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横浜市の山手234番館

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 c0112559_15234545.jpgこの建物は、4住戸からなる外国人向け共同住宅です。昭和初期に朝香吉蔵の設計で集合住宅「アパートメントハウス」として建てられた木造二階建て。山手234番館に向かって左側は横浜山手聖公会教会堂、右側は山手89-6番館と昭和初期の歴史的建造物が立ち並ぶ一角です。山手の移り変わりの資料などの展示もあります。


山手234番館
1927(昭和2年)
横浜市認定歴史的建造物
設計 : 朝香吉蔵
施工 : 宮内建築事務所
横浜市中区山手町234-1
撮影 2006.4.30
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集合住宅だったので中央部分に小さな吹き抜けがあります。表の石の円柱が住宅としては珍しい。このような美しい洋館がよく手入れされ、無料で一般公開されているのはうれしいです。
by gipsypapa | 2007-03-20 15:30 | 建築 | Trackback | Comments(6)

横浜市山手町の外交官の家

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 この建物のある「山手イタリア山庭園」は、 1880年(明治13年)から1886年(明治19年)までイタリア領事館があったことから名付けられ、 庭園内には先に紹介したブラフ18番館もあります。明治43年、東京渋谷の南平台に建てられた、明治政府の外交官・内田定槌の私邸です。平成9年に移築復原されました。アメリカンビクトリア様式の建物は重厚で、内部のステンドグラスは当時の様式を映しています。邸内は家具や調度類が復原され、当時の外交官の生活を感じることができます。

外交官の家
旧 内田定槌邸
1910(明治43)年
重要文化財
設計 : J.M.ガーディナー
施工 : 不明
横浜市中区山手町16
撮影 : 2006.4.30
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 特徴のある六角の塔屋を持つ洋館です。イタリア山庭園からの横浜を見渡す景色も素晴らしい。
by gipsypapa | 2007-03-18 22:07 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)

横浜市山手町のブラフ18番館

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 山手・イタリア山庭園にあるこの館は1923年(大正12年)の関東大震災後に外国人用住宅として山手町45番地に建てられました。 戦後は前回紹介したカトリック山手教会の司祭館として使用され、 1993年(平成5年)に現在地に移築され一般公開されています。ここも入館無料です。

ブラフ18番館
1925(大正15)年頃、1993(平成5)年移築
横浜市認定歴史的建造物
設計・施工 : 不明
横浜市中区山手町16
撮影 2006.4.30
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 白い壁に木製の緑の窓枠が美しい建物でした。ここも横浜市が管理しているので、よく手入れされていて古さを感じさせません。
by gipsypapa | 2007-03-13 11:06 | 建築 | Trackback | Comments(4)

横浜市山手町のエリスマン邸

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 山手で一番先に公開された西洋館。木立に囲まれた白い洋館です。大正15年(1926)にスイス人貿易商だったF.エリスマン氏の住宅として建てられました。木造2階建てで、1階各室には、設計者レーモンドがの設計した家具が復元展示され、2階は「横浜山手地区」の資料館となっています。元々この建物は、 山手町127番地に建てられましたが、1982年(昭和57年)にマンション建設のため解体され、 1990年(平成2年)に現在地の元町公園内に移築復元されました。

エリスマン邸
1926(大正15)年/1990(平成2)年移築復元
横浜市認定歴史的建造物
設計 : A.レーモンド
施工 : 清水組
横浜市中区元町1-77-4
撮影 : 2006.4.30
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 1階は木立に囲まれた眺めのよい喫茶室。山手の西洋館のあつまる場所は高台にあり、エリスマン邸の裏側は元町公園を見下ろす場所にあります。
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 緑色が印象的な窓。
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 ここも横浜市が講演の一部として管理しているので、内部が一般公開されており、入館無料。
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 2階の白いベランダ。ここから下の元町公園が見渡せます。
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 エリスマン邸の裏の高台にたたずんで公園を眺めていた女性。あまり長い間同じところに立っていたので、自殺でもするんじゃないかと心配しましたが、何事もありませんでした。(^^)
by gipsypapa | 2007-03-08 09:54 | 建築 | Trackback(1) | Comments(12)

横浜市山手町のベーリックホール

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 横浜の山手地区は外国人居留地だった風光明媚な丘です。横浜は、関東大震災で多くの美しい西洋館を失いました。現在の山手西洋館は震災以降の建造物がほとんどですが、横浜市が7館西洋館を所有。いずれも『公園』に附属した形で保存されているため、無料で一般公開されています。神戸の北野にも同様な異人館街がありますが、すべて有料で、馬鹿にならない料金設定ですから、横浜市の配慮はありがたいです。

 このベーリックホールはJ.H.モーガンの設計により建てられたイギリス人貿易商・ベリック氏の邸宅です。2000年までセント・ジョセフ・インターナショナルクールの寄宿舎としても使用されました。スパニッシュ・スタイルの大規模な住宅で、多彩な装飾など見所の多い建物です。木造2階建て、鉄筋コンクリート造地下1階。

ベーリックホール
1930(昭和5)年
横浜市認定歴史的建造物
設計 : J.H.モーガン
施工 : 不明
横浜市中区山手町72番地
撮影 2006.4.30
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 アプローチは明るいアーチ型のスペイン風。
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 窓も美しいアーチ窓。
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 玄関から見える階段。
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 1階のホール。明るい採光と緑色の窓の桟が印象的です。
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 サンルーム。
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 市松模様の白黒タイル床。
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 フレスコ壁の部屋。令息の寝室だったそうです。不思議な形のイスラム窓が目を引きます。
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 ここだけでなくほかの洋館に共通していますが、市の管理の下に非常にいい状態を保っています。逆にきれい過ぎて歴史を感じないというのは贅沢過ぎるでしょうね。個人的には古めかしいのが好きなのですが。
by gipsypapa | 2007-03-06 11:05 | 建築 | Trackback | Comments(0)

東京文京区の鳩山会館

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 昨年テレビのニュースで民主党の春の園遊会がここ鳩山会館で開かれているのを見て、一度行きたくなりました。総理大臣を務めた鳩山一郎の自邸でした。イギリス風の外観、アダムススタイルというそうです。明るく開放的な西洋館。一般開放されています。(入館料500円/人)

鳩山会館
旧 鳩山一郎邸
1924年(大正13年)/1995(平成7)年修復
設計 : 岡田信一郎
東京都文京区音羽1-7-1
撮影 2006.5.3
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 坂道を登っていくと木々の間から見えてきます。
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 こちら西側が入り口です。
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 期待を持たせるエントランスポーチ。
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 東側に大きな庭園があり芝生と花が一杯。ここで園遊会が行われたわけです。
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 東面二階の大きな窓。
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 正面北側です。東面と同様にドーマーウィンドウ(屋根窓)がありますが、建物自体の窓は東面より小ぶり。
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 北西のコーナー。半円アーチ窓が多く使われています。
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 二階のベランダから正面妻面を。鳩山家だけに鳩がいます。
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 エントランスを中から。
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 正面に階段。
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 一階のサンルームを通って庭園に出ることが出来ます。
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 一階の広間。手の込んだデザインの絵ガラス。
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 廊下の小窓。
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 一階の居間から見たサンルーム。大きな半円アーチ窓が素晴らしい。
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 階段の正面踊り場にある有名なステンドグラスです。五重塔をあしらった和風の絵に、やはり鳩が飛んでいます。
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 階段を登りきったところの廊下。
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 二階の洋間。
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 二階には和室も。
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 二階の大広間。パーティなどに利用されるそうです。
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 大広間は東側の窓が大きいのであくまでも明るい。
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by gipsypapa | 2007-02-26 11:34 | 建築 | Trackback(2) | Comments(0)

神戸御影の旧乾邸

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 阪急電車の御影駅から白鶴美術館を目指して北に進むと、高級住宅が立ち並ぶ一角があります。ヴォーリズの小寺邸から見て東側に位置する大邸宅。海運業を営んでいた乾新兵衛氏の住宅でした。昨年11月24日に放映されたドラマ「虹を架ける王妃」のロケ地。
 現在はヴォーリズの六甲山荘と同じくアメニティ2000協会によって保存・活用されています。鉄筋コンクリート造、一部木造2階建。

旧乾邸
1936(昭和6)年
設計 : 渡辺節
施工 : 竹中工務店
神戸市東灘区住吉山手5-1-30
撮影 2006.4.22 & 11.11
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 東側の正門。普段は閉まっています。開くのは1年に何回かある内覧会と不定期な催し物が開催されるときだけ。
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 偶然にも2006年11月11日には生け花の展覧会が開催されて中に入ることができました。
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 縦長窓。c0112559_140532.jpgc0112559_1402523.jpg























 内部から玄関アプローチを。
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 建物の中も見事に保存されています。大きな窓が印象的。
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 1階の広間から2階を。
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 この日はいたるところに生け花が飾ってあり、いい雰囲気でした。
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 階段も手の込んだ装飾が施されています。
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 1階広間の大きなシャンデリア。
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 2階から見た1階の広間。ドアや手摺の模様が素晴らしい。
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 2階の廊下。
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 2階の小部屋。
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 水周りの小物は昔のまま残されています。
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 2階のベランダ。
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 北側にある水飲み場。
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by gipsypapa | 2007-02-22 14:19 | Trackback | Comments(2)

西宮市の旧辰馬喜十郎邸

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 灘五郷の一つ、白鹿酒造で有名な「辰馬本家酒造」南辰馬家の初代当主辰馬喜十郎の自邸でした。
神戸の英国領事館を建築物を真似て造られたようで、柱廊を巡らせ2階に広いベランダがある、簡素ながらも明治時代らしい雰囲気を持った木造二階建ての洋館。

旧辰馬喜十郎邸 1889(明治22)年
兵庫県指定文化財
設計・施工 : 不明
兵庫県西宮市浜町8-5
撮影 2007.2.12
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 周辺には他にも興味深い建物がありました。↓
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 敷地内に高い煙突のある小屋が。
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 さらに南側には細長い煉瓦の倉庫があります。
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 辰馬邸の道を挟んだ西側に建つ辰馬本家酒造倉庫。
by gipsypapa | 2007-02-18 11:21 | 建築 | Trackback | Comments(0)

軽井沢のショー・ハウス記念館

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 明治19年に軽井沢にやってきた宣教師のA・C・ショーが軽井沢が気に入り、避暑にくるようになったのが、別荘地軽井沢のはじまりで、このショー・ハウスは廃業した旅館の解体材を使って建てた軽井沢の別荘第1号だそうです。この建物は、昭和の初めに軽井沢教会敷地内に移築されましたが、昭和61年に軽井沢ショー記念礼拝堂横にショーハウス復元委員会によって復元され、平成8年に軽井沢町が寄贈を受け、現在にいたっています。観光用に一般に公開されていて入場無料。当時の家具や氷の冷蔵庫など、当時のまま残されています。

ショー・ハウス記念館 1888(明治21)年/1986(昭和61)年復元
設計 A.C.ショー?
長野県北佐久郡軽井沢町旧道645
撮影 2006.7.16 & 17
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by gipsypapa | 2007-02-14 15:01 | 建築 | Trackback | Comments(0)

高槻市のK邸

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 私の地元にある謎の洋館。JR高槻駅と阪急高槻市駅を結んだ直線のほぼ中央に位置します。付近は飲食店や商店街が並ぶ繁華街ですが、この一角は住宅地で突然邸宅が現れるという感じ。和風の色を残したスパニッシュ・スタイルのユニークな木造2階建て。築年や設計者などのデータはまったく不明です。見た感じは戦後の建物かも知れません。一体誰の設計なのでしょう。

 「近代建築を訪ねて温故知新」というブログにデータがありました。あめりか屋の設計だそうです。なるほど。(2009.3.10)

K邸
大阪府高槻市高槻町
築年 : 昭和初期
設計・施工 : アメリカ屋
撮影 2006.12.2 & 2007.1.1
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 東側の門からして驚くような意匠ですね。屋根瓦のみならず塀の上もスペイン瓦。庭の植木もよく手入れされています。
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 東面の北側。
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 門からアングルを変えて。ヴォーリズ建築のような煙突が見えます。
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 東の妻面には二つのアーチ窓。アーチ部分はステンドグラスです。
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 南側だけを見るとかなり和風。
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 北の妻面にはアーチ窓が一つと普通の引き戸の窓。
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 正門右横の通用門。
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 正門左横の丸いすかし穴。珍しいです。
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 塀が高いのでほとんど2階しか見えませんが、興味深い建物でした。
by gipsypapa | 2007-02-09 09:42 | 建築 | Trackback | Comments(4)