住吉大社(その5)種貸社と大海神社

c0112559_08565566.jpg
住吉大社の境内にある、大きめの社殿を二つあっぷします。

末社種貸社

末社種貸社(たねかししゃ)の御祭神は、倉稲魂命(うがのみたまのみこと)です。「うか」は穀物・食物を意味し、穀物の神様。稲の精霊が神格化したといわれています。種貸社の御神徳は、「資金調達」「子宝」「知恵」だそうです。

住吉大社 末社種貸社
詳細不明
大阪市住吉区住吉2-9-89
撮影 : 2019.4.17
c0112559_08590220.jpg
c0112559_08592050.jpg
c0112559_09001056.jpg
手水舎の吐水口は一寸法師です。一寸法師発祥の地だとか。
c0112559_09004726.jpg
とにかく子宝祈願に縁があるものが多いです。狛犬も子供を2匹背中にのせて。
c0112559_09021796.jpg
c0112559_09023649.jpg
一粒万倍。お米の種1粒が芽を出し、成長すると万倍の穂になるという意味です。
c0112559_09030957.jpg
c0112559_09033082.jpg
拝殿の脇には一寸法師の舟茶碗。
c0112559_09040067.jpg
ネットにあった写真を借用します。御伽草子では、子供のない老夫婦が子供を恵んでくださるよう住吉の神に祈ると、老婆に子供ができた。しかし、産まれた子供は身長が一寸しかなく、何年たっても大きくなることはなかった。子供は一寸法師と名づけられたと。 ともあれ子宝祈願と関係があります。
c0112559_09043294.jpg
c0112559_09045266.jpg
兒安社(こやすしゃ)と海士子社(あまごしゃ)。
c0112559_09052285.jpg
安産の女神もいました。

大海神社
c0112559_09063544.jpg
大海神社(だいかいじんじゃ)は住吉大社境内の最も北側にあります。祭神は豊玉彦命(とよたまひこのみこと)と豊玉姫命(とよたまひめのみこと)の2柱です。本殿は江戸時代中期の宝永5年(1708年)の造営で住吉大社本宮本殿と同様の住吉造りです。

1810(文化7)年に建立された本宮本殿よりも100年以上古く、本宮本殿と同様に海の方向に西面しています。本殿前には渡殿(わたりでん)、次いで幣殿が建てられており、いずれも本殿と同時期の造営。渡殿・幣殿は合わせて1棟として、本殿と共に国の重要文化財に指定されています。

住吉大社 摂社大海神社
1708(宝永5)年
重要文化財
設計・施工 : 不明
c0112559_09072273.jpg
c0112559_09075391.jpg
種貸社から屋根が見えます。
c0112559_09082125.jpg
c0112559_09090993.jpg
c0112559_09092408.jpg
本宮より古いらしいですが、幣殿の中は本宮によく似ています。
c0112559_09102158.jpg
c0112559_09103443.jpg
c0112559_09104980.jpg
c0112559_09110789.jpg
背後に本殿が少し見えますがこれ以上近づけません。
c0112559_09115597.jpg
c0112559_09120880.jpg
ネットにあった本殿。千木も鰹木も本宮と同型です。
c0112559_09124071.jpg
拝殿の向かいに社務所のような建物がありますが、無人でした。
c0112559_09134187.jpg
大海神社の西門。住吉大社の境内にありますが、単独に大海神社として分離されている感じがしました。

by gipsypapa | 2019-05-28 09:23 | 建築 | Trackback | Comments(2)
トラックバックURL : https://gipsypapa.exblog.jp/tb/30294770
トラックバックする(会員専用) [ヘルプ]
※このブログはトラックバック承認制を適用しています。 ブログの持ち主が承認するまでトラックバックは表示されません。
Commented by j-garden-hirasato at 2019-05-30 06:35
種貸、三段重ねの狛犬、一寸法師、
オモシロいものがワンサカですね。
実に、大阪っぽいですねえ。
Commented by gipsypapa at 2019-05-30 08:18
j-garden-hirasato さん
子宝、安産祈願の神社は多いと思いますが
ここは徹底していますね。
こういうのは嫌いではありません。
<< 住吉大社 御文庫ほか 住吉大社(その4)摂社と末社 >>