
 3階妻面のハーフティンバーに1階は雲仙の溶岩石を貼り、2階は丸太を使ったログハウス風。スイスの山小屋を思い出させるような、格調高いお洒落なホテルです。
エントランスを中心として両翼に伸びる客室を持つ外観は、重厚さも感じました。内装は山小屋風手斧仕上げの木を使い、絨毯やカーテンに英国のウィリアム・モリス製の織物を使うなど、高級感あふれる空間を作っています。

 設計は竹中工務店の早良俊夫(1913-1982)。竹中工務店には、藤井厚二と同期入社で、設計部にあって、初期に50を越える数多くの多彩な作品を生み出しています。作風は、様式主義を基本としつつ、初期モダニズムのさまざまな造形を試行し、インターナショナル・スタイルまで展開したといわれています。c0112559_16515039.jpg現存作品としては、神戸のジェームス邸(1934年)が有名です。登録有形文化財の木造一部鉄筋コンクリート造、地上3階、地下1階建て。

雲仙観光ホテル
1935(昭和10)年
登録有形文化財
近代化産業遺産
設計 : 早良俊夫(竹中工務店)
施工 : 竹中工務店
長崎県雲仙市小浜町雲仙320
撮影 : 2009.5.19
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 アルプスのロッジのような自然に溶け込んだ建物です。
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広々としたエントランス・ロビー。天井は低いのですが、巨大な木梁が見ものです。
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数段のステップを上がったところにあるバー。
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見どころの一つである大食堂。ここはRC梁と木根太の天井が不思議な雰囲気を醸し出しています。
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エントランスの正面には3階まで続く階段が目を引きます。この階段の木部は手斧仕上げ、床はウイリアム・モリスの絨毯が使われています。
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2階の客室も格調高い木製のドア。
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 テラスは山小屋風です。
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by gipsypapa | 2010-03-12 17:08 | 建築 | Trackback | Comments(6)

箕面の小阪家住宅

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 澤村家住宅の北側にある住宅。住宅改造博覧会に日本建築協会の出品住宅としてつくられたもので、正面にアーチの玄関ポーチを持ったシンメトリーのファサードが当時としては斬新でお洒落な意匠です。とはいえ、正面以外の3面は切妻にで、ハーフティンバー様式なので、写真だけを見たら、別の建物と勘違いしそうです。箕面市都市景観形成建築物に指定された、木造2階建て。

 原案は竹中工務店の早良俊夫。竹中工務店では50を越える数多くの多彩な作品を生み出しています。現在の竹中調デザインに通じる装飾性を加味したモダニズム・デザインの基礎を築いた建築家の一人といわれています。現存する早良の作品としては、神戸市にある大邸宅「ジェームス邸(1934年)」と長崎県にある竹中工務店初の設計施工ホテルとなった「雲仙観光ホテル(1935年)」が有名です。(竹中工務店:「16人の建築家」より。

 ちなみに桜が丘にある当時の建物で、国の登録有形文化財と箕面市都市景観形成建築物の指定が重複していたり、どちらか一つだったりして、ややこしいので、ここで整理しておきます。

今戸家住宅 : 国・箕面
藤森家住宅 : 国
澤村家住宅 : 国・箕面
小阪家住宅 : 箕面

小阪家住宅
日本建築協会出品住宅第三号
1921(大正10)年
箕面市都市景観形成建築物
設計 : 早良俊夫+日本建築協会
施工 : 大阪住宅経営
大阪府箕面市桜ヶ丘2
撮影 : 2008.12.29
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  フレンチかイタリアンレストランの入口のようなお洒落な玄関。こちらの面に屋根窓があります。
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  横に廻ったら、北側も・・・
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  東側も切妻にハーフティンバーの意匠です。
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by gipsypapa | 2009-02-05 15:00 | 建築 | Trackback | Comments(2)