![]() 煉瓦積の基礎に1階には下見板張りの壁に両開き窓、2階はモルタル仕上げの壁に上げ下げ窓を並べる変化に富んだ外観。屋根は赤い矩折れの半切妻造りで,正面玄関上に鋭角の切妻壁を見せ、煉瓦積の煙突を立てるなど、当時の洋風建築の要素を取り入れた大正ロマンを感じさせる優れた建物です。 なお正面ファサードが左右非対称なのは、当初は右側にもう1棟建っていたから。 設計は堀江佐吉の門下のひとりで、旧制青森県尋常中学校校舎(現弘前高等学校鏡ヶ丘記念館)や田中忠五郎と共同で請け負った弘前高等学校の校舎を手がけた川元重次郎。国の登録有形文化財の木造2階建て。 旧制弘前高等学校外国人教師館 1925(大正14)年 登録有形文化財 設計 : 川元重次郎 施工 : 堀江組か? 弘前市文京町1 撮影 : 2013.8.28 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 弘前市には何故か外国人教師の住宅が3棟も残っており、名称が似ていてややこしい。(笑)今回が外国人教師住宅の最後になりますので、整理しておきます。 旧東奥義塾外人教師館 1901(明治34)年 メソジスト伝導本部/堀江佐吉 弘前学院外人宣教師館 1906(明治39)年 櫻庭駒五郎 そして最後がここ、 旧制弘前高等学校外国人教師館 1925(大正14)年 川元重次郎
by gipsypapa
| 2014-01-18 10:37
| 建築
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Comments(2)
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「教職員宿舎として使用され…」
こんな建物に住めたら、 楽しいでしょうね。 公開のために、 止めたのでしょうか。
j-garden-hirasato さん、
こじんまりしていますが 住みやすそうな洋館です。 いつまで職員宿舎だったんでしょうね。 贅沢をいえば もう1棟も一緒に残して欲しかったなあ。 左右非対称のせいで チョット不安定に見えます。
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