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山崎の関大明神社

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関大明神社(せきだいみょうじんしゃ)は前回アップした三笑亭の目の前にありますが、ここからは大阪府になります。社殿前の道路は西国街道で、天王山と淀川(桂川)に挟まれた交通の要所にあり、関所があったことが、関大明神社の名前の由来となっているそうです。

境内には、覆屋の中ある流造(一間社流造)の本殿のほか、神輿庫、石灯籠、手水鉢などがあります。本殿は 室町時代中期建立で、大阪府指定有形文化財に指定されています。

関大明神社
室町中期
大阪府指定有形文化財
設計・施工 : 不明
大阪府三島郡島本町山崎1-5-10
撮影 : 2019.4.20
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石碑に「従是東山城国」とあります。「これより東は山城国」という意味。摂津国(大阪府)と山城国(京都府)の境界で、今も変わりません。
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周囲に木が生えているわけでもなく、鳥居もない、簡素でひなびた神社です。
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石灯籠と手水所。
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本殿はかなり古ぼけていますし、上部には有刺鉄線。
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室町中期の建立らしいので、古いのは当然ですが。
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右側は神輿庫(みこしこ)。神輿は今も入っているんでしょうか。
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前の小路が西国街道(さいごくかいどう)。江戸時代の街道の1つで京都から西宮までの旧幹線道です。
山崎はこれで終わります。次回から京都です。



by gipsypapa | 2019-06-06 08:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

JR山崎駅舎

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山崎は家から近いのですが、いつでも行けるという安心感から、ずいぶんご無沙汰していました。前回はアサヒビール大山崎山荘美術館を訪ねたときなので11年ぶりです。今回は駅周辺の寺社などを訪ねます。

大山崎町は京都府の南西の端にあり、大阪府の島本町山崎と接して、駅からすぐ西の山崎には有名なサントリー山崎工場があります。駅舎は昭和2年竣工とのことですが、あまり古さを感じないので、改修が繰り返されてきたと思われますが、随所に歴史を感じる部分が残っています。設計施工は不詳ですが、当時であれば多分、鉄道省の建築課でしょう。木造平屋建て。

JR山崎駅舎
1927(昭和2)年
設計・施工 : 鉄道省か?
京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷23
撮影 : 2019.4.20
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ホームの北側は傾斜地で、高級そうな住宅が並んでいます。
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大阪府側にはサントリー山崎工場。
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こちらが現在の駅舎。
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これ以降は11年前の写真です。外観は同じですが、中の感じは変わっています。
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天井の照明は今回気づきませんでした。
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駅舎は京都府内にありますが、敷地の一部は大阪府三島郡島本町山崎。ホーム上に府境を示す標識があります。これは11年前。
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今はこれ。いずれも右が「阪大」になっているのが奇妙な感じ


by gipsypapa | 2019-05-31 10:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社(その6)手水舎や石灯籠

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住吉大社の社務所前から神社北側から一廻りして来た西側に戻りました。途中、石灯籠や鳥居があり、いずれも国の登録有形文化財なんでしょうが、どれがどれかわかりません。また境内にはいくつかの手水舎があります。これらもどこだったか記憶がもう一つです。

住吉大社
大阪市住吉区住吉2--89
撮影 : 2019.4.17
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最初の写真の場所はわかりませんが、これは本宮手前の手水舎。
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ウサギが水を吐いているのは珍しい。
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古そうな手水舎。
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これは普通の龍。龍は水神の一つです。
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石のたらいに何か書いてありますが、読めません。
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井戸から水を汲む手水舎。
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なんと手押しポンプです。○にKはなんという会社でしょう。
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御滝。これは石舞台の東側にありました。
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住吉大社では唯一の和モダン建築、吉祥殿です。
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披露宴を初めとした祝宴会場だそうです。
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住吉大社の誕生石とあります。鎌倉時代に島津氏の祖、島津忠久が生まれたのが、ここ住吉大社だったとか。
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南の端まで来て南へ向かいます。鳥居や狛犬と・・・、
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石灯籠が並んでいます。
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着いたところまで戻ってきました。息は南海電車でいたが、帰りは目の前にある阪堺電車(はんかいでんしゃ)にしました。
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関西では希少な路面電車。関西でここ以外は京都にあるのみです。
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たまたま乗った電車162号はどう見てもレトロ。
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調べたら1926(昭和3)年から走っている車両で、川崎車輛製だそうです。
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天王寺駅前に到着。ここで地下鉄に乗り換えです。
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去年、2018(平成30)年4月1日に市営から民営化。大阪メトロになりました。
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天王寺駅は以前アップしています。レトロ感はまったく変わっていませんが・・・
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新聞記事では2024年までに御堂筋線の9駅すべてをリニューアルするそうです。このレトロな雰囲気を壊さないで頂きたいです。


by gipsypapa | 2019-05-30 08:50 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社 御文庫ほか

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御文庫(おぶんこ)は境内後方の神苑隅に南面して建っています。書物を収めるために創建されたもので、施主は大坂を中心にして、京や江戸の書籍商たちだったとか。奉納された書物は膨大な数に上ると言われています。

建物は寄棟造り本瓦葺きで、正面に扉がありその上部に唐破風の向拝を付け、2階両側面と1階片面に八角窓を開けています。地域の文化活動を支えた同社の歴史を証する建物として国の登録有形文化財に指定された、土蔵造り2階建て。

住吉大社 御文庫
1723(享保8)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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瑞垣の北西にある幸福門を出たところにある祈祷殿。詳細はわかりませんが大型の建造物です。
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その西側に電話ボックス。
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本宮屋根を模した千木も。
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祈祷殿の北側にも大型の建物。社務所でした。これも詳細はわかりませんでした。
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by gipsypapa | 2019-05-29 08:50 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社(その5)種貸社と大海神社

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住吉大社の境内にある、大きめの社殿を二つあっぷします。

末社種貸社

末社種貸社(たねかししゃ)の御祭神は、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)です。「うか」は穀物・食物を意味し、穀物の神様。稲の精霊が神格化したといわれています。種貸社の御神徳は、「資金調達」「子宝」「知恵」だそうです。

住吉大社 末社種貸社
詳細不明
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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手水舎の吐水口は一寸法師です。一寸法師発祥の地だとか。
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とにかく子宝祈願に縁があるものが多いです。狛犬も子供を2匹背中にのせて。
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一粒万倍。お米の種1粒が芽を出し、成長すると万倍の穂になるという意味です。
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拝殿の脇には一寸法師の舟茶碗。
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ネットにあった写真を借用します。御伽草子では、子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。しかし、産まれた子供は身長が一寸しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。子供は一寸法師と名づけられたと。 ともあれ子宝祈願と関係があります。
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兒安社(こやすしゃ)と海士子社(あまごしゃ)。
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安産の女神もいました。

大海神社
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大海神社(だいかいじんじゃ)は住吉大社境内の最も北側にあります。祭神は豊玉彦命(とよたまひこのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の2柱です。本殿は江戸時代中期の宝永5年(1708年)の造営で住吉大社本宮本殿と同様の住吉造りです。

1810(文化7)年に建立された本宮本殿よりも100年以上古く、本宮本殿と同様に海の方向に西面しています。本殿前には渡殿(わたりでん)、次いで幣殿が建てられており、いずれも本殿と同時期の造営。渡殿・幣殿は合わせて1棟として、本殿と共に国の重要文化財に指定されています。

住吉大社 摂社大海神社
1708(宝永5)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
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種貸社から屋根が見えます。
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本宮より古いらしいですが、幣殿の中は本宮によく似ています。
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背後に本殿が少し見えますがこれ以上近づけません。
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ネットにあった本殿。千木も鰹木も本宮と同型です。
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拝殿の向かいに社務所のような建物がありますが、無人でした。
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大海神社の西門。住吉大社の境内にありますが、単独に大海神社として分離されている感じがしました。

by gipsypapa | 2019-05-28 09:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社(その4)摂社と末社

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住吉大社には数多くの摂社と末社があります。本社に付属する関係深い社を摂社,れにつぐ小社を末社というそうです。住吉大社には国の重要文化財か登録有形文化財に指定された摂社が4社、末社が8社ありました。

住吉大社
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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摂社と末社は本宮の瑞垣の外にあります。
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同じような末社がいくつもあるので、どれがどれかわからなくなりました。
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大神宮の提灯がある社の前に「伊勢神宮遥拝」の石碑がありました。
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ここから伊勢神宮にお参りできるわけです。
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大きな社殿があります。末社楠珺社(なんくんしゃ)です。本殿は1954(昭和29)年、拝殿は1956(昭和31)年に造営された国の登録有形文化財。
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西に移動すると末社が並んでいます。いずれも国の登録有形文化財。
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朱塗りの末社群の間に古い神社があります。元は護摩堂だったもので、今は末社招魂社になっています。江戸時代前期に建立された国の重要文化財。

末社招魂社本殿
旧護摩堂
1619(元和5)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
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面白い鬼瓦。
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彫刻もあります。
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末社五社本殿も登録有形文化財。
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摂社志賀神社本殿は江戸時代中期造営の登録有形文化財。
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こちらは江戸時代後期造営の登録有形文化財、摂社若宮八幡宮本殿。



by gipsypapa | 2019-05-27 08:05 | 建築 | Trackback | Comments(0)

住吉大社(その3)石舞台など

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本宮を取り巻く瑞垣を出て南側へ。正面に重要文化財が4件あります。南門 、東楽所(ひがしがくしょ)、西楽所と石舞台で、いすれも桃山時代、慶長12年(1607年)の造営。

住吉大社 南門 、東楽所、西楽所、石舞台
1607(慶長12)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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石舞台は池にかかる橋の上にあります。
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南門を中心に向かって左が東楽所。
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右が西楽所です。
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西楽所と東楽所は、ただの塀ではなく、中に部屋があるそうです
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奉納舞楽では、ここから石舞台に向かって演奏されるのでしょう。石舞台とともに豊臣秀頼の寄進だとか。
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石舞台がある池の西側に見えるのは斉館。神館背面に建ち、大規模で、境内中心部の歴史的景観の核をなしているとして、国の登録有形文化財。

斉館
1828(昭和3)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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その西側、本宮の東方ににある神館は、大正天皇の即位記念として建設。これも大型の建築物で、複雑な屋根を架け,西面に唐破風造の玄関車寄を突き出しています。各面に破風を見せる屋根構成と優美な深い軒線の意匠に特徴があるとして国の登録有形文化財に指定されています。設計は大阪府技師の池田實。

神館
1915(大正4)年
登録有形文化財
設計 : 池田實
施工 : 不明
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このエリアには入らなかったので、神館の写真はねっとから借用しています。
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第一本宮の東側の裏には、高蔵(たかくら)2棟が南北に並んでいて、それぞれ北高蔵、南高蔵と称されます。いずれも桃山時代のの造営で、大阪府内にある指定文化財の蔵のうちでは最古のものです。

板校倉造の高床式倉庫で、上部は寄棟造、屋根は本瓦葺き。釘を1本も使用せずに建てられており、「釘無宝庫(くぎなしほうこ)」といわれます。現在は祭具収蔵庫として使用されているそうです。いずれも国の重要文化財に指定されています。

南高蔵、北高蔵
桃山時代、慶長12年(1607年)
重要文化財
設計・施工 : 不明
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by gipsypapa | 2019-05-26 08:08 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社(その2)本殿周辺

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住吉大神と神功皇后を祀る四本宮は、第一・第二・第三本宮が縦直列、第三と第四本宮が横並列という独特の配列になっています。大海原をゆく船団のように本宮が並らび、古代の祭祀形態をよく伝える貴重な存在です。

「住吉造」と称される本殿は、神社建築史上最古の様式の一つで四本宮すべての本殿が国宝に指定されています。屋根は桧皮葺(ひわだぶき、ヒノキの皮を敷き詰めて屋根をふいたもの)、妻入式切妻造(つまいりしききりつまづくり)。室内は外陣(げじん)と内陣(ないじん)の二間に分かれ、柱は丹塗(にぬり)、壁は胡粉塗(ごふんぬり、カキなどの貝殻を磨り潰した塗料)になっているとあります。

なお、住吉造の平面構造は、天皇陛下の大嘗祭(だいじょうさい)で造営される「大嘗宮」という神殿と類似した構造をしていることも特徴。現存の本殿と幣殿及び渡殿は、江戸時代後期の文化7年(1810)に造営されたものです。

住吉大社 本殿・幣殿及び渡殿4棟
1810(文化7)年
本殿 : 国宝
幣殿及び渡殿 : 重要文化財
設計・施工 : 不明大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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江戸時代初期に建立された、登録有形文化財の幸壽門(こうじゅもん)をくぐって・・・
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境内へ。
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本宮の配置図。上が東で下が西、つまり海の方向です。ちなみに第一本宮は底筒男命(そこつつのおのみこと)、第二本宮は中筒男命(なかつつのおのみこと)、第三本宮は表筒男命(うわつつのおのみこと)、第四本宮が神功皇后(じんぐうこうごう)を祀っています。
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本宮は海に向かって西面し、西から東に第三本宮(第三殿)・第二本宮(第二殿)・第一本宮(第一殿)が縦一列に建ち並び、第三本宮の南側に第四本宮(第四殿)。各本宮は、ほぼ同形、同規模の本殿・渡殿・幣殿からなっています。
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最初に見えてきたのは左は第三本宮、右が第四本宮の幣殿です。
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幣殿及び渡殿はいずれも本殿と同時の1810(文化7)年の造営で国の重要文化財。
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第四本宮の右にある小さな社は楯社(たてしゃ)。
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第三本宮の左が鋒社(ほこしゃ)です。
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第四本宮の弊社の中を。
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その側面です。
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向こうの朱色の社殿が国宝の本殿。
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本殿と幣殿の間に短いスパンの渡殿がありますが、外部からは見えません。
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本殿の屋根にある千木(ちぎ)は屋根の両端で交叉させた部材。先端が「外削ぎ」(先端を地面に対して垂直に削る)になっているものと、「内削ぎ」(水平に削る)になっているものがあります。祭神が男神の社は外削ぎ、女神の時は内削ぎになっている、という説があり、ここ住吉神社ではそうなっていますが、必ずしも全部の神社がそうとうあ限らないそうです。
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第四本宮は神功皇后なので「内削ぎ」。
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第三本宮は表筒男命で「外削ぎ」です。
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何ヶ所かシートで覆われているところがあります。去年9月の台風21号の被害かもしれません。
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第三本宮もまったく同型。その後に見た第二も第一本宮も一緒でした。
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本殿北側に建つ神楽殿。鉄筋コンクリート造りに見えます。
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神楽殿の手前、本宮側に木造の建物。
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横に長い不思議な建物ですが、何かわかりませんでした。
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北東に出る北瑞籬門。瑞垣の間にに開いた門は大半が国の登録有形文化財。
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美しい瑞垣。
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南瑞籬門を抜け・・・
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南中門の方向へ出ます。



by gipsypapa | 2019-05-24 08:37 | 建築 | Trackback | Comments(2)

住吉大社(その1)

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思い立って住吉大社へ行って見ました。大阪市の南部の住吉区にある神社で、全国に約2300社あるという住吉神社の総本社です。地元では「住吉さん」と呼ばれて親しまれています。

大阪市南部の上町台地に、大阪湾の方角に西面して建っています。海の神である筒男三神すなわち、底筒男命(そこつつのおのみこと)、中筒男命(なかつつのおのみこと)、表筒男命(うわつつのおのみこと)と神功皇后の4神を祀っています。昔から航海の神、港の神として祀られてきた神社です。

境内の建造物の多くは江戸時代のもので、本殿4棟が国宝に指定されているほか、重要文化財が14棟、登録有形文化財が35棟もある文化財建築物の宝庫です。

住吉大社
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
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難波駅から南海本線で住吉大社駅まで、普通電車で5駅。難波駅にはいつものラピートが出発待ち。
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もちろんラピートは特急電車。住吉大社駅には止まりません。
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数週間前に新聞で住吉大社の紹介記事を読んで、思い立ちました。
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大阪府の北部に住んでいるので、南部に行く機会が少なく、まだ行ったことがなかったのでした。
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参道左右に大きな石灯籠。境内の周囲には他にも多くの古そうな石灯籠があります。
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左右に絵馬殿が建っています。南絵馬殿と北絵馬殿ともに1929(昭和4)年造営で、国の登録有形文化財。
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絵馬はかかっていますが、吹きさらしなので色あせているのが多かったです。
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西側に建つ神馬舎は1931(昭和6)年造営の、これも登録有形文化財。
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正面に反橋(そりばし)が見えてきました。
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最初は慶長年間(16世紀末~17世紀初頭)に造営されたと伝えられています。
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造営者は豊臣秀頼という説と、淀殿という説があるとか。
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鮮やかな朱色の橋の欄干が大きな円を描く反橋。橋の下にある池の水面に映り込む姿から、「太鼓橋」とも呼ばれます。
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橋の基礎部分は創建当初のものをそのまま使用していると考えられているそう。
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木製の橋桁や欄干は老朽化に伴って何度もかけ直され、直近の掛け替えは2009(平成21)年です。
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昔は橋に階段がなかったので、渡ろうとして転げ落ちる人もいたそうです。
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幕末に刊行された「浪花百景」から。
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こちらは明治時代です。
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橋を渡り終えて石段を登ります。
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朱色が鮮やかな瑞垣が境内を取り巻いています。この向こうが本殿。国宝の本殿は次回に。


by gipsypapa | 2019-05-23 08:15 | 建築 | Trackback | Comments(0)

高槻市 筒井池公園の桜

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近所の散歩コースの一つ、筒井池公園は「高槻まちかど遺産」に設定された桜スポットです。今年も開花時期が近づいてきました。一足早く昨年の3月末の写真をアップします。

筒井池公園
大阪府高槻市5-17
撮影 : 2018.3.30
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小さな池の真ん中に島があります。
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見事な枝垂桜。
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移動して近くの三輪神社(みわじんじゃ)へ。ここもほぼ満開。

三輪神社
大阪府高槻市富田町4-14-14
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國乃長の酒蔵にも咲いていました。
壽酒造
大阪府高槻市富田町3-26-12




くれぐれも、今年ではなく、去年の3月30日ですので。
次回からは早春の鹿児島ツアーをアップします。

by gipsypapa | 2019-03-25 08:21 | | Trackback | Comments(2)