揚輝荘 三賞亭

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三賞亭(さんしょうてい)は、松坂屋初代社長の伊藤次郎左衞門祐民(すけたみ)氏が揚輝荘を造るときに、茶屋町の自邸にあったものを移築改修したもので、揚輝荘最初の建物です。池に面していて、座敷から障子戸を開けると、全面に池と白雲橋の眺めが目に入るようになっています。床脇にある大きな障子のある丸窓も、池の眺めを意識したものでしょう。壁は砂壁塗り、天井は杉柾板。現在も茶会が開かれるようです。名古屋市登録有形文化財の木造平屋建て。

揚輝荘 三賞亭
1918(大正7)年移設
名古屋市登録有形文化財
設計・施工 : 不明
名古屋市千種区法王町2-5-21
撮影 : 2009.7.24
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by gipsypapa | 2010-04-18 16:08 | 建築
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