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名古屋市役所へ再び

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愛知県庁の北隣が名古屋市役所。県庁の5年前に建てられました。この建物も9年ぶりの訪問。愛知県庁と同様にそのときは登録有形文化財でしたが、今は重要文化財に格上げされています。今回は中を見ることが出来ました。

昭和初期に昭和天皇の即位御大典の記念事業として建設されました。懸賞募集に当選した平林金吾の案を基に,名古屋市建築課が設計。設計に当たっては,近代的な建築に和風の屋根を載せる帝冠様式のはしりとされる神奈川県庁舎の設計スタッフを招聘したといわれています。

塔の屋根は名古屋城を意識したもので,頂部に四方睨みの鯱を載せています。隣接する愛知県庁舎のデザインに影響を与えたそうです。国の重要文化財の鉄骨鉄筋コンクリート造り5階建て、地下1階、塔屋付。

名古屋市役所本庁舎
1933(昭和8)年
重要文化財
設計 : 平林金吾(コンペ原案)、名古屋市建築課
施工 : 大倉土木
愛知県名古屋市中区3-1-1
撮影 : 2017.11.7
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中央にそびえ立つのはシンボルの時計塔。
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ここも何事もなく中へ入ることが出来ました。
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玄関ホールの柱や階段手すりは大理石が使われ、アーチ部分には文様を刻んだテラコッタ。
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大理石は山口県産の「小桜」というもので、国会議事堂の余材を使用したそうです。
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廊下の腰部がタイル貼りなのは、昭和初期らしいです。
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大理石の階段と装飾された灯具。愛知県庁は質素でしたが、ここは豪華です。
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レリーフがありますが、詳細はわかりませんでした。
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1階床の市松模様もおしゃれです。
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これ以降はネットの写真を借用しています。屋根を二層にした塔の頂上には、四方にらみのしゃちを載せ、名古屋城を意識した意匠。
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市長の執務室。河村たかし市長の部屋ですね。
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貴賓室と、
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円形議場です。

名古屋編はこれで終わります。次回から長野です。

by gipsypapa | 2018-07-31 08:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

愛知県庁を再訪

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大津通りには県庁と市役所という、いずれも昭和初期に建てられた官庁建築が並んでいます。まずは南側の愛知県庁から。9年前にもたずねて、一度このブログにアップしました。そのときは国の登録有形文化財でしたが、今は重要文化財に格上げされました。

昭和天皇御大典の記念事業として、名古屋市役所の5年後の昭和13年。中区新栄から現在の場所へ移転するときに建てられました。 名古屋城や隣接する名古屋市庁舎を意識して城郭風の瓦屋根を載せた日本固有の様式を強調した、いわゆる帝冠様式の建物です。

西村好時と渡辺仁による基本設計を基に、愛知県営繕課が実施設計。近代的な建築に和風の屋根を載せた、いわゆる帝冠様式の代表的建築です。 鉄骨鉄筋コンクリート造り、6階建て、地下1階、塔屋付きの国の重要文化財。

愛知県庁本庁舎
1938(昭和13)年
重要文化財
設計 : 西村好時、渡辺仁、愛知県建築部営繕課
施工 : 戸田組
愛知県名古屋市中区3-1-2
撮影 : 2017.11.7
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今回は中に入ってみました。経験上、庁舎は人の出入りが多く、基本的に出入りは自由なのが分かりました。
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少なくとも受付があれば、声をかければOKがほとんど。ここは受付もありませんでした。
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エレベーターは古そうです。
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一応、上層階まで登ってみましたが、次回アップする名古屋市役所と比べて、装飾が少ない普通の役所です。
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これ以降の写真はネットにあったものを借用しています。
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議場。
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貴賓室。さすがに見るべきものがありますね。
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これは知事室のようです。

by gipsypapa | 2018-07-30 08:45 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋の外堀通りを歩く

名古屋城の南側を東西に走る外堀通りを東に進みました。名古屋城の外堀は北西側には水がありますが、南東側は空堀になっています。外堀通りは道幅が広い道路で、頭上には名古屋高速都心環状線が通っています。現代的な建物が並ぶ通りですが、途中に名古屋東照宮などの歴史的建造物をいくつか発見することが出来ます。
撮影 : 2017.11.7

呉服加島屋
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町家風の小さな2階建て。呉服店で着物の染色も手がけているようです。

呉服加島屋
詳細 : 不明
名古屋市中区丸の内2-2-7
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本町橋
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外堀に架かる橋のひとつ。明治末期に架けられた橋です。

本町橋1911(明治44)年
設計・施工 : 不明
名古屋市中区丸の内3-1-6
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ごらんのように、堀には水がなく草木が生い茂っています。

ライオンヘルスパークのライオン像
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本町橋を東に進むとブランコなどの遊具が少しだけある小さな公園があります。公園の西の端に台座に乗ったライオン像を発見。名古屋城関連の狛獅子かと思い、道路の反対側を見ましたが、相方はいません。単独の像です。

ライオンヘルスパーク・ライオン像
1954(昭和28)年
名古屋市中区3-2-7
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台座の解説文によると、かつてここはライオンヘルスパークという温室のある公園で、この像はライオン歯磨株式会社が寄贈したものだそうです。
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この写真はネットから借用しています。ほとんど知る人もなく、ひっそりと座っています。このまま残して欲しいものです。

大津橋
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さらに東に進みます。外堀と大津通りの交点に架かる大津橋。この橋は、9年前にもアップしていますが、もう一度。大津通りは県庁や市役所のある官庁街から南へ、栄、大須、金山に向かう名古屋の南北の目抜き通りの一つです。欄干にあるベイス(飾り花瓶)と球形電球が4本ある照明がレトロ感を出しています。 設計は名古屋市と思われます。

大津橋
1933(昭和8)年
設計・施工 : 不明
名古屋市中区丸の内3-4
撮影 : 2017.11.7
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これ以降は9年前の写真です。
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これから愛知県庁と名古屋市役所を見て名古屋城の東門近くまで戻ります。

by gipsypapa | 2018-07-29 09:53 | 建築 | Trackback | Comments(0)

坂文種報徳会本町ビル(堤靴店)

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名古屋城の外堀通りをさらに東に進み、本町端から本町通りを南に行くと、京町通りとの交差点手前に店舗兼住宅のレトロな建物があります。1階が店舗で2階以上が住居の洋風ビル。いくつかあるネット情報では坂文種報徳会(ばんぶんたねほうとくかい)本町ビルとなっていますが、グーグルマップではその表示はなく堤靴店となっています。

ファサードはいかにも昭和初期らしい意匠で、壁面の窓周りをアーチ状にへこませ、縦線を強調しています。相当年季が入っていますので、この先が不安になる建物でした。鉄筋コンクリート造り、3階建て。

坂文種報徳会本町ビル
1931(昭和6)年
設計 : 広瀬商会
施工 : 不明
愛知県名古屋市中区丸の内3-1-32
撮影 : 2017.11.7
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店舗はどれも閉まっています。手前の煉瓦張りは改造したのでしょうが、どう見ても改悪です。
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Cut Club Dolphin のネオン。美容室?入り口を改造している部分にあったのでしょうが、営業している気配はありません。
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グーグルマップに表示されている堤靴店。
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乗馬用品とは珍しい。
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自分は気づきませんでしたが、ネットにこんな写真がありました。
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by gipsypapa | 2018-07-27 08:14 | 建築 | Trackback | Comments(0)

名古屋の那古野神社

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名古屋東照宮の東に隣接する那古野神社(なごやじんじゃ)です。創建は醍醐天皇の御代、延喜11年(911年)といわれています。現在の中区丸の内にありましたが、廃藩置県により明治9年に現在地に移されたとか。

この神社も1945(昭和20)年の空襲で焼失したのため戦後再建されたものです。また境内にあった神楽殿は戦災を免れたましたが、これも1992年(平成4年)に火災で焼失して再建されました。

那古野神社
1946(昭和20)年以降
設計・施工 : 不明
愛知県名古屋市中区丸の内2-3-17
撮影 : 2017.11.7
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向こうに見えるのは名古屋東照宮の福寿稲荷社です。
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神楽殿は古く見えますが、平成になって再建されたもの。
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本堂は戦災で消失したため戦後に再建されました。
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本堂前の狛獅子。
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神楽殿前にもう一対。
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by gipsypapa | 2018-07-26 08:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋東照宮

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紀州東照宮を見てきたので、同じ徳川御三家の尾張名古屋でも東照宮を訪ねました。名古屋城の南を東西に走る外堀通りにあります。

名古屋東照宮は尾張藩初代藩主の徳川義直が1619(元和5)年に三之丸に建立。創建当時の境内は3600坪もあり、社殿などに極彩色が使われた華麗なもので、三之丸東照宮と呼ばれていました。東照宮としては最も豪華だったそうです。

しかし、ここも名古屋城と同じように1945(昭和20)年5月空襲で焼失してしまいました。そのため1954(昭和29)年に市内の建中寺から義直の正室春姫の御霊屋(みたまや)を移築して社殿としたそうです。この御霊屋は1651(慶安4)年に万松寺境内に建てられ、1914(大正3)年に建中寺へ移築されたものでした。

名古屋東照宮(三之丸東照宮)
1651(慶安4年)/ 1954(昭和29)年移設
愛知県重要文化財
設計・施工 : 不明
愛知県名古屋市中区中区丸の内2-3-37
撮影 : 2017.11.7
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道幅が広い外堀通には入り口がありません。
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細い道を南に下ったところに鳥居があります。
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鳥居は銅板のようなもので覆われていますね。
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鳥居をくぐって左折すると正面に見えるのは唐門です。
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唐門の向こう側に本殿。唐門の格子の隙間から撮影できます。
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末社の福神社。正面にあるのは鏡ですね。
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こちらは福寿稲荷社。
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by gipsypapa | 2018-07-25 08:08 | 建築 | Trackback | Comments(6)

名古屋能楽堂

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名古屋城西南にある正門を出たら目の前にある名古屋能楽堂。総木曾檜造りの能舞台があり、630席の観客席を有する地方自治体では最大の能楽堂です。「愛知まちなみ建築賞」を受賞した、鉄筋コンクリート造り平屋建て、地下1階。

名古屋能楽堂
1997(平成9)年
設計 : 名古屋市建築局、大江宏建築事務所
施工 : 清水・間・永楽特別企業体
愛知県名古屋市中区三の丸1-1-1
撮影 : 2017.11.7
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名古屋城の正門をでると目の前に入り口があります。
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日本料理店が併設。
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なにやら正装した女性がたくさん立っていました。
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聞いてみると、どこかの学校の行事が行われていて、子供たちを迎えに来ているとか。
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名古屋で有名な私立校だったのですが、名前は忘れました。
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そのまた南側には加藤清正像。清正像は名城公園内にもありました。彼は城主じゃないのですが。
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能舞台の写真はネットから借用しています。
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演能の解説を聞くことが出来るイヤホンガイド設備があるそうです。
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by gipsypapa | 2018-07-24 08:20 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名城公園 乃木倉庫

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名古屋城の御深井丸(おふけまる)に明治初期に建てられた倉庫が残っています。乃木希典(のぎまれすけ)将軍が明治5年(1872)頃に名古屋に赴任したことにちなんで名付けられた乃木倉庫で、旧陸軍の火薬庫でした。

煉瓦造り、白漆喰塗りの外壁に切妻屋根の桟瓦葺き。コーナーも漆喰で石積み風に見せるなど、明治初期としては高度な技術が使われています。国の登録有形文化財の煉瓦造り、平屋建て。

乃木倉庫
旧歩兵第六聯連隊弾薬庫
1874(明治7)年ころ
設計・施工 : 不明
愛知県名古屋市中区本丸1-1
撮影 : 2017.11.7
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昭和20年(1945年)5月の名古屋空襲により天守閣、本丸御殿等は焼失してしまいましたが、この倉庫のみは無事でした。
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空襲が始まる前からこの倉庫に避難させてあった障壁画の一部は現在まで残っているそうです。
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本丸御殿に飾られている襖絵の現物もここにあったのでしょう。
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入口扉には銅板が張られています。
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すぐ西側に小さな池水の庭があります。
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ここに庭があるのはほとんど知られていません。小さいけど、いい感じの庭です。

by gipsypapa | 2018-07-23 07:49 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋城 御深井丸展示館

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御深井丸(おふけまる)は本丸の北西に位置し、本丸の後衛を担う郭があったところです。本丸とは不明御門で連絡し、本丸北側の御塩蔵構(おしおぐらがまえ)や西之丸とも狭い通路でつながっていたそうです。

この一角は観光客が少ない場所で、ひっそりしていますが、そこに平屋建ての御深井丸展示館があります。内部は郷土の人形や玩具を展示しているところで、外壁沿いにはベンチがあり、飲み物の自動販売機もある休憩所を兼ねた建物です。木造平屋建て。

名古屋城 御深井丸展示館
詳細 : 不明
愛知県名古屋市中区本丸1
撮影 : 2017.11.7
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天守閣北側の御深井丸には四つの茶席があります。普段は一般公開はされてなく、事務所に申し込めば、お茶会や結婚式などに利用できるとか。これ以降の写真はネットにあったものを借用しています。
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書院(金城苑)。愛知県文化財専門委員だった森川勘一郎の意匠で造営されたそうです。
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猿面望嶽茶席(さるめんぼうがくちゃせき)。茶道の大宗匠だった古田織部(ふるたおりべ)の指図により、清洲城の古材により建築したものだとか。戦災焼失し、1949(昭和24)年に再建されました。
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織部堂。古田織部を顕彰するため1955(昭和30)年に建立されたもの。
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又隠茶席(ゆういんちゃせき)。千宗旦(千利休の孫)が造営した「又隠の席」を模したもので、安永年間に建てられたものを城内に移築したそうです。

by gipsypapa | 2018-07-22 08:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋城本丸御殿

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かつて名古屋城の本丸には、天守閣の南側に本丸御殿がありました。この本丸御殿は、近世城郭御殿の最高傑作と言われ国宝に指定されていた建物でしたが、1945((昭和20)年5月の空襲により天守閣とともに焼失してしまいました。

江戸時代の文献のほか、多くの写真、実測図を元に工期を3期10年で総事業費約150億円をかけて復元され、今年、2018年6月8日から完全公開されています。

優美な外観とともに、室内は狩野貞信や狩野探幽など日本画史上最大の画派「狩野派」の絵師たちの山水花鳥などの題材で床の間絵、襖絵などが描かれ、当時の絢爛豪華な雰囲気を再現していました。木造平屋建ての書院造り。

名古屋城本丸御殿
2017(平成29)年
設計・施工 : 不明
愛知県名古屋市中区本丸1-1
撮影 : 2017.11.7
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訪ねたのは昨年11月初旬。完全公開前でしたが、既に一部が公開されていました。
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竹林豹虎図。
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狩野派の絵師により描かれた障壁画の一部で、全部で1,047面が重要文化財に指定されているそうです。
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本丸御殿は戦災で失われましたが、取り外すことができた襖絵や天井板絵などは焼失を免れ、今も保管されているとか。
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我々が見ることができるのは顕微鏡やコンピュータ、史料などで研究・分析を元に模写したものです。
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したがってどれもが新しすぎる印象。
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深みを増すにはまだまだ時間がかかりますね。
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この豪華な本丸御殿の再現も、河村たかし市長の肝いりなんでしょうね。
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ネットの写真を借用しています。大天守の手前にあるのが本丸御殿です。

by gipsypapa | 2018-07-20 08:38 | 建築 | Trackback | Comments(4)