カトリック大野教会堂

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最初の「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」訪問地は外海(そとめ)地区にある大野教会堂。大野教会堂は、大浦天主堂からこの地区の主任司祭として赴任したフランス人マルク・マリ・ド・ロ神父が明治26年(1893年)に建設した小規模な巡回教会です。

建物は北側の会堂部と南側の司祭室部からなっています。教会堂部周りの 3面は当地産の玄武岩割り石を漆喰モルタルで固めた特異な「ド・ロ壁」と呼ばれる壁体を築き、その上に洋式のキングポスト(真束)をもつ木造小屋組を架ける。側面の窓は上部を半円アーチ形の煉瓦造り。石造及び木造平屋建ての国の重要文化財。

カトリック大野教会堂
1893(明治26)年 / 2004(平成16)年解体修理
世界遺産
重要文化財
設計 : マルク・マリ・ド・ロ神父(ド・ロ神父)
施工 : ド・ロ神父、信者たち
長崎市下大野町2624
撮影 : 2018.10.2
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⑩大野教会堂
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駐車場からかなり遠くてきつい山道を登っていきます。
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左が会堂部。右の屋根が低い方が司祭室部です。
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ド・ロ壁。当時、日本には石造りの建築技術がありませんでした。
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農業から医療、土木建築、工業などの広範な分野に渡る技術を伝えた人でした。
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司祭室側。
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窓から内部が見えます。
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これはネットにあった写真を借用しています。

by gipsypapa | 2019-01-11 08:25 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2019-01-12 09:23
神父自ら建設に関わった教会ですか。
それで日本の家屋とは、
少し違った造り方なんですね。
Commented by gipsypapa at 2019-01-12 14:07
j-garden-hirasato さん
当時では画期的な工法だったんですね。
洗練されてはいませんが
地元の材料を上手に造っています。
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