2018年 08月 13日 ( 1 )

須坂の旧小田切家住宅(西糀屋)

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旧小田切家住宅は須坂の町で一般公開されているお屋敷で、クラシック美術館に匹敵する規模の観光スポットです。旧小田切家は、幕末まで須坂藩の御用達を勤めていた家で、現在の家屋は明治時代に小田切辰之助が再建した豪商の邸宅。

小田切辰之助は有数の製糸家で、その家族と子孫はこの屋敷に住み、麹、酒造、油、蚕糸、呉服商などを営んだそうです。「大麹屋」とも「西麹屋」とも呼ばれていた須坂の名家、小田切家の宗家の屋敷です。

当初はもっと広い敷地があったそうですが、現在の敷地にも店舗、主屋、長屋門、土蔵などが残っています。昭和の後半から空き家となっていた家屋を須坂市が買い取り、文化施設としています。製糸業が盛んだった当時を偲ぶ代表的な建物として須坂市指定有形文化財に指定されています。

旧小田切家住宅(西糀屋)
明治初期
須坂市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
長野県須坂市須坂423-1
撮影 : 2017.12.15
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長屋門と石橋のセットが現存する館は、須坂市内でもここだけだとか。門前の用水路には、北信地方独特の石積みである「ぼた餅石積み」が施され、用水路をまたぐように石橋が架けられています。
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敷地の北側に白漆喰仕上げの土壁とぼたもち積みの石積みが特徴的な4棟の土蔵が並ぶ印象的なお屋敷です。
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見学の入り口は店舗から。300円でした。
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店舗の出入り口はガラス戸になっていて、古さを感じさせません。
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奥の土蔵(多分3番蔵)で長野県ゆかりの工芸作家、木村不二雄展が開かれていました。
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木村不二雄氏は染織作家で、「現代の名工」に選ばれた草木染友禅の染め物職。
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私好みの昭和の町並みを描いたキャンバスや、
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信州の自然を描いた染物。
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主屋につながる通路の床は青い陶板(タイル)敷き。
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主屋の奥座敷へ。
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奥座敷や座敷は明治初期にしては近代的。
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この鶴の釘隠しはクラシック美術館で見たものと同じです。
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by gipsypapa | 2018-08-13 08:32 | 建築 | Trackback | Comments(2)