2018年 10月 11日 ( 1 )

和歌山の郭家住宅洋館

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今回の和歌山行きの目的の一つです。代々紀州藩の御典医だった郭家が,明治になってすぐに建てたコロニアルスタイルの洋風建築です。1階は薬局や待合室等を兼ね、右側は応接室だったそうです。外観はバルコニーを設けた正面のみモルタル塗り,他は下見板張りとする独特の意匠です。国の登録有形文化財の木造2階建て。

郭家住宅洋館
旧郭百甫医院洋館
1873(明治6)年
設計・施工 : 不明
和歌山市今福1-6-6
撮影 : 2018.3.26
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塀は和歌山ではおなじみの紀州青石です。
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アーチ型の脇通用口があります。
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正門の左側にビニールシート。
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ストリートビューです。下調べしたときは、このように門が閉まっていて、建物は上の部分しか見えなかったのです。
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門の片側の塀が崩れ落ちています。通りかかった近所の奥さんによると台風でもないのにある日突然崩れたとか。
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車でもぶつかったのか?ここは長く空き家だそうで、崩れたところから敷地に入ることが出来ました。ラッキーでした。
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洋館の右には古そうな和風の蔵。
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半円アーチの窓やバルコニーは典型的なコロニアルスタイル。
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二階にもバルコニー。コロニアル様式は植民地時代の建築様式です。
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塀も崩壊していますが、建物も傷みが目立ちます。今後どうなるのか心配です。
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郭家住宅では他に和風の主屋と診療棟が登録有形文化財に指定されています。両脇にも反対側にもアクセスがなく、多分この洋館を通りぬけないとアプローチできないようです。
by gipsypapa | 2018-10-11 08:28 | 建築 | Trackback | Comments(2)