九州大学医系生協

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九大の病院地区で最も興味深い建物です。車寄せの玄関ポーチが華麗で目立ちます。さすがに倉田謙です。彼の分離派建築の傑作ではないでしょうか。昭和初期に建てられた外科教室と病室でしたが、今は生協のビルとして使われています。
 鉄筋コンクリート造3階建て、一部4階、地下1階。

九州大学医系生協
旧九州帝国大学医学部第一外科教室及び病室
1927(昭和2)年
設計 : 倉田謙
施工 : 岩崎組
福岡市東区馬出3-1-1
撮影 : 2007.8.16
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 南側から。ここだけをみると変哲もないビルですが・・・
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 少し西に移動すると玄関ポーチが見えてきます。
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 西正面からポーチを。
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 中央の4階建て部分。上部の窓がブロックでふさがれているように見えますが、最初からこういう設計だったのでしょうか?
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 南から。
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 北から。
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 強烈な印象です。
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 床下換気口のグリル。
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 壁面は何度か補修されているのでしょう。昭和初期の割には良好な状態でした。

 これで九州大学のめぼしい近代建築は見てしまいました。次からもう少し福岡を続けます。
by gipsypapa | 2007-12-25 17:48 | 建築
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