JR半田駅

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 半田市の玄関JR半田駅には明治末期の建築物が残っています。もう一つ名鉄河和線の知多半田駅というのがありますが、こちらはJR。駅舎自体は新しくなっているようですが、開設当時のままの旧ランプ小屋と跨線橋がありました。

JR半田駅
半田市御幸町110
撮影 : 2008.7.12
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JR半田駅 旧ランプ小屋 1911(明治44)年
設計・施工 : 不明

 明治時代の鉄道は車内や駅舎の照明、保線用の照明には灯油ランプが使われていたため、ランプや燃料の収納小屋がありランプ小屋といわれました。今でも地方の駅にランプ小屋が残っているところがありますが、危険物の収納倉庫ですから、まず例外なくレンガ造りです。
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JR半田駅 跨線橋(こせんきょう)1910(明治43)年
設計・施工 : 不明

 鉄道駅構内で駅舎やホーム同士を連絡するために架けられる橋で、読んで字の如く線路を跨ぐためにこう呼ばれます。跨線橋は現在も作りかえられたり、形を変えたりして身近に見ることができますが、この橋は明治末期のままです。
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 この二つの建物は南側(正面向かって左側)に位置しています。
by gipsypapa | 2009-05-20 14:28 | 建築
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