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防府市の旧松崎公民館

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防府天満宮を後にして、レンタサイクルの返却時間が迫ってきたので、駅に向かっている途中に見つけた近代建築。縦長窓の間にギリシャ風の飾り柱を配した、どう見ても昭和初期以前の建物に見えます。

看板などの表示がまったくなく、使われていない雰囲気でした。道を挟んだところにある新しい公民館があるので、その前に公民館として使われた建物だと思われます。

旧松崎公民館
詳細 : 不明
山口県防府市栄町2-4-5
撮影 : 2019.10.14
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表面が石貼り風なので、躯体はわかりませんが、個人的な経験から木造2階建てかな。
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落ちそうな玄関灯具。
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玄関の床のタイルはレトロ。
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玄関の硝子越しに中を見ていますが、人の気配はありません。



by gipsypapa | 2019-11-24 08:35 | 建築 | Trackback | Comments(2)

松江城山公園 興雲閣

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興雲閣(こううんかく)は松江城内の天守閣から松江神社の南側に建つ擬洋風建築です。明治天皇行幸のための御宿所として計画されましたが、日露戦争勃発のため天皇の行幸は実現せず、松江市工芸品陳列所になりました。明治40年に皇太子(後の大正天皇)の御宿所として使われ、迎賓館の役目を果たしたそうです。

その後も松江市の公的な歓迎所や展示会や会合などに使われていました。現在は松江郷土館として資料展示などに使われています。島根県指定文化財の瓦葺き、木造2階建て。

松江郷土館 興雲閣
1903(明治36)年
島根県指定文化財
設計・施工 : 和泉利三郎
島根県松江市殿町1-59
撮影 : 2019.3.22
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設計、施工を手がけた和泉利三郎は地元の大工棟梁です。
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この時代の偽洋風建築にしては珍しい左右非対称。
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玄関ポーチを突き出しています。
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白いベランダが印象的で美しい建物です。
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天皇の行幸に際に、ここから市民の参賀を受けられる目的でしょうか。
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装飾・彫刻を多く用いた華麗な 仕上げなっています。
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入館無料というのはうれしいです。
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この辺は「和」。
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中は華やかな洋風の意匠です。
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踊り場の3連の半円アーチ窓が見所です。
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2階へ。
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張り出した玄関ポーチの上にある小部屋です。
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板張りのボールルームのような大広間。
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ピアノの生演奏をやっていました。
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大広間の北側にある小部屋。
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貴顕室(きげんしつ)とあります。貴賓室と同じ意味でしょう。大正天皇が皇太子時代に行幸されたときに使われたそうです。
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一階には喫茶室がありました。
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by gipsypapa | 2019-05-08 08:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

鹿児島市内の近代建築をバスの車窓から

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JR九州の新幹線で鹿児島中央駅まで来て、観光バスに乗って名所を廻り、再び新幹線で帰るツアーでした。観光バスが集結するのは駅の裏側の西口です。
撮影 : 2019.3.10-12
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お世話になった鹿児島交通観光バス。2泊3日のツアーで都合3回も市街地を通過したので、バスの車窓からいくつかの近代建築を発見しましたので紹介します。

異人館
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仙巌園の近くにあります。鹿児島紡績所に招聘したイギリス人技師の住居として建築された技師館だった建物です。2015年(平成27年)に「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」の構成資産の一つである旧集成館を構成する施設として、世界文化遺産に登録されました]。江戸時代末期建設された洋館で、屋根は方形造り、瓦葺でき、壁は白ペンキ塗り。国の重要文化財の木造2階建て。

異人館
旧鹿児島紡績所技師館
1867(慶応3)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
鹿児島市吉野町9685-15
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これはネットの写真を借用しています。

県政記念館
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県政記念館は曽禰中條建築事務所設計によるロの字型平面の県庁舎建築の正面玄関と中央階段部分を利用しています。大正期におけるネオ・ルネッサンス様式による県庁舎建築で、中央は3階建てで、玄関車寄のトスカナ式の双柱に2階のイオニア式の柱を重ねて、威厳あるファサードになっています。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、3階建て。

県政記念館
旧鹿児島県庁舎本館
1925(大正14)年 / 2000(平成12)年移築改修
登録有形文化財
設計 : 曽禰中條建築事務所
施工 : 鹿児島県(岩崎組)
鹿児島市山下町14-50
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これはネットにあった写真です。

鹿児島市中央公民館
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鹿児島市中央公民館は1927年10月に開館。片岡安の建築で市中心部に位置する交通の便の良さもあり、修築を経て現在もイベント、講演会などに利用されているそうです。ほぼ左右対称で,玄関両脇に階段室塔屋を配し,その間に4本のピラスター,イスラム風尖頭アーチの窓を設置するなど,中央重視の特徴ある意匠です。国の登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り、3階建て、地下1階。

鹿児島市中央公民館
旧鹿児島市公会堂
1927(昭和2)年
登録有形文化財
設計 : 片岡安
施工 : 佐伯組
鹿児島県鹿児島市山下町5-9
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これもネットから借用。
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日豊本線です。福岡県の小倉駅から大分駅、延岡駅、宮崎駅および都城駅を経由して、鹿児島駅まで、九州の東海岸を結ぶJR九州の鉄道路線です。
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最終日に鹿児島中央駅に戻りました。これはネットから借用した駅の桜島口。昔は西鹿児島駅という駅名でした。写真はネットから。
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昔から寝台特急、特急など、ほとんどの列車がこの駅を起終点とする拠点で、鹿児島市の中心駅でした。他に鹿児島駅というのもあり、ややこしかった記憶があります。新幹線の開業を機会に鹿児島中央駅に改名しました。
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駅前にある「若き薩摩の群像」。
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写真と解説文はネットから借用しています。薩摩藩英国留学生、薩摩藩の青年藩士17人の銅像「若き薩摩の群像」。昭和57年3月建立。高さは12.1m(台座部分9.49m)。中村晋也作。イギリスに3名の使節、15名の留学生、通訳1名の計19名が派遣された。町田民部(久成)・新納刑部(久脩)・畠山丈之助(義成)・町田清蔵(財部実行)・磯永彦輔(長澤鼎)・森金之丞(有礼)・町田申四郎(小松清緝)・市来勘十郎(松村淳蔵)・鮫島尚信・吉田巳次(吉田清成)・村橋直衛(村橋久成)・田中静洲(朝倉盛明)・松木弘安(寺島宗則)・五代才助(五代友厚)・東郷愛之進・中村宗見(博愛)・名越平馬(時成)・高見弥一(大石団蔵)【土佐藩出身】・堀宗次郎(堀孝之)【長崎出身】。
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駅に着いたのは午後3時前。新幹線の出発まで1時間半余裕がありました。夕食には早い中途半端な時間帯です。というわけで、駅の案内所で教えてもらった「天文館むじゃきアミュプラザ店」へ。
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以前から気になっていた「白くま」のかき氷です。本場、鹿児島の白くまは、かき氷にフルーツがたっぷりのったスイーツ。
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黒ビールも気になりますが、かき氷には合いません。
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大阪ではカップ入りの「白くま」しか手に入りませんが、これが本物。L,M,SのSです。美味しかったです。これでも十分の分量でした。
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鹿児島中央駅からは新幹線「みずほ」で新大阪へ帰りました。九州新幹線には「みずほ」、「さくら」と「つばめ」があります。そのうち「みずほ」と「さくら」がJR西日本と共同運行で新大阪まで乗り入れているわけです。写真は「みずほ」の700系。これ以降も新幹線の写真はネットにあったものを借用しています。
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ちなみに「みずほ」は「のぞみ」に相当する最速で、「さくら」は「ひかり」にあたります。鹿児島中央から新大阪まで、「みずほ」の所要時間は3時間45分。「ひかり」は4時間10分です。「つばめ」は「こだま」と同じく各駅停車で、鹿児島中央駅から博多駅までの運行です。
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JR西日本に乗り入れている九州新幹線の車両はいずれも幅方向に4席。西日本や東海の5席に比べてゆったり座れるので、人気です。
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これはグリーン車ではありません。一般席です。座席自体もハイクオリティ。
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西日本や東海の16両編成に比べて、九州は8両編成。つまり座席数がかなり少ないので、新大阪と博多の間で利用するときは、早めに予約しないと指定席が取れないことがよくあります。早秋の南九州への2泊3日のツアーはこれで終わり。次回から山陰のツアーをアップします。



by gipsypapa | 2019-04-30 08:41 | 建築 | Trackback | Comments(2)

和歌山中央郵便局

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和歌山中央郵便局は和歌山城の東隣にあります。周辺には和歌山地方裁判所、家庭裁判所、地方検察庁などの公的機関や、みずほ銀行、三井住友銀行などの金融機関が立地している市の中心オフィス街です。

モダニズム建築が多かった郵便局も徐々に建て替えられたりして、見るべきものが少なくなりました。和歌山中央郵便局は戦後すぐの完工ながら、各階の軒を張り出した印象的な純白の外観。旧逓信省営繕の吉田鉄郎(よしだ てつろう 1894 - 1956)や山田守やまだ まもる 1894 - 1966)らが設計した郵便局舎伝統のモダニズム様式を踏襲しています。鉄筋コンクリート造り、4階建て、塔屋付き。

和歌山中央郵便局
1947(昭和22)年
設計・施工 : 不明
和歌山市一番丁4
撮影 : 2017.10.17 & 2018.3.26
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最初に見たときは雨でした。
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2回目は快晴。
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和歌山城側からお堀越しに側面が見えます。

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塔屋も3階建ての大規模な局舎です。
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入ってみましたが、窓口のあるスペースは普通で何の特徴もありませんでした。
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今回も泊まったダイワロイネットホテル和歌山の部屋から眼下に見えました。

by gipsypapa | 2018-10-16 08:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)

津和野町役場津和野庁舎

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津和野の殿町通りに面してなまこ壁が続いていて、大きな薬医門があります。大岡家老門といわれるもので、津和野藩の家老職を勤めた大岡家の表門です。格式の高い旧武家町の景観を構成する要素の一つになっています。

今は当時の武家屋敷は残っていませんが、その門をくぐると敷地内にはレトロな津和野町役場庁舎が建っています。旧鹿足郡役所として大正中期に建てられた木造建築で、今も現役の町役場として使われています。

真壁造りに赤い石州瓦葺きの屋根。両翼と中央の車寄せの玄関部分を突き出させた、左右対称で、典型的な役場建築です。国の登録有形文化財の木造平屋建て。

津和野町役場津和野庁舎
旧鹿足郡役所
1919(大正8)年
設計・施工 : 不明
島根県鹿足郡津和野町後田ロ64-6
撮影 : 2018.2.26
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殿町の景観そのもののなまこ壁。
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塀の向こうに赤い屋根の建物があります。
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大岡家老門です。江戸時代のものですが詳細はわかりませんでした。
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二階建てに見えますが「文化遺産オンライン」では平屋建て。天井が高い吹き抜けみたいです。
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左には津和野町教育委員会の看板もあります。
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側面です。かなり奥行きもあります。ペディメントは純和風ですね。

by gipsypapa | 2018-09-16 10:08 | 建築 | Trackback | Comments(3)

須坂の旧上高井郡役所

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旧上高井郡役所は、大正6年(1917年)に建築された、長野県内に唯一残る郡役所の建物です。その後も名称を変えながら、役所や保険所として利用されたそうです。現在は須坂市の管理により耐震補強されて、市民の交流と各種歴史資料の収集・展示を行う施設になっています。

左右対称の正面は両端の壁面をわずかに前に突き出し、中央にペディジメント(切妻破風)を配した意匠は、明治から大正前期の公共建築によく用いられたバロック様式の本格的な木造洋風建築です。縦長の上げ下げ窓を持つ薄緑色の外壁はドイツ下見という板張りの工法だとか。正面玄関の車寄せ上にはテラスを備えた木造2階建て。

旧上高井郡役所
1917(大正6)年
設計・施工 : 不明
長野県須坂市常盤町812−2
撮影 : 2017.12.15
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車寄せのある玄関ポーチの上にはテラスがありますが、2階からテラスに出る扉はありません。単なる飾りです。
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想像以上に奥行きがあります。
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玄関ポーチは3本の細い柱を組み合わせて支える構造。
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玄関ドアは閉まっていましたが、自由に出入りできます。無料です。
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入った右に牛のこて絵が飾ってありました。
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レトロな牛乳屋の看板でした。
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1階の小部屋は市民交流室。会議などに使われているようです。
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この背後にいくつもの部屋があるはずですが、事務所にも使われているようなので、遠慮しました。
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2階へ上がります。
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2階には多目的ホールという大広間があります。
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昔は議場だったのかも。
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天井の蛍光灯の配置が気になったので、スイッチを押しました。
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蛍光灯なので当初からあったわけではないでしょうが、幾何学的でセンスがいいです。
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夕暮れが近づいてきました。このあと長野市内に戻ります。

by gipsypapa | 2018-08-21 08:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋市役所へ再び

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愛知県庁の北隣が名古屋市役所。県庁の5年前に建てられました。この建物も9年ぶりの訪問。愛知県庁と同様にそのときは登録有形文化財でしたが、今は重要文化財に格上げされています。今回は中を見ることが出来ました。

昭和初期に昭和天皇の即位御大典の記念事業として建設されました。懸賞募集に当選した平林金吾の案を基に,名古屋市建築課が設計。設計に当たっては,近代的な建築に和風の屋根を載せる帝冠様式のはしりとされる神奈川県庁舎の設計スタッフを招聘したといわれています。

塔の屋根は名古屋城を意識したもので,頂部に四方睨みの鯱を載せています。隣接する愛知県庁舎のデザインに影響を与えたそうです。国の重要文化財の鉄骨鉄筋コンクリート造り5階建て、地下1階、塔屋付。

名古屋市役所本庁舎
1933(昭和8)年
重要文化財
設計 : 平林金吾(コンペ原案)、名古屋市建築課
施工 : 大倉土木
愛知県名古屋市中区3-1-1
撮影 : 2017.11.7
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中央にそびえ立つのはシンボルの時計塔。
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ここも何事もなく中へ入ることが出来ました。
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玄関ホールの柱や階段手すりは大理石が使われ、アーチ部分には文様を刻んだテラコッタ。
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大理石は山口県産の「小桜」というもので、国会議事堂の余材を使用したそうです。
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廊下の腰部がタイル貼りなのは、昭和初期らしいです。
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大理石の階段と装飾された灯具。愛知県庁は質素でしたが、ここは豪華です。
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レリーフがありますが、詳細はわかりませんでした。
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1階床の市松模様もおしゃれです。
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これ以降はネットの写真を借用しています。屋根を二層にした塔の頂上には、四方にらみのしゃちを載せ、名古屋城を意識した意匠。
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市長の執務室。河村たかし市長の部屋ですね。
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貴賓室と、
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円形議場です。

名古屋編はこれで終わります。次回から長野です。

by gipsypapa | 2018-07-31 08:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名古屋能楽堂

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名古屋城西南にある正門を出たら目の前にある名古屋能楽堂。総木曾檜造りの能舞台があり、630席の観客席を有する地方自治体では最大の能楽堂です。「愛知まちなみ建築賞」を受賞した、鉄筋コンクリート造り平屋建て、地下1階。

名古屋能楽堂
1997(平成9)年
設計 : 名古屋市建築局、大江宏建築事務所
施工 : 清水・間・永楽特別企業体
愛知県名古屋市中区三の丸1-1-1
撮影 : 2017.11.7
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名古屋城の正門をでると目の前に入り口があります。
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日本料理店が併設。
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なにやら正装した女性がたくさん立っていました。
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聞いてみると、どこかの学校の行事が行われていて、子供たちを迎えに来ているとか。
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名古屋で有名な私立校だったのですが、名前は忘れました。
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そのまた南側には加藤清正像。清正像は名城公園内にもありました。彼は城主じゃないのですが。
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能舞台の写真はネットから借用しています。
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演能の解説を聞くことが出来るイヤホンガイド設備があるそうです。
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by gipsypapa | 2018-07-24 08:20 | 建築 | Trackback | Comments(2)

名城公園 乃木倉庫

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名古屋城の御深井丸(おふけまる)に明治初期に建てられた倉庫が残っています。乃木希典(のぎまれすけ)将軍が明治5年(1872)頃に名古屋に赴任したことにちなんで名付けられた乃木倉庫で、旧陸軍の火薬庫でした。

煉瓦造り、白漆喰塗りの外壁に切妻屋根の桟瓦葺き。コーナーも漆喰で石積み風に見せるなど、明治初期としては高度な技術が使われています。国の登録有形文化財の煉瓦造り、平屋建て。

乃木倉庫
旧歩兵第六聯連隊弾薬庫
1874(明治7)年ころ
設計・施工 : 不明
愛知県名古屋市中区本丸1-1
撮影 : 2017.11.7
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昭和20年(1945年)5月の名古屋空襲により天守閣、本丸御殿等は焼失してしまいましたが、この倉庫のみは無事でした。
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空襲が始まる前からこの倉庫に避難させてあった障壁画の一部は現在まで残っているそうです。
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本丸御殿に飾られている襖絵の現物もここにあったのでしょう。
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入口扉には銅板が張られています。
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すぐ西側に小さな池水の庭があります。
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ここに庭があるのはほとんど知られていません。小さいけど、いい感じの庭です。

by gipsypapa | 2018-07-23 07:49 | 建築 | Trackback | Comments(2)

和歌山県庁

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和歌山城公園に南側を西に進むと県庁があります。昭和初期に建てられ、和歌山大空襲で破壊を免れ残った建物です。タイル貼の外壁に二連アーチ窓を並べ、頂部や玄関ポーチをテラコッタの装飾で飾り、様式主義からモダニズムに移行する時代をよく表現しています。

設計は和歌山県技師の増田八郎で、顧問には「内田ゴシック」といわれる一連の東京大学の建物を設計した内田祥三が委嘱されました。この建物も「内田ゴシック」の影響を受けているようです。国の登録有形文化財の地上4階の鉄筋コンクリート造り、地下1階。

和歌山県庁舎
1937(昭和12)年
設計 : 増田八郎(県技師)+内田祥三(顧問)
施工 : 清水組
和歌山市小松原通1-1
撮影 : 2017.10.17
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飾り柱の先端を三角形にした意匠は東京大学の建物で多く見かけた「内田ゴシック」
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入ったところに受付があったので、見学を申し入れたら、あっさりと「ああ、レリーフですね。」とOK。
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レリーフの意味は中に入って分かりました。
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和歌山県庁本館には、郷土の芸術家、保田龍門が製作したレリーフの大作2枚が飾られています。
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「丹生都比売命(にうつひめのみこと)」。古事記に登場する神で、天照大神の妹君です。
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もう一つレリーフがあります。
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「高倉下命」。古事記・日本書記に登場する神です。
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by gipsypapa | 2018-07-16 08:15 | 建築 | Trackback | Comments(2)