旧華頂宮邸

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 駅前に戻って喫茶店でアイスコーヒーを飲みながら、妹を待って一息つきました。これからのお目当ては、鎌倉駅から東側の丘陵地にあります。歩いては行けないので駅前からバスに乗って移動です。

 この建物は鎌倉の3大洋館の一つで、ハーフティンバーの大邸宅。華頂博信侯爵の邸宅だったもので、華頂家の歴史から、通称的に旧華頂宮邸と呼ばれています。緑の森の中に洋風の門があり、幾何学模様のフランス式庭園を持った、宮内省の設計になる昭和初期の洋館です。現在は鎌倉市が管理していて、建物の中には入れませんが、外観は庭園を含めて一般公開されているので自由に見学できます。国登録有形文化財と鎌倉市指定景観重要建造物に指定された、木造2階建て、一部3階、地下1階。

旧華頂宮邸 1929(昭和4)年
登録有形文化財
鎌倉市指定景観重要建造物
設計 : 宮内省
施工 : 不明
鎌倉市浄明寺2-6-37
撮影 : 2008.8.3
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 緑の森の谷間のような道路に面して洋風の門がありました。開放されていて自由に入ることができます。この日は私たち以外に訪問客はいませんでした。
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典型的なハーフティンバー様式の洋館。そういえば鎌倉の洋館にはこの様式が多かったなぁ。
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建物の左側を通って・・
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 南側に出るとそこは広大でよく手入れされたフランス式庭園。ここからの眺めが一番です。
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庭園側のテラスは当時の華やかな暮らしを象徴しているようです。
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幾何学式のフランス式庭園といわれてもよくわからないのでGoogle の航空写真を。
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by gipsypapa | 2008-12-27 23:21 | 建築
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