2015年 07月 19日 ( 1 )

南岳山 東長寺

南岳山 東長寺_c0112559_10165781.jpg
 JR博多駅を地下鉄で1駅分北上すると、その東側の御供所町(ごくしょまち)と博多駅前町に寺院が多く立ち並ぶ一角があります。「御供所」という名は、昔、筥崎八幡宮の御供え物を調えた(必要な物を取り揃えた)ために付いたとされています。「寺町」とも呼ばれ、寺院が集中しています。しばらくこの区画を散策します。

 最初のお寺は東長寺(とうちょうじ)。真言宗の寺院で、九州における真言宗九州教団の拠点寺院(別格本山)。九州八十八カ所第一番霊場・九州三十六不動尊結願霊場・九州二十四地蔵尊第二十二番霊場。山号は南岳山。

 大同元年(806年)、空海(弘法大師)が唐での修業から帰国し、博多に滞在して、密教東漸を祈願して建立したと伝えられています。その後、永禄・天正の兵火で焼けて荒廃していたところを、福岡藩2代目藩主の黒田忠之が寺基を現在地に移して再興し、菩提所としたそうです。

 境内には伽藍、本堂、六角堂、大仏殿、五重塔などがあります。そのうち六角堂は江戸時代に建てられたもので、福岡市指定有形文化財です。

南岳山 東長寺六角堂
1842(天保13)年
福岡市指定有形文化財
設計・施工 : 伊藤平左衛門(宮大工)
福岡市博多区御供所町2-4
撮影 : 2015.1.19
南岳山 東長寺_c0112559_10183828.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10185231.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_1019931.jpg
 六角堂。
南岳山 東長寺_c0112559_10194884.jpg
 江戸時代後期の天保13年(1842年)、博多商人の豊後屋栄蔵が名古屋以西の商人に浄財を募り、名古屋の堂宮大工・伊藤平左衛門を招いて建造したもの。
南岳山 東長寺_c0112559_10202164.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10203149.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10204187.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10205150.jpg
 鐘楼と・・・
南岳山 東長寺_c0112559_10211716.jpg
 本堂は鉄筋コンクリート造りです。
南岳山 東長寺_c0112559_10215128.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10221139.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10222929.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10224194.jpg
 ど派手な朱色の五重塔。
南岳山 東長寺_c0112559_10231974.jpg
 どう見ても新しそう。できたてですね。
南岳山 東長寺_c0112559_10235391.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_1024779.jpg
 大師堂。
南岳山 東長寺_c0112559_10243896.jpg
南岳山 東長寺_c0112559_10244982.jpg
 福岡藩主黒田家墓所(史跡)。
by gipsypapa | 2015-07-19 10:29 | 建築 | Trackback | Comments(2)