愛媛県立美術館分館(旧萬翠荘)

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 3年以上前に四国を旅した時にホテルの近くにあった建物。旧松山藩主の子孫にあたる久松定謨伯爵の別邸でした。彼は陸軍駐在武官としてフランス生活が長く、この別邸もフランス風様式にしたそうです。現在は愛媛県立美術館の別館として活用されています。
 鉄筋コンクリート造、屋根小屋組-鉄骨造の3階建て。

愛媛県立美術館分館
旧萬翠荘/久松定謨邸 1922(大正11)年
愛媛県指定有形文化財
設計 : 木子七郎
施工 : 不明
愛媛県松山市一番町3-3
撮影 : 2004.9.24
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 この頃はまだ系統立って建物を見ていたころではなく、内部も見学してのですが、写真はこの踊場壁面の大きな帆船のステンドグラスしか撮っていませんでした。
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 外観はフランス風の白いタイル張り。 勾配のきつい屋根とドーマー窓が印象的で、機会があればもう一度見たい建物です。
# by gipsypapa | 2008-03-22 23:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)

大阪の橋~桜宮橋

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 中之島から東は上流の大川。淀川の支流です。川沿いに大阪城の北側を通って、直角に北に曲ると桜の宮。この橋の周辺は河岸公園で、この橋も公園散策の風景美です。橋の西詰には大阪で最も古い洋館「泉布観」と大阪造幣局や造幣博物館があり、毎年春にはここで行われる「桜の通り抜け」で賑わいます。

 この辺りは阪神高速も走っていないし、河川敷には桜並木が連なって、川沿いの景色も良いのですが、実はこの橋の東詰北側には大阪でも有名なラブホテル街になっています。

 通称「銀橋」と呼ばれる橋ですが、残念ながら、この日は塗装工事中で橋そのものはブルーシートで覆われていて見えませんでした。しかし、もともと目的は武田吾一が意匠指導した階段塔でしたので、その目的は達成しました。

 階段塔は東西に1棟ずつ同じ意匠のものがありますが、この日は西側だけみました。本当は東側も見たかったのですが、なにしろ橋自体が工事中なので歩行での移動は断念。

桜宮橋 1930(昭和5)年
設計 : 大阪市+武田五一(意匠指導)
施工 : 大林組
大阪市北区天満橋1~大阪市都島区中野町1
撮影 : 2008.1.26
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 武田吾一意匠設計のレンガ造りの階段塔。写真は造幣局側の西の塔です。
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 河川敷からこの入口を入って、橋の上に上るわけです。
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 螺旋階段を上って。
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 2階レンガのアーチが美しい。
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 天井に照明器具が下がっていた跡が残っていました。
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 河川敷の階段塔脇に「みゆき橋跡」という表示。ここに支流があったのでしょうか。
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 今年の造幣局の通り抜けの頃には、工事も終わっているでしょう。「泉布観」も改修中で見れなかったので、今年は行ってみようと思います。
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 アクアライナーといわれる水上バスは、中之島からここ大川を通って北上し、淀川の近くまで航行しています。
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 現代の屋形舟も。

 大阪の橋シリーズはこれで一旦終わります。
次は大阪を出て、京都にするか兵庫にするか、思案中ですが、その間しばらく関西以外を少し寄り道します。
# by gipsypapa | 2008-03-20 12:50 | 建築 | Trackback | Comments(6)