住吉大社の境内にある、大きめの社殿を二つあっぷします。 末社種貸社 末社種貸社(たねかししゃ)の御祭神は、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)です。「うか」は穀物・食物を意味し、穀物の神様。稲の精霊が神格化したといわれています。種貸社の御神徳は、「資金調達」「子宝」「知恵」だそうです。 住吉大社 末社種貸社 詳細不明 大阪市住吉区住吉2-9-89 撮影 : 2019.4.17 手水舎の吐水口は一寸法師です。一寸法師発祥の地だとか。 とにかく子宝祈願に縁があるものが多いです。狛犬も子供を2匹背中にのせて。 一粒万倍。お米の種1粒が芽を出し、成長すると万倍の穂になるという意味です。 拝殿の脇には一寸法師の舟茶碗。 兒安社(こやすしゃ)と海士子社(あまごしゃ)。 安産の女神もいました。 大海神社 大海神社(だいかいじんじゃ)は住吉大社境内の最も北側にあります。祭神は豊玉彦命(とよたまひこのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の2柱です。本殿は江戸時代中期の宝永5年(1708年)の造営で住吉大社本宮本殿と同様の住吉造りです。 1810(文化7)年に建立された本宮本殿よりも100年以上古く、本宮本殿と同様に海の方向に西面しています。本殿前には渡殿(わたりでん)、次いで幣殿が建てられており、いずれも本殿と同時期の造営。渡殿・幣殿は合わせて1棟として、本殿と共に国の重要文化財に指定されています。 住吉大社 摂社大海神社 1708(宝永5)年 重要文化財 設計・施工 : 不明 種貸社から屋根が見えます。 本宮より古いらしいですが、幣殿の中は本宮によく似ています。 背後に本殿が少し見えますがこれ以上近づけません。 ネットにあった本殿。千木も鰹木も本宮と同型です。 拝殿の向かいに社務所のような建物がありますが、無人でした。 大海神社の西門。住吉大社の境内にありますが、単独に大海神社として分離されている感じがしました。
by gipsypapa
| 2019-05-28 09:23
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