2009年 05月 14日 ( 1 )

半田市の国盛「酒の文化館」

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 半田赤レンガ建物(丸三麦酒の醸造所)は、四代目中埜又左衛門と盛田善平によって始まったことを書きました。中埜(なかの)家は半田市の名家で、酒造りから大量に出る酒粕を原料にして食酢の醸造を始めたのが、中埜酢店(現ミツカン)の創業者である初代中野又左衛門でした。(中埜家の本家。4代目から「中野」を「中埜」に。初代中埜又左衛門はその分家。)

 その歴史のある江戸時代の酒蔵が「国盛 酒の文化館」として公開され、観光名所になっています。黒塗りの壁に白い漆喰窓が当時としては斬新な意匠。230年以上前の建物が時代を超えて保存・利用されているのは素晴らしいことです。木造3階建て。

国盛「酒の文化館」
旧中埜酒造酒蔵  1772 (江戸時代・安永年間) ころ
設計・施工 : 不明
半田市東本町2-24
撮影 : 2008.7.12
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珍しい、巨大な水車のようなものが上部にありますが、これは"アミダ"というもので、道具や材料の上げ降ろしに使った装置だそうです。当時のクレーンですね。
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 「酒の文化館」の周辺にも国盛の倉庫が建っています。
 「酒の文化館」は入場無料(電話予約とありますが、飛び入りで入れてもらえました)で利き酒もできます。
by gipsypapa | 2009-05-14 11:00 | 建築 | Trackback | Comments(4)