平安神宮神苑から円山公園へ移動。同じ七代目小川治兵衛が作庭したと知り訪ねました。何回か来たことがありますが、今回は視点を変えて散策です。 円山公園は八坂神社、知恩院に隣接し、「祇園枝垂桜」に代表される桜の名所で、明治維新までは八坂神社や慈円山安養寺、長楽寺、雙林寺の境内の一部だったとか。明治初年の廃仏毀釈の一環として、土地が政府に没収され、1886年(明治19年)に総面積約9万平方メートルの公園が設けられ、1887年(明治20年)には京都市へ移管され京都市初の都市公園となったそうです。 園地計画を取りまとめたのは、かの武田五一。歓楽街だった建物が火災で焼失したあと1912年(大正元年)に七代目小川治兵衛(植治)により池泉回遊式の日本庭園が作庭され、現在の形となりました。国の名勝に指定されています。 円山公園 1886(明治19)年開園 / 1912(大正元)年作庭 名勝 公園計画 : 武田五一 作庭:七代目小川治兵衛(植治) 京都市東山区円山町463 撮影 : 2019.4.30 知恩院の南側にあります。知恩院南門をくぐると円山公園です。 平安神宮周辺では少なかった観光客は、ここでは多く見かけました。 平安神宮神苑で見た石材がここにも。豊臣秀吉が1589(天正17)年に造営した五条大橋と三条大橋の橋脚等に使われていた石材。 何かの工事中なのか、水不足なのか、水が流れていません。 ロープが張られているので、工事かな。 この奥に滝があるはずですが、水が止まっています。 少し東側に向かって登ってみましたが、何もありません。 Uターンして南側へ。境内に京料理の店があります。「いそべ本店」です。 いそべ本店 京都市東山区円山公園 かなりの高級京料理で敷居が高いはずですが、17:00過ぎで満席。連休のせいでしょうか。 これ以降は食べログから借用しています。 坂本竜馬と中岡慎太郎の像。祇園の一角。幕末の舞台ですね。 西側に下ってきました。ひょうたん池です。 向こうに見える洋館は長楽館。 植治の石の配置です。 池の西側にラジオ塔が立っています。昔はこの前でラジオ体操とかしていたんでしょうね。 見ることができなかった滝の写真をネットから借用します。
by gipsypapa
| 2019-06-17 08:26
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