崎津カトリック教会

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﨑津は戦国時代の1569(永禄12)年にルイス・デ・アルメイダ神父によってキリスト教の布教が行われ、教会が建てられたところ。現在の崎津カトリック教会は集落の中心に位置し、信仰を受け継いでいます。

江戸幕府による禁教の後、この地の潜伏キリシタンは島原天草の乱には加わらず信仰を続けました。1805(文化2)年に﨑津周辺で5,000人以上が摘発される「天草崩れ」が発生するなど、激しい弾圧を受けながらも240年間に渡って「潜伏キリシタン」として信仰を守ってきたそうです。

現在の教会堂は昭和初期のハルブ神父の時代に、鉄川与助が設計施工した会堂です。ハルブ神父の強い希望で、弾圧の象徴である踏み絵が行われた吉田庄屋役宅跡に建てられました。木造で、正面の尖塔部分は鉄筋コンクリート、内部は畳敷きで祭壇はかつて踏み絵が行われていた位置に当るとか。羊角湾の風景に溶け込み「海の天主堂」とも呼ばれています。木造+鉄筋コンクリート造り、平屋建て、尖塔付き。

崎津カトリック教会堂
1934(昭和9)年
世界文化遺産
設計・施工 : 鉄川与助
熊本県天草市河浦町崎津539
撮影 : 2018.10.3
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例の筋雲がさらに大きくなってついてきました。
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なぜか文化財には指定されていませんが、鉄川与助を代表するゴシック様式の天主堂です。
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玄関周り、尖塔の下部は鉄筋コンクリート造り。

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会堂部分は木造。

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ルルドがあります。
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隣には勝海舟が泊まった家が残っています、
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ハルブ神父の石碑とその向こうに見える洋館。
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神父館のように見えました。
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集落の細い路地の奥にに建っています。
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内部写真はネットから。畳敷きの教会堂です。
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ネットから。「海の天主堂」ですね。

by gipsypapa | 2019-01-22 08:22 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2019-01-23 06:57
昭和初期に建てられたものですか。
ギザギザが印象的です。
この時代のもので、
中は畳敷きなんですね。
椅子が置かれているのが、
時代の変化を感じます。
Commented by gipsypapa at 2019-01-23 08:20
j-garden-hirasato さん
畳敷きの教会は
たまに地方の古い会堂で見ます。
戦前は畳の文化が普通でしたが
戦後に洋風の生活スタイルになって
変わったんですね。
そのスタイルに慣れた年代層の
老齢化が進んだので
椅子が置かれているんでしょう。
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