京都大学・学友会館

c0112559_23141173.jpg
 吉田寮の南に建つ学友会館は、京都大学創立25周年を記念して建設された同窓会の会館です。
 武田五一のモチーフをもとに、京大建築学部の教授陣に加わった森田慶一が大幅に変更して作ったといわれます。

スパニッシュ・ミッションを基調とし、楕円の半分のような大きな庇、それを支えるY字型の柱…。
丸みをもつポーチ屋根が特徴の建物。森田慶一の代表的作品の一つと言われる斬新な建物です。鉄筋コンクリート造り2階建ての登録有形文化財。
 
京都大学・学友会館
1925(大正14)年
設計 : 森田慶一+武田五一
施工 : 清水組
登録有形文化財
京都市左京区吉田近衛町
撮影 : 2007.7.6
c0112559_23234347.jpg
 庇を支えるY字の柱。
c0112559_23261555.jpg
 入り口を入ったところに石壁に彫られたエンブレム。
c0112559_23265688.jpg

c0112559_2327184.jpg
c0112559_23295472.jpg
 入ったロビーの向こうに階段。
c0112559_23312048.jpg
 階段には印象的な小さなアーチ型の色ガラス窓が並んでいます。
c0112559_233315.jpg
c0112559_23333572.jpg
c0112559_2334461.jpg
c0112559_23342560.jpg
 緋毛氈がひかれた床、レトロな照明器具。内部空間も大正建築の特徴を残しています。
c0112559_23372019.jpg
 2階に並ぶアーチ窓、スペイン瓦の玄関ポーチ。こんな建物がミッション系以外の旧帝大にもあるんですね。
 なお、歩き疲れてここでトイレをお借りしました。管理人様、ありがとうございました。
# by gipsypapa | 2007-08-11 23:40 | 建築 | Trackback | Comments(4)

京都大学・吉田寮

c0112559_16283865.jpg
 吉田寮は吉田南構内と隣接し、学生集会所の東奥に位置する木造の学生寮。
 北寮・中寮・南寮の三棟がE字型に配置され、各棟2階建てで、それぞれ約40部屋(和室8畳~10畳26室、和室6畳~7.5畳95室)があるそうです。寮費は月額400円!(水道光熱費等は別途)安いですねぇ。
 大正初期に旧第三高等学校の学生寄宿舎の材木を再利用して建築された、現存する最古の大学寄宿舎です。

京都大学・吉田寮
第三高等学校学生寄宿舎 1912(大正1)年
設計 : 山本治兵衛、永瀬狂三
施工 : 不明
京都市左京区吉田近衛町
撮影 : 2007.7.6
c0112559_16321058.jpg
 学生集会所の入り口に吉田寮の案内板が立っています。
c0112559_1633079.jpg
 北寮。ハーフティンバーの2階建てです。
c0112559_1634860.jpg
 中寮の正面。
c0112559_1635883.jpg
c0112559_16352451.jpg
 中寮の玄関を覗きました。う~ん、さすがに学生寮。雑然としていますねぇ(笑)。
 私の通った大学の寮を思い出しました。友人が寮にいたので何回か行っては、あまりの凄さに驚いたものです。ま~、時代が変わっても同じなんだなと納得。
 ちなみに写真の左側に寮生の名札がかかっているのが見えます。見ると、日本人は少なく、アジア系の学生達が大半でした。
c0112559_16404980.jpg
c0112559_16411688.jpg
 再び学生集会所の方に戻る途中に平屋が建っていますが、「吉田寮食堂」という看板。それにしては汚いような。
c0112559_16432984.jpg
 好奇心旺盛ですから、ここも覗きましたが、多分もう食堂としては使われていないのかな。
c0112559_16454852.jpg
 切妻屋根ですが、屋根傾斜の中間に換気口があるのが珍しい。
 一時取り壊しの話があったそうですが、学生たちの反対運動により現在でも存続しています。(^^)
# by gipsypapa | 2007-08-10 16:50 | 建築 | Trackback | Comments(16)