カテゴリ:庭( 48 )

五位山 法金剛院(その2)庭園

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法金剛院(ほうこんごういん)は、京都市右京区花園にある律宗の寺院で、山号は五位山、本尊は阿弥陀如来です。「蓮の寺」とも呼ばれ「関西花の寺25ヶ所」の第13番です。

境内は平安時代末期の浄土式庭園が広がっていて、その一隅にある「青女の瀧(せいじょのたき)」は日本最古の人工滝とされ、庭園は待賢門院の発願により林賢と静意の作といわれ、国の特別名勝に指定されています。

法金剛院 庭園
平安時代 / 1970(昭和45)年復元
特別名勝
作庭 : 林賢、徳大寺静意
京都市右京区花園扇野町49
撮影 : 2019.7.10
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蓮の寺ですが、あらかじめ見た本の写真から、このマップのような庭に適度の間隔で咲いているのかと思っていました。
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実際には、苑池の水面や鶴島はまったく見えないくらい蓮が生い茂っていました。
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7月の初旬。「蓮開花」と看板にありましたが、少し早すぎたようです。
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池の蓮はまだほとんど咲いていません。
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咲いているのは鉢植えの蓮。
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とはいえ、蓮の花の開花はせいぜい4日間だとか。
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せせらぎの上流へ。
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池の北側に巨岩を二段に組み上げたた「青女の滝」があり、庭園のアクセントになっています。
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「京の庭を訪ねて」という優れもののHPにある解説文を引用します。
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「作庭にたずさわり、大石を組んだ滝石組を作ったのは作庭の名手として名高かった林賢(りんけん)で、滝石組の出来栄えの素晴らしさは、人の手によるものとは思われないと絶賛され、そのことを名誉に思った林賢が歌を書き記したことが当時の日記等に残されています。

しかし、待賢門院はさらに「5、6尺」滝石組を高く築くように命じ、3年後の長承2年(1133年)、やはり作庭の名手として名高かった仁和寺の僧侶、徳大寺静意(じょうい)の手によってさらに高く組み直されました。」
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池を一周しました。
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これ以降はネットの写真を借用しています。冬の風景はこういう感じみたいです。まったく景色が違います。
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調べると、蓮って毎年、鉢で育てたものを池に植えるとか。面倒ですね。知りませんでした。



by gipsypapa | 2019-08-16 08:44 | | Trackback | Comments(2)

長岡天満宮 錦景園

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本殿への参道の途中にある弁天池の周辺は、「紅葉庭園 錦景園(きんけいえん)」として近年整備された池泉回遊式の神苑で、本殿との高低差を利用した造り。こじんまりとしていますが、紅葉の名所になっています。

長岡天満宮 錦景園
2007(平成19)年
作庭 : 不明
京都府長岡京市天神2-15-13
撮影 : 2019.7.8
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天満宮の参道に入り口がありますが、とても庭園があるとは思えない造りです。
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四阿(あずまや)があって腰掛けて眺めることができますが、四阿自体に風情は感じませんね。
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この庭にも「菅公御歌」の石碑。
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背景の建物は本殿前の休憩所になっている絵馬殿の後ろ側です。
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一枚岩の石橋。この庭園の中心です。
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石橋は自由に渡ることができます。
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庭の一角にある笠松地蔵。
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紅葉の写真はネットから借用しました。



by gipsypapa | 2019-08-14 08:46 | | Trackback | Comments(2)

長岡天満宮 八条ケ池

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過去にも何度か訪れていますが、家から近いこともあり、またまた長岡京市へ。この日は阪急電車で出かけました。阪急電車の長岡天神駅から西へ行くと、長岡天満宮の手前に八条ケ池が広がっています。

江戸時代初期の1638( 寛永15)年に当時の領主だった八条宮が命じて造営された、灌漑用の溜め池です。 外周は約1㎞、貯水量は約35000トンあるとか。

毎年、4月中旬からゴールデンウィークのころには、中堤に樹齢約150年といわれる、真っ赤な霧島ツツジが咲き、多くの観光客が見物に訪れる観光名所です。

長岡天満宮 八条ヶ池
京都府長岡京市天神1-4
撮影 : 2019.7.8
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八条ケ池の堤に上がる階段の向こうに長岡天満宮の石鳥居。
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中堤を渡る前に東側の堤を北へ。
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向こうに見えるのは水上橋。2014年に架け替えられたそうです。
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戻ってきて、中堤を天満宮境内方向へ歩きます。樹齢約150年といわれる霧島ツツジの道です。
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中央、ツツジの間の道は通れないので、左右の道を通ります。着物姿の女性が見えますが、その理由は次回に。
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中堤の中ほどにある石の太鼓橋は加賀前田家からの寄進といわれています。
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池の西側に到着。
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水上橋を渡って北側へ移動します。
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六角舎は池を眺める東屋。
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六角舎の西側にはカキツバタ園があります。
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カキツバタはもう咲いていませんので、今からの主役は蓮です。
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咲き始めでした。
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中堤に戻って、歩いて来た東側を振り返っています。
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その南側にある菖蒲畑。これも遅すぎました。
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樹齢約150年で、市の景観重要樹木に指定されているが咲いている写真をネットから借用します。
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池の南岸に並ぶのは錦水亭という料亭。これは次回に。



by gipsypapa | 2019-08-08 07:50 | | Trackback | Comments(2)

菩提山 穴太寺(その3)庭園

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穴太寺(あなおじ)は、京都府亀岡市にある天台宗の寺院。山号を菩提山(ぼだいさん)といい、本尊は薬師如来、札所本尊は聖観世音菩薩。西国三十三所第21番札所です。

円応院の南に広がる池泉は護岸石組みされ、岩島を浮かべる美しい池泉鑑賞式の庭。色々な樹木が植栽された静かで落ち着いた雰囲気で、多宝塔が借景となっています。

またその西側には茶室と北摂の山並みを借景にした露地庭もあり、京都府指定名勝です。

穴太寺 庭園
江戸時代中期
京都府指定名勝
作庭 : 不明
京都府亀岡市曽我部町穴太東辻46
撮影 : 2019.7.5
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書院から見る池泉庭園が美しい。
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多宝塔を借景にしています。
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小さな岩の島。
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石橋の西側です。
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奥に睡蓮が広がっています。
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花も咲き始め。
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更に西側に移動すると露地庭です。
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茶室が見えます。
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手前が蹲(つくばい)です。
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ツアーのご一行が帰ったようなので、本堂の中へ行きます。



by gipsypapa | 2019-08-06 07:54 | | Trackback | Comments(2)

茨木市 総持寺の庭園

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桜の季節に訪ねた総持寺(そうじじ)です。ここは何度かアップしていますが、新緑の季節になり、庭の景色も変わったかもしれないと思い、蕎麦を食べた後に足を伸ばしました。

総持寺は大阪府茨木市にある高野山真言宗の寺院。山号は補陀洛山 (ふだらくさん)で本尊は千手観音。西国三十三所第22番札所です。

美しい庭園は比較的近年に完成したと思われる池泉回遊の庭。石を適所に配した見所が多い設計です。そのほかにも、小ぶりですが巨石を使った枯山水の庭もあります。

総持寺庭園
詳細不明
大阪府茨木市総持寺1-6-1
撮影 : 2019.6.21
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裏門から入ると目の前に巨石のある庭。
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反対側、門の左にも小さな枯山水の庭。
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渡り廊下の下をくぐって本堂前へ。
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季節によって変化があるかもと思ったのですが、ほぼいつもと同じでした。本堂前のハス鉢植えが咲いています。
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散歩の時には、この庭を眺めるベンチに座って一休みするのが決まり。
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本堂側から見たら池泉の背後は築山です。
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白いアジサイが咲いていました。春には枝垂桜がきれいな一角です。
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築山の一角には上古の庭のような石も。現代の庭らしく、多様で変化のある風景です。


by gipsypapa | 2019-08-02 08:07 | | Trackback | Comments(2)

京都西山 善峯寺(その4)蓮華寿院の庭

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善峯寺(よしみねでら)は平安中期の長元2年(1029)源算上人により開かれた古刹。西国三十三所観音霊場の第20番札所として参拝客が多いところです。

境内の高台、一番奥にある奥の院、薬師堂の裏側に池泉廻遊の庭があります。蓮華寿院の旧跡にあるので「蓮華寿院の庭」といわれています。作庭時期は大正時代とのこと。善峯寺のお目当ての一つでした。

京都西山 善峯寺「蓮華寿院の庭」
大正時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野小塩町1372
撮影 : 2019.6.4
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薬師堂の裏側の蓮華寿院旧跡にあります。
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正面奥に山からの水が流れ込んでいるはずですが、見えません。やはり晴天続きのせいでしょう。
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下ります。
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蓮華寿院旧跡から一段下がったところにもう一つ池。青蓮の滝です。石仏不動明王が小さく見えています。
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ここも水がたれているだけ。滝とはいえません。
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極彩色の鯉を発見。
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本堂の裏まで下ってきました。
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この建物は書院です。

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これで一周しました。帰ります。



by gipsypapa | 2019-07-26 08:36 | | Trackback | Comments(2)

渉成園 枳殻邸(その2)

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渉成園(しょうせいえん)は真宗大谷派の本山・東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地です。寛永18年(1641年)に徳川家光から宣如上人(東本願寺第13代)に寄進され、承応2年(1653年)に石川丈山(いしかわ じょうざん)によって書院式の回遊庭園として作庭されました。国の名勝に指定されています。

渉成園 枳殻邸
江戸時代初期
名勝
作庭 : 石川丈山
京都市下京区東玉水町300
撮影 : 2019.5.24
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回棹廊

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回棹廊(かいとうろう)は印月池の北岸の丹楓渓(たんふうけい)と北大島に架かる木橋です。檜皮葺きの屋根の中央には唐破風屋根を西に向けています。

回棹廊
1884(明治17)年頃再建
設計・施工 : 不明
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縮遠亭
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北大島に渡ると縮遠亭(しゅくえんてい)という茶室があります。西側の石段を上がると、正面が茶室と四畳の間で、そこから斜めに板の間が続き、その南側に三畳の上段の間があります。上段の間は高床の舞台造りという興味深い建物です。

縮遠亭
1884(明治17)年頃再建
設計・施工 : 不明
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板の間の向こうに紫藤岸(しとうがん)が見えています。藤の花は見えません。遅すぎたかも。
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三畳の広さしかない上段の間は高床です。
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すぐ横にある塩釜の手水鉢は、鎌倉時代の石造り宝塔の塔身だったもの。全国の庭にある塩釜の手水鉢の元になったものだとか。
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印月池のもう一つの南大島は、臥龍堂(がりゅうどう)と呼ばれています。昔、この島にあった鐘楼堂の名前でした。
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安政の大火で焼失して、今は礎石だけ残っているそうです。
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一面に蓮が広がっています。水面から頭を出しているので蓮かと思いましたが、睡蓮だそうです。
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印月池の北岸の丹楓渓側から眺めた侵雪橋(しんせつきょう)を渡ります。緩やかな木造の反橋です。
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印月池の西岸に来ました。
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漱枕居
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西南の端にはもう一つの茶室の漱枕居(そうちんきょ)があります。建物自体が池に張り出していて、池を巡る舟に乗り降りできるように床を更に池に向けています。四畳半と三畳の間と土間があるそうです。パンフレットによると、既に紹介した、縮遠亭が飯店、代笠席が茶店で、この漱枕居は酒店という「煎茶三席」がそろう珍しい例だそうです。

漱枕居
1865(慶応元)年
設計・施工 : 不明
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もらったパンフレットから。



by gipsypapa | 2019-07-18 08:28 | | Trackback | Comments(2)

渉成園 枳殻邸(その1)

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渉成園(しょうせいえん)は真宗大谷派の本山、東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地です。寛永18年(1641年)に徳川家光から宣如上人(東本願寺第13代)に寄進され、承応2年(1653年)に石川丈山(いしかわ じょうざん)によって書院式の回遊庭園として作庭されました。

石川丈山は、安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将、文人だそうです。当初の建物群は、江戸時代後期に焼失したため、現在の殿舎は、慶応元年(1865年)から明治初期までに再建されたものです。一方、庭園は作庭時の姿を残しているそうです。

渉成園という名称は、中国六朝時代の詩人陶淵明の「園日渉而成趣」の詞にちなむとか。また周囲に枳殻(カラタチ)が植えてあったことから、枳殻邸(きこくてい)とも呼ばれます。渉成園十三景といわれ、国の名勝に指定されています。見所が多いので、3回に分けてアップします。

渉成園 枳殻邸
江戸時代初期
名勝
作庭 : 石川丈山
京都市下京区東玉水町300
撮影 : 2019.5.24
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西門から入ります。このすぐ右が受付。入園料は500円でした。
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正面にある高石垣。
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色々な形の石を組み合わせた遊び心のある石垣です。
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ここから庭園へ。
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庭園マップの矢印通りに北側(地図では左)から歩きました。
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小さな池があり、向こうに見えるのが滴翠軒(てきすいけん)で、手前は臨池亭(りんちてい)です。

臨池亭
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滴翠軒と直角に配置され、吹きっぱなしの廊下でつながっています。池に臨んで建っているので、この名前になりました。平屋建ての美しい和風建築で、二方に廊下を巡らし、池に面した縁側を張り出しています。

臨池亭
1884(明治17)年再建
設計・施工 : 不明
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窓越しに八畳の間が見えています。同じような八畳の間がもう一つあるそうです。
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内部の写真はネットにあったものを借用しています。
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滴翠軒
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臨池亭と直角に並ぶ滴翠軒も同時期に建てられたもの。園内の最も北側にある建物で、長い軒先を突き出し、縁側を池に張り出した書院造りの平屋建てです。

滴翠軒
1884(明治17)年再建
設計・施工 : 不明
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内部写真は再びネットから借用しています。
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亀の甲の井戸。

代笠席
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少し東に行ったところに建つ、代笠席(だいりつせき)は四畳半の部屋が二間ある煎茶席です。

代笠席
1888(明治21)年再建
設計・施工 : 不明
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パンフレットの内部写真。
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池沿いを北に進んだところにある獅子吼(ししく)は印月池の水源の一つです。
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ガイドに従って東南に進むと見えてくるのが印月池(いんげつち)。
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向こうに架かるが渉成園のランドマークの一つ、侵雪橋(しんせつきょう)。この橋は後で渡ります。
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by gipsypapa | 2019-07-17 08:40 | | Trackback | Comments(0)

大原野神社(その2)鯉沢の池

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大原野神社(おおはらのじんじゃ)は京都市西京区大原野にある神社です。長岡京の西の小塩山の東麓に鎮座し、平安京遷都後も二十二社(にじゅうにしゃ)の1社で、常に朝廷の殊遇を受けた、国家鎮護の社とされたそうです。

境内の一角には、文徳天皇が奈良の猿沢池を模して造ったといわれる、鯉沢の池があり、四季折々の花が咲く庭園です。

大原野神社 庭園(鯉沢の池)
平安時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野南春日町1152
撮影 : 2019.5.13
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鯉沢の池。平安時代に作られた池泉回遊の庭です。昔から流れ込む川などはなく、池底からの湧き水と雨水だけで維持されています。
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境内の風景は、平安時代に紀貫之など多くの貴族たちの和歌に詠まれ、源氏物語などの文学作品にも出てくるとか。
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黄色や青の杜若(かきつばた)が咲き始めています。花菖蒲と区別がつきませんが、ここのは杜若だそうです。
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見事な睡蓮(すいれん)が一面に。花が咲くのはもう少し後でしょう。
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向こう岸に見えているのは春日乃茶屋。
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池の東岸にある摂社若宮社。天忍雲根命(あめのおしくもねのみこと)をお祀りしています。老朽化が進んでいたため、最近、改修されたそうです。建立は本殿より古いといわれています。京都市指定文化財。

大原野神社 摂社若宮社
江戸時代後期
京都市指定文化財
設計・施工 : 不明
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モネの「睡蓮の池と日本の橋」のような風景です。
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長岡京は奈良から遷都した短い間の都。奈良を偲んだ天皇や皇族が、故郷を偲んだ場所でしょう。
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朱色の橋で渡れる中ノ島にあるちいさな社。地主神と書いてありました。地主社は神社や寺院が建立される際に、その土地の地主神を祀るために建立された神社のことです。
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鯉沢の池の西側、参道を挟んだところにある瀬和井(せがい)。
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清和天皇の産湯に使われた清水だそうです。



by gipsypapa | 2019-07-09 08:26 | | Trackback | Comments(0)

法寿山 正法寺(その5)客殿前庭「宝生苑」

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正法寺(しょうぼうじ)は、京都市西京区大原野にある真言宗東寺派の寺院で、山号は法寿山。別称「石の寺」といいます。本尊は千手観音。京都洛西観音霊場番外札所、西国薬師四十九霊場第41番札所です。

宝生殿の前庭、宝生苑(ほうじょうえん)には池泉があり、南の観音滝から流れが手前の池に注ぎます。池泉鑑賞式庭園の奥には枯山水式の庭園が広がっています。

正法寺 客殿前庭「宝生苑」
昭和時代
作庭 : 不明
京都市西京区大原野南春日町1102
撮影 : 2019.5.13
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大小5つの島があり、全部で16種類の鳥や動物が隠されているそうですが、見分けがつきませんでした。
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白砂に鳥獣の形をした200トンの石が全国から集められ「鳥獣の石庭」といわる、石の寺のランドマーク。
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宝生殿からの眺めが素晴らしい。形式的には池泉回遊ですが、今は庭に下りることはできず、鑑賞式になっています。
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宝生殿の南にある千原池。
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かつてはもっと広く美しい景観だったそうですが、京都第2環状道路ができるときに縮小されました。
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手前が池泉、向こう側が枯山水の欲張った庭です。中央の木は枝垂桜。
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ちなみに宝生殿のガラス戸は閉まっていますが、開閉は自由です。
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燕が入ってくるので閉めてあるのだそう。
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庭に下りられませんが、正法寺のHPに写真があったので、借用します。
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千原池。
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桜の季節は枝垂桜が見事だそうです。
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次はすぐ北側の大野原神社に行きます。



by gipsypapa | 2019-07-06 18:58 | | Trackback | Comments(2)