2019年 07月 19日 ( 1 )

渉成園 枳殻邸(その3)

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渉成園(しょうせいえん)は真宗大谷派の本山・東本願寺(真宗本廟)の飛地境内地です。寛永18年(1641年)に徳川家光から宣如上人(東本願寺第13代)に寄進され、承応2年(1653年)に石川丈山(いしかわ じょうざん)によって書院式の回遊庭園として作庭されました。国の名勝に指定されています。

渉成園 枳殻邸
江戸時代
名勝
作庭 : 石川丈山
京都市下京区東玉水町300
撮影 : 2019.5.24
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閬風亭
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閬風亭(ろうふうてい)は殿舎の南端の大広間で、緩やかな傾斜の屋根の寄棟造りに軒を深く出す、壮大な和風建築です。1880(明治13)年に、明治天皇がご休息されたところです。

閬風亭
1865(慶応元)年頃再建
設計・施工 : 不明
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閬風亭の北側にある露地にある中門。露地門には珍しく、立派な屋根を載せています。

蘆菴
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その北側に建つ蘆菴(ろあん)は珍しい2階建ての茶室。1階は七畳で、2階には主室四畳半に三畳の次の間があるそうです。

蘆菴
1957(昭和32)年再建
設計・施工 : 不明
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園林堂
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日常的に礼拝する仏像(念持仏)や位牌を安置する園林堂(おんりんどう)です。一般には持仏堂(じぶつどう)と呼ばれるのもだそうです。

園林堂
1957(昭和32)年再建
設計・施工 : 不明
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もらったパンフレットの内部写真です。

傍花閣
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園林堂の東側の山門に当たる位置に建つのは、傍花閣(ぼうかかく)です。楼門造りで、左右の側面に山廊といわれる階段の入り口があります。2階には四畳半の部屋があるとか。落ち着いた建物が多い邸内では、個性的な意匠です。

傍花閣
1892(明治25)年再建
設計・施工 : 不明

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園林堂の北側、庭園入り口そばにある小さな池。
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これは間違いなく睡蓮。

大玄関
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明治天皇が渉成園で休息されるときに、大宮御所から移築された大玄関(おおげんかん)です。大きな車寄せに内玄関があり、中には八畳が二間あるとか。

大玄関
1884(明治17)年頃移築
設計・施工 : 不明
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出口に向かう途中に、売店を兼ねた休憩所があります。
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一周しました。せっかくなので帰りに東本願寺を参拝します。




by gipsypapa | 2019-07-19 08:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)