和歌山中央郵便局

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和歌山中央郵便局は和歌山城の東隣にあります。周辺には和歌山地方裁判所、家庭裁判所、地方検察庁などの公的機関や、みずほ銀行、三井住友銀行などの金融機関が立地している市の中心オフィス街です。

モダニズム建築が多かった郵便局も徐々に建て替えられたりして、見るべきものが少なくなりました。和歌山中央郵便局は戦後すぐの完工ながら、各階の軒を張り出した印象的な純白の外観。旧逓信省営繕の吉田鉄郎(よしだ てつろう 1894 - 1956)や山田守やまだ まもる 1894 - 1966)らが設計した郵便局舎伝統のモダニズム様式を踏襲しています。鉄筋コンクリート造り、4階建て、塔屋付き。

和歌山中央郵便局
1947(昭和22)年
設計・施工 : 不明
和歌山市一番丁4
撮影 : 2017.10.17 & 2018.3.26
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最初に見たときは雨でした。
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2回目は快晴。
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和歌山城側からお堀越しに側面が見えます。

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塔屋も3階建ての大規模な局舎です。
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入ってみましたが、窓口のあるスペースは普通で何の特徴もありませんでした。
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今回も泊まったダイワロイネットホテル和歌山の部屋から眼下に見えました。

# by gipsypapa | 2018-10-16 08:16 | 建築 | Trackback | Comments(2)

がんこ和歌山六三園(その2)

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広大な六三園の庭を散策しました。主屋の外観のほかに、文化財指定された建物も見ることが出来ます。

がんこ和歌山六三園
旧松井家別邸
大正末期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
和歌山市堀止西1-3-22
撮影 : 2018.3.26
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庭に入って最初にあるのは茶室。切妻造りの建物に入母屋造りの角屋などを張出した複雑な外観で、茶室内部は四畳半。開放的な近代の茶室の好例として、国の登録有形文化財に指定されている、木造平屋建て。

旧松井家別邸(がんこ六三園)茶室
大正後期 / 2000(平成12)年改修
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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窓越しに部屋の中が見えました。
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茶室の近くにあるこの上品な建物は、なんと便所なのです。数奇屋風の切妻造り桟瓦葺きで軒先は檜皮葺きで、北妻の出入口に杉皮葺きの庇があります。外壁は黄大津、腰はモルタル仕上げで、各面に様々な形の窓があります。国の登録有形文化財の木造平屋建て。

旧松井家別邸(がんこ六三園)便所
大正期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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るときに外から見た裏門を中から見ています。六三園では少ない洋風建築物の一つ。鉄筋コンクリート造りで間口3.4メートル、両側に門柱が立ち、門柱間はアーチ型。中央に両開きの板戸があります。国の登録有形文化財。

旧松井家別邸(がんこ六三園)裏門
大正期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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その左に建つのは浴室棟。これも南の路地から見えていたものです。煉瓦造りに淡いベージュ色のモルタル仕上げ。内部は浴室や脱衣室があるとか。外観を円弧などの幾何意匠で構成し、当時の洋風建築の特徴を示しています。国の登録有形文化財の煉瓦造り、陸屋根のスラブは鉄筋コンクリート造り。

旧松井家別邸(がんこ六三園)浴室棟
大正期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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今は倉庫として使われているようです。
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十三重の塔は一枚岩から彫ったものだそうです。
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庭から眺める主屋。敷地中央に東面して建ち、式台玄関を持つ玄関棟の南側に座敷棟、西奥に2階棟がつながっています。建築面積が357平方メートルの大邸宅。全体を落ち着いた意匠で統一した上質の和風建築。国の登録有形文化財の木造平屋、一部2階建て。

旧松井家別邸(がんこ六三園)主屋
1920(大正9)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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西側は2階建て。
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主屋の向こうに見えるのは吸水塔です。煉瓦造りで軒にコー二スを廻し、2階各面に上下窓を2箇所設け、その上下端にタイルで白色バンドを入れています。和風建築が多い敷地の中で、て洋風意匠の近代設備を取入れ、特徴的な景観を形成することから、国の登録有形文化財の煉瓦造り、2階建て。

旧松井家別邸(がんこ六三園)給水塔
大正期
設計・施工 : 不明

# by gipsypapa | 2018-10-14 09:12 | 建築 | Trackback | Comments(2)