スクラッチタイル貼りの外壁に、腰部や中央の玄関ポーチ、そこから立ち上がる4本の柱に石材を使用した古典的西洋風建築に、天守閣のような和風の高塔を載せたのが特徴。昭和初期に流行した帝冠様式の先駆けとなった庁舎です。 1923年(大正12年)の関東大震災で三代目の県庁舎が大きな被害を受けたため、再建のための設計の一般公募が行われ、入選した小尾嘉郎(おび かろう1898-1974)の案を基に、耐震構造学の専門だった佐野利器(さの としかた 1880-1956)を顧問に迎え、神奈川県内務部が設計して建てられたものです。小尾嘉郎は鈴木禎次の助手として松坂屋の設計を数多く手がけたとか。国の登録有形文化財と近代化産業遺産の鉄骨鉄筋コンクリート造5階建て、地下1階、塔屋付。 神奈川県庁本庁舎 1928(昭和3)年 登録有形文化財 近代化産業遺産 設計 : 小尾嘉郎(コンペ案)+神奈川県内務部+佐野利器(顧問) 施工 : 大林組 横浜市中区日本大通1 撮影 : 2012.12.8 & 9
by gipsypapa
| 2013-09-17 13:46
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