日田市豆田町の廣瀬資料館

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 慶応年間(1865-1868)に建てられた幕末の儒学者、廣瀬淡窓(ひろせたんそう)の実家だった建物。廣瀬本家(博多屋)は掛屋(かけや:代官御用達の金融業)を営む日田の豪商でした。現在は資料館になっています。

 資料館には、淡窓ゆかりの品や書物、代々の生活用品などが数多く展示されています。雛人形は天保時代のものが多く、全国的にも珍しい江戸生まれの豪華な「古今雛(こきんびな)」や、上流武家や公家の所蔵品だった京都の「次郎左衛門雛(じろうざえもんびな)」が展示されていました。

 建物は2棟あり、なまこ壁のある定型的な江戸期の土蔵造りの商家です。

廣瀬資料館
旧廣瀬本家(博多屋)
慶応年間
設計・施工 : 不明
日田市豆田町9-7
撮影 : 2011.3.19
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 日田市はこれで終わります。次は別府へ移動します。
by gipsypapa | 2012-02-07 13:57 | 建築
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