![]() 現在の披雲閣は、明治維新後に老朽化のため取り壊された旧披雲閣を高松松平家の12代当主賴寿伯爵が3年余りの歳月をかけて完成したものです。 大規模な和風住宅建築で、江戸時代の御殿を意識した伝統的な配置や意匠を採用した近世以来の正統的書院造りで、伝統技術と洋風技術が見事に融合された構造となっています。 敷地の中央に本館があり桜御門を正門とし、海に面した北側に庭園が広がっています。本館は、接客、居住、家政などの機能をもつ多くの部屋が廊下でつながっています。中でも142畳敷の「大書院」からが見どころで、そのほかに複数の小座敷が配置されていました。 江戸期の建築様式を踏襲しながら、清水組の近代的な組織体制により設計と施工の管理が徹底された住宅建築であり、大正時代におけるわが国の大規模和風住宅の技術的水準を示すものとして貴重であることから、国の重要文化財に指定された木造平屋、一部2階建て。 玉藻公園 披雲閣 旧松平家高松別邸 1917(大正6)年 重要文化財 設計・施工 : 清水組 高松市玉藻町2-1 撮影 : 2014.11.27 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]()
by gipsypapa
| 2015-06-24 08:32
| 建築
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Comments(2)
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建物の名前は、
すっかり忘れておりました。 また、表から入らなかったのか、 建物の玄関を見ても、 こんな建物あったかなあ…、 という次第で(笑)。 庭園を見て、 ようやく記憶が戻りました。 裏から入って、表には行かなかったのでした。
j-garden-hirasato さん
高松駅の方角から公園に入ったのですね。 私は帰る途中に 市街地にあるホテルから歩いて 反対側から入ったので 正面が最初で 最後に裏の駅側から出たのです。
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