松尾大社 社殿(その2)

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松尾大社は大宝元年(701年)、京都盆地の西一帯を支配していた秦氏が、現在の本殿の場所に社殿を建立したとされています。秦氏は酒醸造と販売を営んだ豪商だったこともあり、日本一の酒の神様として知られています。御祭神は大山咋神(おおやまぐいのかみ)と中津島姫命(なかつしまひめのみこと)。

松尾大社にはいわゆる末社がいくつかあります。また本殿の背後にある松尾山は、太古の昔から、山頂近くに「磐座(いわくら)」と呼ばれる、神が降臨するという岩があり、この地に住む人々が山の神として崇め、信仰してきました。

松尾大社
京都市西京区嵐山宮町3
撮影 : 2019.5.7

相生の松。黒松と赤松が一つの根から生え出た松のことだとか。縁結びや和合、長寿の象徴です。
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横長の社殿は神輿庫(みこしこ)。
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酒の神様なので杉玉。
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本殿の南側に末社が4社並んでいます。
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向かって右から衣手社、一挙社、金刀比羅社、祖霊社の四社。
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境内の北側にあるのが社務所。
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ここに松風苑の一角に入るための受付があります。拝観料は500円でした。
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社務所の手前にある神使いの庭。亀と鯉がいます。
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滝登りの鯉。
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知られていませんが、なかなか面白い庭でした。
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回廊の下をくぐると・・・。
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右にもう一つ受付。まっすぐ行くと亀の井周辺へ。無料です。
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松風苑に行くには社務所でもらったパンフレットを見せないと行けません。
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亀の井は、涸れることのない霊亀の滝の手前にある霊泉。酒造家はこの水を酒の元水として造り水に混ぜて使ったとか。
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また延命長寿・蘇りの水としても有名で、近隣の人たちが汲みに訪れているそうです。
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本殿北側の御手洗川岸に、四大神社、三宮社が相殿であります。
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霊亀の滝の前には、滝御前社。
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霊亀の滝ですが、滝は見えません。この時期は雨が降らなかったので仕方がないです。円山公園で水が流れていなかったのもこのせいか。
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HPの写真を借用します。これが普通?
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楼門を出た左側にある客殿。現在は様々なイベントやコンサートに使われるそうです。
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この先、東に蓬莱の庭があります。庭の紹介は次回から。

by gipsypapa | 2019-06-23 08:49 | 建築
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