津和野町の殿町通りを散策

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今回のツアーでは唯一の島根県。観光地で有名な津和野を散策しました。ここを観光したら、再び山口県へ戻る予定です。

津和野は戦国時代の武将、坂崎出羽守直盛が築いた城の城下町だった街です。坂崎出羽守直盛が有名な千姫事件がきっかけで、家臣に殺害され(自害したとも言われる)たため、坂崎氏は断絶。因幡鹿野藩から入り、後を継いだ亀井氏が明治時代まで藩主をつとめました。

その津和野の町のなかでも殿町の周辺は、かつて家老屋敷があったりする、最も古いたたずまいを残している場所。なまこ塀と掘割りに泳ぐ鯉など、津和野のシンボル的スポットです。

津和野町の殿町通り
島根県鹿足郡津和野町後田
撮影 : 2018.2.26
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掘割は坂崎出羽守直盛が城下町をつくったときに用水路として掘らせたものだそうです。
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水路に鯉が300~500匹が放流されていて、いつもは水が澄んでいるのですが、この日は数日前の雨の影響で少し濁っています。
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ネットから。水がきれいなときの堀。
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坂崎出羽守直盛は関が原の戦いで有名な宇喜多秀家の従兄弟で、別名は宇喜多詮家(うきた あきいえ)。
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大阪夏の陣のとき家康の孫娘で豊臣秀頼の正室である千姫を大坂城から救出したといわれる武士です。
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なまこ壁が続きます。
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白い漆喰の山が高いのはなまこ壁として高級だと聞いたことがあります。ここは高級です。
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水路に咲く菖蒲も景観を作っています。
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養老館という藩校。改修中とのことで見学は出来ませんでした。
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養老館の門。この写真はネットから借用しています。
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多胡(たご)家老門。藩主亀井氏11代に渡り家老職だった家。県指定有形文化財です。
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武家屋敷の門の向こうは普通の民家です。
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ここもそうみたいですが松韻亭の額があります。これは後で出てきます。
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津和野大橋北側にある鷺舞(さぎまい)の像。八坂信仰の神社にて奉納される伝統舞踊で、京都市の八坂神社の舞踊が有名です。
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ネットの写真です。津和野弥栄神社の鷺舞として国の重要無形民俗文化財に指定されています。
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駐車場の方に戻ります。古い土蔵造りの商家のような建物。詳細はわかりませんでした。
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先ほど額がかかっていた松韻亭の名前のついた「沙羅の木松韻亭」。この店の若旦那が町を案内してくれたのでした。
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ここは喫茶スペースですが、和食の座敷もあるようで、先ほどの門の向こうにあるのかもしれません。
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ここでお土産の「源氏巻」を買いました。甘党には最高。美味しいですよ。
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津和野は「SLやまぐち号」が運行していることで有名。バスの車窓からチラッと見えました。
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ネットの写真です。
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鳥居の向こうの山の中腹に太皷谷稲成神社(たいこだにいなりじんじゃ)があります。
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山に沿ってノボリが見えます。衣食住の大祖神様、五穀豊穰の神様です。ここも「稲成」です。
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行かなかったのでネットの写真を借用します。先にアップした元乃隅稲成神社に分霊したのはこの神社。
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こちらが本家で参道には約1000本の朱塗りの奉納鳥居が連なっているそうです。
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元乃隅稲成神社は本家にならったんですね。


by gipsypapa | 2018-09-15 09:20 |
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