志賀直哉旧居主屋(奈良文化女子短期大学セミナーハウス)

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 白樺派の文豪、志賀直哉が昭和4年から同13年まで居住した住宅。当時、武者小路実篤や小林秀雄らの文化人が集った高畑町にあり、『高畑サロン』と呼ばれた建物。白塗りの土塀に囲まれた数寄屋造の和風建築ですが、洋室やサンルームを持った近代建築です。

 設計は志賀直哉自身といわれ、ここで「暗夜行路」を完結させるとともに、多くの作品を書いたそうです。施工は京都で有名だった数奇屋大工だそうです。現在は奈良文化女子短期大学が厚生省から譲り受け、学生が気軽に利用できるセミナーハウスとして、また一般にも公開されています(入場料350円)。 登録有形文化財の木造2階建。

奈良文化女子短期大学セミナーハウス
志賀直哉旧居主屋
1928(昭和3)年
登録有形文化財
設計 : 志賀直哉
施工 : 下島松之助(大工)
奈良市高畑町1237-2
撮影 : 2009.8.28
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 門を入って石畳を歩いて玄関へ向かう左に、庭に通じる扉。
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 和風の居室。部屋数が多い住宅で、ほとんどは和室です。
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 思ったより狭い書斎。
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 洋風の食堂兼娯楽室。
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 日当たりのよいサンルームはタイル貼りの床。
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 サンルーム側は芝生の洋風の庭。
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by gipsypapa | 2009-11-16 13:33 | 建築 | Trackback | Comments(2)
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Commented by j-garden-hirasato at 2009-11-17 21:01
文人の邸宅だっただけあって、
気品がありますね。
こういう建物をセミナーハウスとして使うなんて、
粋な計らいですね。
Commented by gipsypapa at 2009-11-18 11:10
j-garden-hirasato さん、
はい、場所も緑の多い一角にあるし、
落ち着いた和風の家屋と文化人が集う洋間やサンルームなど
さすがに粋な住宅です。
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