建物は、淡い褐色のスクラッチタイル貼りの外観に、アーチ窓や幾何学的なモチーフを用いた質の高いデザイン。また内部もアールデコ調の雰囲気が残り、並べられた陶磁器と調和していました。なお、3階は戦後に鉄骨造りで増築されたものです。 設計者は鈴木禎次の門下で、名古屋高等工業学校教授だった鷹栖一英(たかのす いちえい)。名古屋の表現主義建築を代表する建築家でした。実施設計と監理は丹羽英二(現在も名古屋に建築事務所がある)が行い、名古屋市の志水建築業店が施工した、登録有形文化財の鉄筋コンクリート造り(一部鉄骨造り)、3階建て。 名古屋陶磁器会館 旧名古屋陶磁器貿易商工同業組合事務所 1932(昭和7)年/1946(昭和21)年増築 登録有形文化財 設計 : 鷹栖一英+丹羽英二 施工 : 志水建築業務店 名古屋市東区徳川1-10-3 撮影 : 2009.7.23
by gipsypapa
| 2010-04-09 10:22
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