2018年 02月 14日 ( 1 )

七尾市一本杉通りの文化財建築

一本杉通りを西に進みます。この通りは古い町家が立ち並ぶ歴史を感じるところですが、これまで紹介した鳥居醤油店、高澤ろうそく店、旧上野啓文堂、北島屋茶店主屋のほかにも文化財に指定されている建物がありますので、まとめて紹介します。

勝本邸
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最初は勝本邸です。明治38年の大火以前の伝統的な七尾町屋の風情を伝えていて、内部は吹き抜けになっていて、巨大な梁などの木骨組みや雰囲気など、保存状態が良好であることから、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

勝本家住宅主屋
1897(明治30年)ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市一本杉町123
撮影 : 2017.6.5
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文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

赤倉邸
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一本杉通りを更に西に進むと、もう1軒、町家建築の赤倉邸があります。住所が魚町に変わりますが一本杉通りの一部といってもいいでしょう。

ネット情報では、赤倉家は江戸後期から幕末にかけて鉄くずの回収業を営み、4代目が商売を発展させ金物店を開業。この建物は5代目が明治38年に大火で消失した店を明治39年頃に再建したものだそうです。現在、商売はしていないとか。

建物は典型的な町家で、2階正面の格子や袖卯建など、伝統的な町家の表構えを残すとして、国の登録有形文化財に指定された木造2階建て。

赤倉家住宅主屋
旧赤倉屋金物店
1911(明治39)年ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
七尾市魚町110
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これも文化庁の文化遺産オンラインにある内部写真を借用しています。

伊勢福ふとん店
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一本杉通りの最後、伊勢福ふとん店です。こちらは文化財登録はされていませんが、入り口がアルミサッシのガラス戸になっていますが、手手物自体は古そうな町家建築です。木造2階建て。

伊勢福ふとん店
詳細 : 不明
石川県七尾市一本杉町85
撮影 : 2017.6.5
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電話2616番。少なくとも大火以降の築でしょう。「ふとん仕立て」や「わた打ち直し」という言葉は最近聞きませんね。

by gipsypapa | 2018-02-14 09:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)