本館の建築は、フレンチ・ルネサンス様式の壮麗な煉瓦造で、明治28年建造の重要文化財。 設計者は片山東熊。片山氏は、宮内庁匠寮の宮廷建築家として皇室関係の建築を担当していた人物です。ヨーロッパを歴訪して宮廷建築を学んだため、彼の作品はヨーロッパ的です。 先に紹介した東京国立博物館表慶館も彼の作品。 http://gipsypapa.exblog.jp/6280168 京都国立博物館・本館と正門 1985(明治28)年 設計 : 片山東熊 施工 : 直営 重要文化財 京都市東山区大和小路通七条上ル 撮影 : 2007.3.4 この博物館は、京都の社寺などに伝えられた美術品や文化財の展示を行っていますが、常設展示は新館で行い、特別展のみにこの建物が使われます。 明治の人たちの考えること、やることはすごいですね。現代ではこういう壮大な計画はありえません。 ただ個人的には、もっとこじんまりして、遊び心のある建物が好きなのです。
by gipsypapa
| 2007-07-21 19:05
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