2018年 11月 15日 ( 1 )

観心寺 恩賜講堂

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観心寺の西の端に大規模なスレート葺きの建物があります。恩賜講堂(おんしこうどう)と呼ばれ、昭和天皇即位大典のために京都御苑に建てられた大饗宴場の一部を移築改造したものです。

大典の終了後、饗宴場は3分割に解体され、大阪府内の関西大学とここ観心寺、奈良県の橿原神宮にそれぞれ移築されました。橿原神宮のものは平成10年の台風で大破し現存していません。関西大学に移築されたものが、今は千里寺本堂として使われている建物で、このブログでも紹介しています。内部は3分割されたので、当然ながら内部は千里寺本堂と同じ意匠です

。二重折上格天井に鮮やかな宝相華(ほうそうげ)という唐草模様の壮麗な天井絵が飾られています。近代宮殿建築を代表する建築物として国の重要文化財に指定されています。

観心寺 恩賜講堂
1928(昭和3)年 / 1930(昭和6)年移築
重要文化財
設計 : 宮内省内匠寮
移築設計 : 池田谷久吉
施工 : 不明
大阪府河内長野市寺元453
撮影 : 2018.5.28
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恩賜とは天皇家から授かった、という意味。
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昨年、2017(平成29)年に国の重要文化財に指定されたばかり。
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一方、千里寺本堂の方は登録有形文化財のままのようです。
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この外灯は千里寺にあるものと同じです。
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これ以降はネットにあった写真を借用しています。
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恩賜講堂の内部は非公開ですが5月の楠公祭に合わせて開催される少年剣道大会などで見れるそうです。
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ブドウの房のようなシャンデリアも千里寺と同じ。
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こちらは以前アップした千里寺本堂の天井です。色や図柄が違いますね。
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恩賜講堂の手前に霊宝館という建物があり、各種の仏像などの文化財が展示されています。
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その1で紹介した建掛塔に模型。平屋建てで建てかけのままでしたが、完成したらこうなるようです。

by gipsypapa | 2018-11-15 08:28 | 建築 | Trackback | Comments(2)