旧富岡製紙場 その他の建物

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 その他の工場施設です。まずは東繭倉庫のすぐ裏にある乾燥場。この路地はは立ち入りできないエリアで、これ以上は見えません。大正時代の木造平屋建て。

旧富岡製紙場 乾燥場
1922(大正11)年
設計・施工 : 不明
富岡市富岡1-1
撮影 : 2013.10. 8
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 奥にある西繭倉庫に行かなかったので、いくつか見逃した建築物があります。調べ物をしていて、Google のストリートビューが旧富岡製糸場の敷地内に入りこんでいるのを発見。そこから取り込んだ写真です。

 蒸気窯所(じょうきがましょ)は創業時からあるもので、場内の熱源を供給していたユーティリティ設備です。国の重要文化財の木骨煉瓦造り、平屋建て。

旧富岡製糸場 蒸気窯所
1872(明治5)年
重要文化財
設計 : E.A.バスチャン(Edmond Alfred Bastien)
施工 : 大蔵省直営
富岡市富岡1-1
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 西繭倉庫に向って左手に横長の建物があります。ガイドブックでは副蚕場となっていますが、建物としての情報は見つかりませんでしたが、富岡市は世界遺産登録に向かってこの建物の再生、公開を計画中だそうです。

 旧富岡製糸場にはもう1件重要文化財の鉄水溜(てっすいりゅう)というのがあるそうです。

 これで旧富岡製糸場は終わり。次の予定地、日光市へ向かいます。
by gipsypapa | 2014-03-11 09:08 | 建築
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