昨年、新聞で今ある宝塚ホテルが別の場所に建て替えられ、あと一年ちょっとで解体されるという記事を読み、気になっていました。調べたところ、宿泊しなくてもランチができることがわかり壊される前に行ってみることにしました。 ホテルは本館、新館、東館、西館と増築に次ぐ増築を重ねているそうです。もちろん一番の見所は1926年(大正14年)完成の本館。京阪神初の洋館ホテルで、内部は改装されていますが、随所に当時の雰囲気を残しています。 設計は阪神間モダニズムを代表する建築家の古塚 正治(ふるづか まさはる、1892 - 1976)。このブログでも正司家住宅洋館、六甲山ホテルをアップしています。鉄筋コンクリート造り、5階建て、地下1階。 宝塚ホテル本館 1926(大正14)年 宝塚市都市景観形成建築物 設計 : 古塚正治(古塚建築事務所) 施工 : 大林組 兵庫県宝塚市梅野町1-46 撮影 : 2018.12.20 エントランスは新館側にあります。 向かって右が本館です。 入ったところの新館ロビー。 向かって右に本館への階段。 本館のロビーはさすがに歴史を感じます。 右側にビアケラーがあります。ビールが売りのレストランです。 ここは入らなかったのでネットにあった内部写真です。 窓際の廊下を歩きました。 中庭を見ながら進むと・・・ 新館側にカフェレストラン「ソラレス」があります。ここは軽食もあってお手軽みたいです。 予約したのはちょっと奮発して仏蘭西料理「プルミエ」。 宮殿風にといううたい文句。確かに天井は高いです。 ランチコースのMenuet -メヌエ、4,700円でした。 メインに肉料理か魚料理を選べるランチコースです。さすがに美味しかったです。 バーもありますが、昼間なので行きませんでした。写真はネットから。 ネットの写真です。 2020年に開業する新しいホテルの完成予想図。それにしても本館の解体はもったいない。
by gipsypapa
| 2019-02-24 20:53
| 建築
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