大原野神社(その1)参道で昼食

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今回、大原野地区を訪ねた一番の目的はここでした。大原野神社(おおはらのじんじゃ)は長岡京の西の小塩山の東麓に鎮座しています。平安京遷都後も二十二社(にじゅうにしゃ)の1社で、常に朝廷の殊遇を受けた、国家鎮護の社とされたそうです。

延暦3年(784年)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際に、桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まるとか。源氏物語の作者、紫式部は大原野神社を氏神と崇め、この大原野の地をこよなく愛していたそうです。

大原野神社
京都市西京区大原野南春日町1152
撮影 : 2019.5.13
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正法寺の参道を大原野道へ戻ると、すぐ北側に大原野神社の鳥居が見えます。
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鳥居の脇に「春日乃茶屋」只今営業中の看板。丁度、お昼過ぎなのでここで何か食べるつもりです。
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石段を上ると、二の鳥居。
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木々が生い茂る参道です。
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石碑があり「神鹿苑」とあります。平成2年まで大原野神社では神の使いという鹿を飼っていた名残だとか。
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右に和風建築が見えてきました。これが春日乃茶屋かと思いましたが・・・
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近づくと違いました。「そば切り こごろ」という蕎麦屋でした。後で調べると1年半ほど前に開店したばかりでした。
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この日は5月中旬ですが真夏日。昼時で空腹の上に、歩き疲れたのと暑いので、もともと何か食べるつもり。
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頼んだのはメニューの右端「細切りそば」と「えびすビール」。そばは本当に蕎麦が細く美味しかったです。そばつゆは江戸前の藪蕎麦のような濃く甘いものではなく、京都らしいあっさり系。暑い日にはぴったりで癖になりそう。
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これろ次の店内の写真はネットから借用しています。
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その隣が「春日乃茶屋」でした。ドアで仕切られているだけなので、同じ経営かもしれません。
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春日乃茶屋はお茶と甘味処ですが、季節の和食も食べられます。
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次回アップする鴨沢の池のほとりに床を並べる、眺めがいい店でした。
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境内から西へ抜けて勝持寺の参道に出たところにも春日乃茶屋の看板。
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by gipsypapa | 2019-07-08 08:24 | 建築
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