2018年 06月 14日 ( 1 )

松島の青龍山 瑞巌寺

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ツアー3日目は中尊寺を出て、午前中に日本三景のひとつ宮城県の松島へ到着しました。2011(平成23)年の東日本大震災の津波で、東北の太平洋岸は甚大な被害を被りましたが、ここ松島町は奥まった湾で手前に多くの小島がるため、被害が少なかった地域です。このツアーでは唯一、昼食がない日で、自由時間も長めだったので、お昼を済ませて、周辺の見所を回りました。

まずは民謡「斎太郎節(さいたらぶし)」で歌われる瑞巌寺へ。瑞巌寺の山号を含めた詳名は松島青龍山瑞巌円福禅寺(しょうとうせいりゅうざん ずいがんえんぷくぜんじ)。平安時代の創建で、宗派と寺号は天台宗延福寺、臨済宗建長寺派円福寺、現在の臨済宗妙心寺派瑞巌寺と変遷したとか。

現在ある建物は、1609(慶長14)年に伊達政宗公が造営したもの。桃山様式の粋をつくし、5年の歳月をかけて完成させたものです。ネット情報では、建築にあたって、諸国から名工130人を集めたほか、建材も熊野山中から取り寄せるなど、奥州の覇者としての意気込みが伝わります。造営の縄張には政宗自ら縄頭を執ったとか。

青龍山 瑞巌寺(松島青龍山瑞巌円福禅寺)
宮城県宮城郡松島町松島町内91
撮影 : 2017.10.1
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町並みから北に向かい参道へ。
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料金所の手前に立つ延命地蔵。古くないように見えますが、説明板では1863(文久3)年の鋳造です。
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両脇に鬱蒼とした杉木立が続く参道を進むと・・・・
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総門があります。本堂などと同時期に伊達政宗によって建立された薬医門。
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■本堂(方丈)
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桃山時代建立の書院造りで東・南・西三方に上縁・下縁を巡らした入母屋造本瓦葺き。中孔雀の間、仏間、上段の間、上々段の間など10室の部屋で構成されています。京都・根来の大工衆が技を競ったそうです。国宝に指定されている木造平屋建て。

本堂(方丈)
1909(慶長14)年ころ
国宝
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この辺で気づきましたが堂内は撮影禁止でした。
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あまり大きくない庭があります。
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■庫裡
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本堂の横にある庫裡へ。本堂と同時期の建立です。庫裡(庫裏)は禅宗寺院の社務所や台所。切妻造りの本瓦葺きで、屋根には入母屋造りの煙出しを載せ、唐草の透かし彫り等名工の腕が冴えた庫裡の傑作といわれています。国宝の木造平屋建て。

庫裡(非公開)
1909(慶長14)年ころ
国宝
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正面妻には桃山風の唐草装飾があります。
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非公開ですが玄関の控えの間だけ見ることが出来ました。
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宝物館に平安時代、創建時の鬼瓦が展示されています。
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内部が撮影禁止のためでしょう、参道になかで見た色々な部屋の襖絵の写真が並んでいました。
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ところが検索していたら「旅ぐるたび」というHPに一部ですが内部の写真を発見。以下に借用します。室中孔雀の間です。
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文王の間。
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上々段の間。
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欄間の彫刻。
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瑞巌寺を出る途中、参道に供養塔が納められている岩窟「法身窟」があります。
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by gipsypapa | 2018-06-14 09:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)