富田御坊 本照寺庭園

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普門寺を訪ねたついでに、昔は普門寺城といわれた広大なエリアを訪ねました。既にこのブログでアップしたことがある本照寺(ほんしょうじ)は浄土真宗本願寺派の仏教寺院で、富田御坊(とんだごぼう)ともいわれています。

この日、普門寺でお話を伺い、本照寺は室町時代以前は普門寺のいわゆる塔頭(たっちゅう)だったと聞きました。また秀吉の中国大返しのときに普門寺で落ち合った秀吉の軍が山崎の戦い前夜にここに本陣を張ったといわれています。

江戸時代になってからは周囲に寺内町を形成し、現在もその町並みをとどめている地域です。本堂は1798(寛政10)年の築で、山門、東門、鐘楼とともに市の有形文化財に登録されています。

以前にアップしたときも、一部紹介していますが、最近参考にしている藤井里江さんの「続大阪の庭」という論文(pdf)に取り上げられていたので、この日はじっくり見てきました。「日本庭園鑑賞便覧」によると大正時代に作庭の枯山水となっていますが、今の庭園は池泉になっています。

富田御坊 本照寺庭園
昭和期か
作庭 : 不明
大阪府高槻市富田町4-4-27
撮影 : 2019.11.12 & 2020.1.15
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東側の脇門から入るとすぐ、庭は本堂の手前にあります。
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睡蓮が浮かぶ池泉の庭。
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八本足の構造物は何でしょう。いずれにしろそんなに古い庭ではなく、昭和の造園ではないでしょうか。
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形から見て、いわゆる心字池のようです。
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小さな池ですが、回遊式になっています。
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昨日も近くを通ったので立ち寄りました。落ち葉が多くなっています。
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再び去年11月中旬の写真です。
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普門寺にあった伽羅双樹の木がここにも。こちらの方が大きいので、樹齢数百年かも。
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山門に向かうところの手水所。
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山門は南側です。

by gipsypapa | 2020-01-16 08:23 | | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2020-01-17 06:11
日本庭園鑑賞便覧が枯山水庭になっているということは、
便覧を編纂した時期までは、
枯山水庭だったということでしょうか。
この池泉庭は、
最初から池泉庭として造られているように見えます。
Commented by gipsypapa at 2020-01-17 08:34
j-garden-hirasato さん
同じ疑問があったので、
境内をくまなく見て回りましたが
それらしい痕跡はありませんでした。
枯山水を撤去して
新しく造園したのかも知れません。
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