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七尾市一本杉通りの文化財建築

一本杉通りを西に進みます。この通りは古い町家が立ち並ぶ歴史を感じるところですが、これまで紹介した鳥居醤油店、高澤ろうそく店、旧上野啓文堂、北島屋茶店主屋のほかにも文化財に指定されている建物がありますので、まとめて紹介します。

勝本邸
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最初は勝本邸です。明治38年の大火以前の伝統的な七尾町屋の風情を伝えていて、内部は吹き抜けになっていて、巨大な梁などの木骨組みや雰囲気など、保存状態が良好であることから、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

勝本家住宅主屋
1897(明治30年)ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市一本杉町123
撮影 : 2017.6.5
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文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

赤倉邸
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一本杉通りを更に西に進むと、もう1軒、町家建築の赤倉邸があります。住所が魚町に変わりますが一本杉通りの一部といってもいいでしょう。

ネット情報では、赤倉家は江戸後期から幕末にかけて鉄くずの回収業を営み、4代目が商売を発展させ金物店を開業。この建物は5代目が明治38年に大火で消失した店を明治39年頃に再建したものだそうです。現在、商売はしていないとか。

建物は典型的な町家で、2階正面の格子や袖卯建など、伝統的な町家の表構えを残すとして、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

赤倉家住宅主屋
旧赤倉屋金物店
1911(明治39)年ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市魚町110
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これも文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

伊勢福ふとん店
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一本杉通りの最後、伊勢福ふとん店です。こちらは文化財登録はされていませんが、入り口がアルミサッシのガラス戸になっていますが、手手物自体は古そうな町家建築です。木造2階建て。

伊勢福ふとん店
詳細 : 不明
石川県七尾市一本杉町85
撮影 : 2017.6.5
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電話2616番。少なくとも大火以降の築でしょう。「ふとん仕立て」や「わた打ち直し」という言葉は最近聞きませんね。

by gipsypapa | 2018-02-14 09:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の「しら井」

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一本杉通りで存在感がある建物があります。昆布・海産物店の「しら井」です。北前船の寄港地、七尾を代表する昆布屋で創業80年になるとか。店の前に北前船の錨が置いてあり、レトロな感じですが建物自体は新しいようです。木造2階建て。

しら井
築年 : 不明
設計 : 高木信治建築研究所
施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町100
撮影 : 2017.6.5
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屋根の上に煙出しのようなものがありますね。
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1階には「ミニギャラリー玉藻」があります。
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北前船の錨が飾ってありました。
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これ以降の店内の写真はネットから借用しています。
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2階建てですが、一部は吹き抜けのようです。
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柱や梁は見事な黒い木材。黒檀?
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by gipsypapa | 2018-02-13 08:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の高澤勇吉商店

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一本杉通りにある高澤勇吉商店という酒屋。小さな町家建築で、軒上に古い看板が並んでいます。木造2階建て。

高澤勇吉商店
昭和初期か
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町7
撮影 : 2017.6.05
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最初の写真はストリートビューから。私が通りかかったときは、店の前に止まっているトラックに店主と思わしき人が乗っていました。株式会社なんですね。
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レトロです。
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隣の明治堂というパン屋も気になります。
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ネットにあった写真です。

by gipsypapa | 2018-02-12 08:25 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の北島屋茶店

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一本杉通りにある小さな町家。七尾の大火前の明治37年に北前船の廻船問屋として活躍した津田嘉一郎の別宅として建てられたものだったそうです。昭和8年に改造して茶舗になり、今も営業しています。

大火以前に遡る稀少な建物で、伝統的な腕木構造を伝える典型的な七尾町家として国の登録有形文化財に指定された、木造2階建て。

北島屋茶店主屋
1904(明治37)年 / 1933(昭和8)年改造
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町54
撮影 : 2017.6.05
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電話三番。歴史を感じます。
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これ以降はネットにあった写真を借用しています。
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石臼を使った「抹茶挽き」体験ができるようです。
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by gipsypapa | 2018-02-10 08:40 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の暮らしの雑貨店「歩らり」(旧上野啓文堂)

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町家建築が並ぶ一本杉通りでは珍しい洋風の看板建築があります。万年筆専門文具店の上野啓文堂だった建物。正面ファサードはモルタル塗壁で、入り口の上部に万年筆とインク瓶のモチーフ、両脇には柱頭飾り風の特徴的な装飾を付け、2階の窓はペン先型にするなど斬新な意匠です。創業者の上野啓によるデザインと伝えられています。

万年筆専門文具店は1962(昭和37)年に閉店、その後は夛田家住宅として国の登録有形文化財の指定を受けました。現在は暮らしの雑貨店 歩らり(ぶらり)となっています。木造2階建て。

歩らり(夛田家住宅主屋)
旧上野啓文堂
1932(昭和7)年ころ
登録有形文化財
設計 : 上野啓か
施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町32-1
撮影 : 2017.6.05
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万年筆専門の店ってあったんですね。時代を感じます。
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万年筆とインク瓶のモチーフ。
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入り口両脇の付け柱の柱頭装飾。
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窓はペン先です。
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これ以降はネットの写真を借用しています。
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by gipsypapa | 2018-02-09 08:10 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の鳥居醤油店

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もう一つの土蔵造りの町家「鳥居醤油店}です。藩政時代から商家として和菓子製造を営み、明治から大正にかけて和菓子屋「鳥居花鳥堂」でした。大正14年に醤油製造業に転業し現在に至っているそうです。

明治38年の七尾の大火で消失し、明治41年に再建された現存する土蔵造りの数少ない七尾町家の一つです。間口が広く,軒の出の小さい重厚な構えで,町並みの景観に欠かせない存在として、国の登録有形文化財に指定されている木造、土蔵造り、2階建て。

鳥居醤油店
1908(明治41)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町29
撮影 : 2017.6.05
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これ以降もネットの写真を借用しています。
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by gipsypapa | 2018-02-08 07:58 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の高澤ろうそく店

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一本杉通りの最初は高澤ろうそく店。明治25年に高澤浅次郎が創業しました。信仰風土の篤い地元北陸をはじめ、全国に和ろうそくを納めているそうです。

明治38年の七尾の大火で消失、以後に普及した土蔵造りによる重厚な七尾町家です。その典型的な形として貴重なことから国の登録有形文化財に指定されている、木造、土蔵造り2階建て。

高澤ろうそく店主屋
1910(明治43)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
石川県七尾市一本杉町11-1
撮影 : 2017.6.05
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窓越しに店内を見ています。
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これ以降はネットにあった写真を借用しています。
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二階の写真だそうです。
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七尾和ろうそくの「手描き絵ろうそく」です。
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美しい。海外への土産物として喜ばれそうです。
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by gipsypapa | 2018-02-07 08:33 | 建築 | Trackback | Comments(2)

七尾市の仙対橋

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今日からしばらく石川県です。昨年6月に2泊3日の小旅行をしました。初日は和倉温泉、2日目は金沢に泊まる予定です。能登半島の中ほどに位置する和倉温泉に向かう途中、レトロ建築が多い七尾で下車しました。

駅前から北上すると、七尾のランドマーク的存在で、一本杉通りへの「入口」でもある仙対橋があります。七尾市の中心市街地を流れている御祓川(みそぎかわ)に架かる橋で、金の烏帽子の紅い欄干が印象的。橋のパネルには青柏祭の曳山がの絵が描かれています。

仙対橋
詳細 : 不明
石川県七尾市生駒町
撮影 : 2017.6.05
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別名「まつりの橋」と呼ばれます。青柏祭は大地主神社 ( 山王神社 ) の祭禮です。
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日本一巨大という、奉納三町(鍛冶町・府中町・魚町)の曳山が描かれています。
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川沿いに通称「でか山」の車輪が飾られています。
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七尾市の中心市街地を流れている御祓川(みそぎかわ)。この少し先は海です。
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この橋を渡って西に進むと、レトロ建築が多く立ち並ぶ「一本杉通り」。この後、散策します。

by gipsypapa | 2018-02-06 08:07 | | Trackback | Comments(2)

利尻、礼文ツアーの最終日は帰るだけ

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ツアー3日目は最終日。利尻富士は再び雲に覆われて見えません。この日は観光の予定はなく帰るだけです。香深港からフェリーで稚内港へ戻り、初日に通った日本海沿いを下ります。
撮影 : 2017.5.17
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香深港フェリーターミナルの向かい側に土産物屋が並んでいます。
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ターミナルは新しく今風です。
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帰りのフェリーは椅子席に座りました。
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この日も曇り空。
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往きのフェリーとは違いました。
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稚内へ到着。
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国道232号線からオロロンラインを南下して新千歳空港へ。
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相変わらず薄暗く寒々とした日本海。
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約5時間半のバスの長旅です。
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夕闇の空を見ながら大阪伊丹空港へ戻ります。
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by gipsypapa | 2018-02-04 08:57 | | Trackback | Comments(2)

礼文島から利尻富士が見えました

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ツアー二日目。駆け足で廻った利尻、礼文の観光が終わり、夕方に今日の宿「三井観光ホテル」に到着しました。すでに利尻島を離れたので、忘れてしまっていた利尻富士を見ることができました。

三井観光ホテル
北海道礼文郡礼文町香深村トンナイ277
撮影 : 2017.5.16 & 17
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外観と浴場の写真はネットから借用しています。三井観光ホテルという名称ですが、あの三井グループとは無関係みたいです。
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食事前に大浴場に行ったら、思いがけず真正面に利尻富士が見えました。すでに夕暮れ、早々にあがって部屋に戻ります。
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部屋からも正面です。窓越しに撮影しました。
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明日は朝から稚内に戻り、大阪へ帰るだけなので、最後の最後に見ることができました。少しだけ運が残っていたようです。

by gipsypapa | 2018-02-03 09:36 | | Trackback | Comments(2)