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京都の下京区を歩く

新緑の季節になって庭の緑が美しいので、このところ京都府内の庭園を訪ねています。できるだけ人が少ない、大阪府寄りの寺社をいくつか見てきましたが、今回は京都市のど真ん中。ただし京都駅から歩いて行ける渉成園に行ってみることに。

午前中に家を出て、お昼を挟んで、早々に家に戻る予定です。JR京都駅から北へ歩きます。往き帰りに見つけたレトロな建物などをアップします。撮影 : 2019.5.24
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JR京都駅。20年ほど前に新ビルに立替られて、モダンな駅舎になりました。
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いつ来ても観光客で賑わっています。
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北に出ると目の前が京都タワー。最近アップしたばかりです。
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京都タワーの右側、烏丸通を北上。京都では貸衣装の着物姿は珍しくありませんが、これは本物の着物姿です。
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シナリー西日本支社。10年前にブログにアップしたときは、セコム損保京都ビルでした。元は京都野村生命のビルとして建てられたものです。1階部分は石貼りで、上部は全面タイル貼り。遠くから見ると濃い褐色に見えますが、近づいてみると濃紺色のタイルです。

設計は安井武雄(1884 – 1955)。大阪を中心に活躍し、昭和初期のモダニズム建築を代表する建築家です。高麗橋野村ビルディングや大阪瓦斯ビルヂングではモダニズムの中に色気を加味したような独特の美学を感じて気に入っていますが、この建物はそれらと趣が異なり、無骨な感じを受け、どちらかというと野村證券本店との共通点があります。鉄筋コンクリート造り6階建て、地下1階。

烏丸七条ビル
旧京都野村生命ビル
1937(昭和12)年
設計 : 安井武雄建築事務所
施工 : 竹中工務店
京都市下京区烏丸西入ル東境町191
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東本願寺と渉成園を結ぶ東西の通りには、町家を旅館にした建物がいくつかありました。

旅館 だいや
京都市下京区飴屋町263
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蔦が絡まるレトロなビルがあります。玄関周りの意匠は装飾的です。看板などの表示がまったくないので、使われていないようでした。東側にに東本願寺役宅という表示があるアパートがありました。この建物も東本願寺関連かも知れません。

東本願寺関連のビル?
京都市下京区廿人講町36
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「詰所 飛騨」の看板。いわゆるゲストハウスのようです。

飛騨詰所
京都市下京区正面通東洞院西入廿人講町21
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確か西本願寺もそうでしたが、ここ東本願寺の参道には仏具を扱う店がいくつかありました。

寺嶋念珠老舗
京都府京都市下京区正面通東洞院西入廿人講町26
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東本願寺の正面にある平安法衣店。相当古い店舗ですが、建物としての情報は見つかりませんでした。

平安法衣店
京都市下京区東本願寺大門前

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この左の道を東に行くと渉成園です。

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by gipsypapa | 2019-07-16 08:15 | 建築 | Trackback | Comments(0)

大原野の樫本神社

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阪急バスの南春日町停留所から正法寺や大原野神社方面に向かう途中に樫本神社(かしもと じんじゃ)があります。大原野神社の境外摂社だそうで、 祭神は仁徳天皇を祀っています。

創建は大原野神社と変わらない平安時代と思われますが、今の本殿は新しく、小さな神社。本殿は、伊勢神宮の古材を用いて、平成29年に建て替えられたそうです。

樫本神社2017(平成29)年
設計・施工 : 不明
京都市西京区大原野南春日町813
撮影 : 2019.5.13
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無人でした。宮司さんとかは常駐していないようです。

by gipsypapa | 2019-07-15 08:00 | 建築 | Trackback | Comments(0)

小塩山 大原院勝持寺(その2)

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勝持寺(しょうじじ)は、京都の西南郊外の大原野に位置し、大原野神社から少し登ったところにある天台宗の寺院で、「花の寺」として知られる桜の名所です。

白鳳8年(西暦679年)に天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりだそうです。その後は塔頭(たっちゅう)が49院を抱える大きな人でしたが、応仁の乱で、仁王門を除きすべて焼失。現在の建物は乱後の天正年間(1573 – 1592年)に再建されたものです。

小塩山 大原院勝持寺
京都市西京区大原野南春日町1194
撮影 : 2019.5.1
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配置図には南門になっています。いわゆる山門です。
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門をくぐって正面にある書院で受付をします。拝観料は400円でした。
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書院の前を通って奥の院へ。
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縁側にガラス戸があり奥に大広間があります。天正年間ほどは古くなさそうですが、趣がある建物。
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くぐり門を抜けると・・・
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本堂の横に出ます。
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阿弥陀堂が本堂です。さすがに歴史を感じさせる佇まいで、拝殿の上部にある木鼻などの彫刻も見事でした。

勝持寺阿弥陀堂
天正年間か
設計・施工 : 不明
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本尊は薬師如来。国の重要文化財です。
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阿弥陀堂の右にあるのは瑠璃光殿。
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阿弥陀堂の南側にある石段を登ると不動堂。
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西行桜。季節はずれなので「花の寺」のイメージはありませんでした。秋の紅葉も美しいそうです。
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江戸時代には、この後に訪ねた京都西山の善峯寺と同じく、桂昌院の帰依を受けた寺院です。

by gipsypapa | 2019-07-13 11:11 | 建築 | Trackback | Comments(2)

小塩山 大原院勝持寺(その1)

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勝持寺(しょうじじ)は、京都の西南郊外の大原野に位置し、大原野神社から少し登ったところにある天台宗の寺院で、花の寺として知られる桜の名所です。

白鳳8年(西暦679年)に天武天皇の勅によって神変大菩薩役の行者が創建したのが始まりだそうです。その後は塔頭(たっちゅう)が49院を抱える大きな人でしたが、応仁の乱で、仁王門を除きすべて焼失。現在の建物は乱後の天正年間(1573 – 1592年)に再建されたものです。

小塩山 大原院勝持寺
京都市西京区大原野南春日町1194
撮影 : 2019.5.13
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大原野神社の西側から入ると仁王門があります。勝持寺で最古の建造物だそうなので、少なくとも天正時代以前のかなり古い時代の建立です。
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仁王像も古そう。
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ネット情報では、これらの阿吽の仁王像は、近くにある願徳寺にあった仁王像で、本来の仁王像は収蔵庫で保管されているとか。
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仁王門を抜けると緩やかな上り坂が延々と続きます。
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竹林が見事です。
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京都の西、向日市から長岡京市、山崎町周辺は多くの竹林がありますが、ここもそうです。
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室町時代の石塁が残っています。
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左側に木々の隙間から冴野の沼 (さえののぬま)がチラッと見えました。
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平安中期の女流歌人、中務が詠んだ「小塩山 松風寒し 大原や 冴野の沼の さえまさるらん」の歌枕で知られているそう。
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武家屋敷のような道の突き当たりを右折。
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更に石段があって、
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南門、いわゆる山門に到着。

by gipsypapa | 2019-07-12 09:02 | 建築 | Trackback | Comments(0)

大原野神社(その3)社殿

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大原野神社(おおはらのじんじゃ)は京都市西京区大原野にある神社です。長岡京の西の小塩山の東麓に鎮座し、平安京遷都後も二十二社(にじゅうにしゃ)の1社で、常に朝廷の殊遇を受けた、国家鎮護の社とされたそうです。

延暦3年(784年)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際に、桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まるとか。ちなみに長岡京が都だったのは、わずか10年で、そのあと今の京都市に遷都されました。

大原野神社
京都市西京区大原野南春日町1152
撮影 : 2019.5.13
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平安時代の絵でしょうか。本殿廻りは現在と変わっていないようですが、参道は本殿の手前から右折しています。現在は正面から直進するルートになっています。
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三の鳥居の手前にある手水舎。
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鹿が吐水しているのは珍しい。鹿はこの後にも出てきます。神社の春日神のお使いが鹿だからです。
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三の鳥居。
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鳥居を抜けると右側に社務所があります。
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正面に見えているのは中門。拝殿です。
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狛鹿。あくまでも奈良の春日大社を意識しています。
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中門の奥に本殿が並んでいます。本殿の祭神は、武御賀豆智命(たけみかづちのみこと)、伊波比主命(いわいぬしのみこと)、天之子八根命(あめのこやねのみこと)、比咩大神(ひめおおかみ)の4柱で、春日大社と同じです。社殿は本殿が4棟並び、中門1棟、東西廊が2棟の計7棟あり、いずれも江戸時代後期の造営で、国の登録有形文化財に指定されています。

大原野神社 本殿ほか
江戸時代後期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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東西廊も国の登録有形文化財。
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本殿は塀に隠れて屋根しか見えません。
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一番手前は千木の先端の部分が水平になっているので女神。比咩大神(ひめおおかみ)を祀っている社です。
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ネットにもう少し高いところから撮った写真がありましたので、借用しています。
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神輿庫(みこしこ)の看板が架かっています。どんな神輿が入っているんでしょうね。
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祓戸大神(はらえどのおおかみ)は右から、八幡社、稲荷社、八坂社と並んでいます。
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神道において祓を司どる神のことだそう。
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西側の細い山道を通って勝持寺へ向かいます。
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by gipsypapa | 2019-07-11 08:42 | 建築 | Trackback | Comments(0)

大原野神社(その2)鯉沢の池

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大原野神社(おおはらのじんじゃ)は京都市西京区大原野にある神社です。長岡京の西の小塩山の東麓に鎮座し、平安京遷都後も二十二社(にじゅうにしゃ)の1社で、常に朝廷の殊遇を受けた、国家鎮護の社とされたそうです。

境内の一角には、文徳天皇が奈良の猿沢池を模して造ったといわれる、鯉沢の池があり、四季折々の花が咲く庭園です。

大原野神社 庭園(鯉沢の池)
平安時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野南春日町1152
撮影 : 2019.5.13
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鯉沢の池。平安時代に作られた池泉回遊の庭です。昔から流れ込む川などはなく、池底からの湧き水と雨水だけで維持されています。
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境内の風景は、平安時代に紀貫之など多くの貴族たちの和歌に詠まれ、源氏物語などの文学作品にも出てくるとか。
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黄色や青の杜若(かきつばた)が咲き始めています。花菖蒲と区別がつきませんが、ここのは杜若だそうです。
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見事な睡蓮(すいれん)が一面に。花が咲くのはもう少し後でしょう。
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向こう岸に見えているのは春日乃茶屋。
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池の東岸にある摂社若宮社。天忍雲根命(あめのおしくもねのみこと)をお祀りしています。老朽化が進んでいたため、最近、改修されたそうです。建立は本殿より古いといわれています。京都市指定文化財。

大原野神社 摂社若宮社
江戸時代後期
京都市指定文化財
設計・施工 : 不明
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モネの「睡蓮の池と日本の橋」のような風景です。
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長岡京は奈良から遷都した短い間の都。奈良を偲んだ天皇や皇族が、故郷を偲んだ場所でしょう。
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朱色の橋で渡れる中ノ島にあるちいさな社。地主神と書いてありました。地主社は神社や寺院が建立される際に、その土地の地主神を祀るために建立された神社のことです。
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鯉沢の池の西側、参道を挟んだところにある瀬和井(せがい)。
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清和天皇の産湯に使われた清水だそうです。



by gipsypapa | 2019-07-09 08:26 | | Trackback | Comments(0)

大原野神社(その1)参道で昼食

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今回、大原野地区を訪ねた一番の目的はここでした。大原野神社(おおはらのじんじゃ)は長岡京の西の小塩山の東麓に鎮座しています。平安京遷都後も二十二社(にじゅうにしゃ)の1社で、常に朝廷の殊遇を受けた、国家鎮護の社とされたそうです。

延暦3年(784年)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際に、桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まるとか。源氏物語の作者、紫式部は大原野神社を氏神と崇め、この大原野の地をこよなく愛していたそうです。

大原野神社
京都市西京区大原野南春日町1152
撮影 : 2019.5.13
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正法寺の参道を大原野道へ戻ると、すぐ北側に大原野神社の鳥居が見えます。
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鳥居の脇に「春日乃茶屋」只今営業中の看板。丁度、お昼過ぎなのでここで何か食べるつもりです。
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石段を上ると、二の鳥居。
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木々が生い茂る参道です。
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石碑があり「神鹿苑」とあります。平成2年まで大原野神社では神の使いという鹿を飼っていた名残だとか。
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右に和風建築が見えてきました。これが春日乃茶屋かと思いましたが・・・
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近づくと違いました。「そば切り こごろ」という蕎麦屋でした。後で調べると1年半ほど前に開店したばかりでした。
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この日は5月中旬ですが真夏日。昼時で空腹の上に、歩き疲れたのと暑いので、もともと何か食べるつもり。
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頼んだのはメニューの右端「細切りそば」と「えびすビール」。そばは本当に蕎麦が細く美味しかったです。そばつゆは江戸前の藪蕎麦のような濃く甘いものではなく、京都らしいあっさり系。暑い日にはぴったりで癖になりそう。
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これろ次の店内の写真はネットから借用しています。
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その隣が「春日乃茶屋」でした。ドアで仕切られているだけなので、同じ経営かもしれません。
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春日乃茶屋はお茶と甘味処ですが、季節の和食も食べられます。
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次回アップする鴨沢の池のほとりに床を並べる、眺めがいい店でした。
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境内から西へ抜けて勝持寺の参道に出たところにも春日乃茶屋の看板。
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by gipsypapa | 2019-07-08 08:24 | 建築 | Trackback | Comments(0)

法寿山 正法寺(その5)客殿前庭「宝生苑」

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正法寺(しょうぼうじ)は、京都市西京区大原野にある真言宗東寺派の寺院で、山号は法寿山。別称「石の寺」といいます。本尊は千手観音。京都洛西観音霊場番外札所、西国薬師四十九霊場第41番札所です。

宝生殿の前庭、宝生苑(ほうじょうえん)には池泉があり、南の観音滝から流れが手前の池に注ぎます。池泉鑑賞式庭園の奥には枯山水式の庭園が広がっています。

正法寺 客殿前庭「宝生苑」
昭和時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野南春日町1102
撮影 : 2019.5.13
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大小5つの島があり、全部で16種類の鳥や動物が隠されているそうですが、見分けがつきませんでした。
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白砂に鳥獣の形をした200トンの石が全国から集められ「鳥獣の石庭」といわる、石の寺のランドマーク。
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宝生殿からの眺めが素晴らしい。形式的には池泉回遊ですが、今は庭に下りることはできず、鑑賞式になっています。
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宝生殿の南にある千原池。
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かつてはもっと広く美しい景観だったそうですが、京都第2環状道路ができるときに縮小されました。
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手前が池泉、向こう側が枯山水の欲張った庭です。中央の木は枝垂桜。
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ちなみに宝生殿のガラス戸は閉まっていますが、開閉は自由です。
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燕が入ってくるので閉めてあるのだそう。
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庭に下りられませんが、正法寺のHPに写真があったので、借用します。
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千原池。
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桜の季節は枝垂桜が見事だそうです。
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次はすぐ北側の大野原神社に行きます。



by gipsypapa | 2019-07-06 18:58 | | Trackback | Comments(2)

法寿山 正法寺(その4)本堂前庭

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正法寺(しょうぼうじ)は、京都市西京区大原野にある真言宗東寺派の寺院で、山号は法寿山。別称「石の寺」といいます。本尊は千手観音。京都洛西観音霊場番外札所、西国薬師四十九霊場第41番札所です。

春日不動堂から左に進む途中に石と植栽の庭園があります。更に本堂の前には見事な枯山水の日本庭園があり、見所の一つです。

正法寺 本堂前庭
昭和時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野南春日町1102
撮影 : 2019.5.13
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春日不動堂の前を左に進む途中にある鼓動不動。音が聞こえるとのことですが、何も感じませんでした。
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緑が多い境内です。
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石と植栽の濃密な庭が続きます。
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書院の前も庭。
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本堂です。
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外から見た山門を内側から。
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その左に見事な枯山水の庭があります。山門の前にも大きな石がありました。「石の寺」という通称も納得。
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境内はここまで自由に見ることができます。
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次回アップする宝生苑(鳥獣の石庭):を観るには拝観料(300円)を受付で払って、伽藍に上がる必要があります。
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大手水鉢は江戸中期のものだとか。



by gipsypapa | 2019-07-05 08:16 | | Trackback | Comments(2)

法寿山 正法寺(その3)伽藍

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正法寺(しょうぼうじ)は、京都市西京区大原野にある真言宗東寺派の寺院で、山号は法寿山。別称「石の寺」といいます。本尊は千手観音。京都洛西観音霊場番外札所、西国薬師四十九霊場第41番札所です。

伽藍には春日不動堂、書院(庫裡)、本殿、宝生殿(客殿)、茶室と春日稲荷社などがあります。総じて第2次世界大戦後に再建されたと思われます。

法寿山 正法寺
京都市西京区大原野南春日町1102
撮影 : 2019.5.13
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参道の突き当たり右にある石段の向こうは春日不動尊(かすがふどうそん)。阿吽の不動像が両側に立っています。
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春日不動堂は1984(昭和59)年に再建されたもの。
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春日不動堂前を左に進み、庫裡で拝観料を払って本殿から上がり、廊下と縁側を通って、再び不動堂へ向かいます。
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拝観料は300円でした。
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途中の廊下から左に見えるのは茶室。
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縁を廻っているときに右側に見える水子地蔵尊。
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水琴窟もあります。
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不動堂の右にある鳥居は春日稲荷。この奥に稲荷神社の本堂と、前回アップした反橋がありますが、そこには行けませんでした。
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不動堂の中へ。春日不動明王と愛染明王が祀られています。
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春日不動堂の石段を上らず左に行くと通用門があります。通用門脇に「不許酒肉五辛入界内」の石碑が建っています。酒や肉はご法度ですが、五辛(ゴジン)、葫(にんにく)・韮(にら)・薤(らっきょう)・葱(ねぎ)・蘭葱(ひる)の匂い野菜もダメとおっしゃっています。
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こちらが正法寺山門。閉まっています。
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正面が本堂です。このエリアに入るには春日不動堂の石段を登るか、通用門から。
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本堂へ。
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本堂の観音菩薩像は三面千手観音と呼ばれるもの。国の重要文化財です。
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最も南にある宝生殿はいわゆる客殿です。この部屋から眺める宝生苑(鳥獣の石庭):が最大の見所です。追ってアップします。
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早く願いが叶うよう走る姿をしているので「走り大黒天」といわれる大原野大黒天。
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本殿の北側に並ぶ書院へ移動。庫裡を兼ねています。
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部屋は二つ、いずれも美しい襖絵があります。
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隣接する部屋。奥行きが深い和モダンでさわやかな意匠です。
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見るからに新しい襖絵ですが、柔らかな風景画です。
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パンフレットによると、これらの襖絵は大原野の風景を描いた西山賛歌といわれるものだそうです。
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地元の日本画家、西井佐代子画伯(1947-2000)の遺作です。
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書院の突き当たり左には「生の額縁」。鶴か2羽います。
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隣のガラス戸越しに。これが見えていました。
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もう一つは書院玄関脇のもの。

by gipsypapa | 2019-07-04 08:36 | 建築 | Trackback | Comments(2)