高槻市の三輪神社(その2)

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元は先にアップした普門寺の鎮守だった三輪神社。富田村の産土神(うぶすながみ)といわれます。富田は江戸時代の初めから酒造りが盛んだった町で、24軒もの造り酒屋があったといい、三輪神社は今も酒の神様を祀る神社として参拝者が多く訪れるところです。

境内には本殿、合の間、拝殿で構成される社殿以外にも絵馬所、末社春日社、灯籠、狛犬など江戸時代の建物や石造物が多く残っています。

三輪神社
江戸時代
設計・施工 : 不明
高槻市有形文化財
大阪府高槻市富田町4-14-14
撮影 : 2019.11.12 & 26
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本堂の南に小さな祠、春日社は高槻市の有形文化財です。
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北側には絵馬所。これも市の有形文化財。
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酒の神様なので酒樽が並んでいます。
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右から「國之長」は寿酒造。清鶴は地元。長龍は奈良で、勧請したといわれる大和国三輪山の大神神社とのつながりかと。
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古ぼけた絵馬。
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絵馬所の背後にあるのは天神社・八幡神社。
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柵から中へは入れませんが、小さな苔庭があります。
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鳥居の近くには稲荷神社と石灯籠。これらの石灯籠は古いものが多かったです。
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寛延4年と刻まれています。1751年。
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宝永5年は1708年。
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天保9年は1838年。幕末です。
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朽ちて読めません。
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これ以降は平成の灯籠です。デザインが濃密になっていますね。
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by gipsypapa | 2020-01-15 08:43 | 建築
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