松本市の白鳥写真館

松本市の白鳥写真館_c0112559_07403628.jpg
下町会館の南隣に大正時代の洋館「白鳥写真館」があります。明治時代に松本城の堀を埋め立てた土地に数多く建てられた洋館群のひとつ。明治27年創業の写真館で、写真家の白鳥真太郎氏の実家です。

大正13年に建築されましたが、昭和2年(1927)に焼失したため、火災にあった部材を活用しながら創建時の外観を再建したそうです。グレーの外壁に白い柱を強調し、縦長を基調とした端正な建物です。2階中央にバルコニーがありますが、1階の玄関口の和風の庇と共用していないのは変わっています。鉄筋コンクリート造り(多分)、2階建て。

白鳥写真館
1924(大正13)年/ 昭和初期(復元再生)
設計・施工 : 不明
長野県松本市大手4‐8‐12
撮影 : 2016.7.11
松本市の白鳥写真館_c0112559_07412078.jpg
松本市の白鳥写真館_c0112559_07414275.jpg
松本市の白鳥写真館_c0112559_07415520.jpg
松本市の白鳥写真館_c0112559_07422520.jpg
下町会館と並んでいます。
松本市の白鳥写真館_c0112559_07431297.jpg

↑の2枚はネットにあった写真を借用しています。

by gipsypapa | 2017-07-11 07:44 | 建築
<< 松本市の「おもや平出酒店」&「... 松本市下町会館 >>