2018年 10月 13日 ( 1 )

がんこ和歌山六三園(その1)

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今回の和歌山での昼食は「がんこ和歌山六三園」でした。「がんこ寿司」として大阪の十三で創業し、大阪を中心に近畿地方、東京都に店舗を展開している和食レストランチェーンで、近年は古い屋敷を食事処にしたお屋敷シリーズを展開していて、ここはその一つ。

六三園(ろくさんえん)は地元の実業家、松井伊助の別邸として大正時代に建てられた邸宅です。約6600平方メートルの広大な敷地に、上質の近代和風建築と池泉回遊式の日本庭園が見所で、主屋をはじめとして、10件の建造物が国の登録有形文化財に登録されています。

その後、戦前に旧和歌山銀行オーナーの尾藤家が購入し、米軍による一時接収を経て、1953(昭和28)年からは、料亭「六三園」だったとか。2005(平成17)年から、今の「がんこフードサービス」が運営を引き継いでいます。

がんこ和歌山六三園
旧松井家別邸
大正期末
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
和歌山市堀止西1-3-22
撮影 : 2018.3.26
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六三園の南側の路地を歩いています。塀の意匠が面白い。左は紀州青石、右は瓦のような平たい石を積み重ねたもの。
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ここから登録有形文化財の土塀。外壁は土壁に弁柄色の骨材を吹付け、煉瓦のような赤い色に。腰は砂岩質の切石を二段に重ね、基礎に地元産の紀州青石を積んでいます。

旧松井家別邸(がんこ六三園)土塀
大正時代
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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裏門と向こう側が浴室棟。これらも登録有形文化財です。次回に中から見たところをアップします。
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さらに南の自動車道から広い駐車場へ入るようになっています。3月末なので桜の季節です。
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敷地の中の庭園も見事ですが、敷地の外にも池泉の庭があります。
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突き当たって左が表門。木造平屋建ての長屋門で、右側は入母屋造りの部屋に成っていて、左側が通路です。広大な屋敷地の正面を飾る堂々とした門。国の登録有形文化財の木造平屋建て。

旧松井家別邸(がんこ六三園)表門
大正時代
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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橋を渡り表門をくぐると、左手にライオン像があります。
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大阪難波橋の両端にある4頭のライオン像は彫刻家の天岡均一(あまおかきんいち)が原型を制作し、熊取谷力松(くまとりだにりきまつ)がそれらを石像にしたそうで、全部で5頭製作したうちの1頭だとか。
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庭から見た主屋。玄関棟の南側に座敷棟、西奥に二階棟がつながっています。建築面積は357平方メートルの大邸宅。各棟とも南に縁側と大きな窓を配して庭園の眺望を考慮した意匠です。大規模で全体を落ち着いた意匠で統一した和風建築として国の登録有形文化財に指定された、木造平屋、一部2階建て。次回に他の角度から見た写真をアップします。

旧松井家別邸(がんこ六三園)主屋
1920(大正9)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
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事前に個室を予約していたので、ゆったり出来ました。
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ランチメニュー。値段がリーズナブルなので人気らしく、ほぼ満席でした。
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蔵の中も食事処になっています。
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大広間。これはネットの写真を借用しています。
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食事が終わって、ここから庭園の散策に行きます。庭からの眺めは次回に。

by gipsypapa | 2018-10-13 09:03 | 建築 | Trackback | Comments(0)