2019年 05月 02日 ( 1 )

足立美術館(その1)

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令和最初の投稿です。今年の3月に1泊2日の山陰ツアーに参加しました。松江市以外にまだ行ったことがない名所の出雲大社や石見銀山と、ここ足立美術館が含まれていたから。

足立美術館は、島根県安来市にある、近代日本画を中心とした島根県の登録博物館。130点におよぶ横山大観の作品と日本庭園で有名です。個人的なお目当ては日本庭園でした。2回に分けてアップします。

地元出身の実業家・足立全康(あだちぜんこう、1899 - 1990)が1970(昭和45)年に開館しました。質量ともに日本一として知られる大観の作品が足立コレクションの柱となっています。大観のほかにも、竹内栖鳳、橋本関雪、川合玉堂、上村松園ら近代日本画壇の巨匠たちの作品や、北大路魯山人、河井寛次郎の陶芸、林義雄、鈴木寿雄らの童画、平櫛田中の木彫なども収蔵しています。

米国の日本庭園専門雑誌『ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング』が行っている日本庭園ランキング(Shiosai Ranking)では、初回の2003年から2018年まで、16年連続で庭園日本一に選出されています。

足立美術館
1970(昭和45)年
設計・施工 : 不明
作庭 : 中根金作、小島佐一
島根県安来市古川町320
撮影 : 2019.3.22
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本館の正面を新館側から見ています。本館と新館は地下道でつながっていました。
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側面。
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玄関の手前左側には歓迎の庭。
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手前が苔庭です。苔庭の作庭は京都の庭師の小島佐一氏によるもの。
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苔庭から枯山水庭園を見ています。樹木が斜めになっているのは、もともと山の斜面に育ったものだそう。
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移動して枯山水庭の正面へ向かいます。
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足立さんが「あっち」と教えてくれます。
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枯山水庭の作庭は「昭和の小堀遠州」といわれた中根金作氏。窓越しに庭を眺めるのが足立美術館のスタイル。
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石は鳥取の佐治石と四国の青石で、遠景は勝山を中心とした山並の借景です。
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中根金作作庭の庭は佐賀県の大興善寺(だいこうぜんじ)で紹介しています。
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同じく借景となっている右よりの亀鶴山には、開館5年後の1987年に造られた15mの人工の亀鶴の滝。遠くに小さく写っています、
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有名な「生の額縁」。これらの写真を撮るのは、時間をかけて人がいなくなるのを待つ必要がありました。
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「庭園もまた絵画である」という足立全康氏の思いを実現しています。
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こちらの背景は小さな中庭。これはこれでピクチャレスク。



by gipsypapa | 2019-05-02 07:42 | | Trackback | Comments(2)