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四国村 異人館

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 四国村を見終わって出たところに喫茶店「異人館」があります。名前のとおり、もとは神戸市北野町の異人館街にあった洋館を移設したものです。

 明治時代に神戸に建てられた英国人ワサ・ダウン氏の邸宅を移転したものをティーハウスとして改装。店内にはすべてイギリスから取りよせた1世紀半ほど前のビクトリア王朝時代の家具や調度品が並び、優雅な雰囲気があります。

 下見板張のベランダ・コロニアル住宅。正面1階ベランダは吹き放ちですが、2階のベランダにはガラス戸を建てています。明治期の異人館の特徴をよく伝える、国の登録有形文化財の木造2階建て。

四国村 異人館
旧ワサ・ダウン住宅
1905(明治38)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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 村の出口の手前に、この建物の両開きの出入口がありますが、ここは2階です。
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 前庭にある石造りの長椅子。下で支える2頭の獅子がしんどそう。それに比べて上に乗ってベロを出してアッカンベーしている2頭の怪物は生意気。(^^)
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 ポストも電話ボックスもロンドンしています。
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 意外にお客さんが少なかった店内。うどんのわらやは混んでいたのに。しかしおかげでゆったり過ごせました。
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 これで四国村を終わります。高松市内に1泊し、翌日はさらに西へ移動しました。
by gipsypapa | 2013-03-14 13:30 | 建築 | Trackback | Comments(4)

四国村 旧吉野家住宅

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 四国村の解説文。

 徳島県の太平洋に面した断崖の下、海部郡由岐町伊座利にあった「漁師の家」。切妻造り平屋建て本瓦葺きの家で、強風を防ぐ役目をしている周囲の石垣を伴っているのは、この地区の漁家の特徴です。

 昔、鰤の大敷網の漁場であったこのあたりに、よそから網元が進出して大漁が続いていました。それを見た地元の漁師が、借金をして大網を張ったところ、不運にもその年から不漁続きで大損をし、多額の借金が残ってしまったのです。他の地区では住居の改築をしたのに、ここだけは建替えができず貴重な文化財となっています。


 高松市のホームページから。

 徳島県阿南市の蒲生田岬に近い漁村(伊座利地区)の漁師の家である。昔から陸の孤島と呼ばれる交通の不便なところであった。間口3間半(約6.36メートル)、奥行3間(約5.45メートル)、屋根は切妻造りの本瓦葺の建物である。間取形式は向って左側に土間を取り、土間に沿って幅1間(約1.81メートル)の竹スノコ床を設け、奥に畳敷、根太天井を張り、座敷と寝間(ねま)をとっている。壁には神棚を設け、漁師の厚い信仰がうかがわれる。この家の木材には、切込み跡がみられ、古家の材料を再用していることがわかる。

 伊座利地区の家では、昔は古材を使って家を建てる風習があった。一般に軒が低く、風が強いため切妻の瓦葺が多く、敷地の海側に風よけの石垣を築いた家が多い。この地区の町家、農家、漁家など間取りは大体同じ型で変わるところは少ない。


四国村 旧吉野家住宅
築年 : 不明
高松市指定文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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 これで四国村を一回り。出口に向います。
by gipsypapa | 2013-03-13 13:44 | 建築 | Trackback | Comments(2)

四国村 旧丸亀藩斥候番所

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 四国村の説明文。

 この建物は、香川県と愛媛県の境の三豊郡箕浦に建っていました。北側が海、南側が山という地形の箕浦には、藩政時代、2つの番所がありましたが、海側の警備にあたっていた方は残っておらず、地元民が詰めていたこの番所だけが残っています。

 寄棟造りで、鬼瓦や軒丸瓦に京極藩の家紋がみられ、このような番所が残っているのは全国的にも珍しいものです。表に建てられた標柱にも趣が感じられます。

 高松市のホームページより。

 この建物は、18世紀ごろ丸亀藩領西端(三豊郡豊浜町箕浦甲46)にあった藩の番所であった。移築前は住宅として使用していた。屋根は寄棟造りの本瓦葺、前面に本瓦ぶきの庇(ひさし)をつけている。間口5間(約9.09メートル)、奥行2間半(約4.55メートル)、間取りは移築のとき当初の姿に復元した。向って左側が土間、中央部に3部屋、右側に2部屋があり、5部屋からなる間取りであった。

 中央部の中の部屋は壁で囲まれ閉鎖的な部屋で、江戸時代にはアカズノマと呼ばれ、一般には見られない間取りである。旧丸亀藩番所の前には「讃州豫州境從是東丸亀領」とある石柱も移されている。


四国村 旧丸亀藩斥候番所
江戸中期
香川県指定文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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by gipsypapa | 2013-03-12 13:22 | 建築 | Trackback | Comments(0)

四国村 前田家土蔵・座敷

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 文化庁のホームページより。

 もと高知市布師田に所在した。木造2階建、切妻造、桟瓦葺、置屋根形式の平入土蔵の平側に、6畳間を有する離れ座敷を接続する。土蔵の外周は、腰を海鼠壁とし、上部の漆喰壁面に高知地方特有の水切りのための瓦庇を3段ないし4段に付ける。

四国村 前田家土蔵・座敷
明治初期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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by gipsypapa | 2013-03-11 10:55 | 建築 | Trackback | Comments(3)

四国村 小豆島北浦村の石蔵と潟元消防組第四部新馬場消防屯所

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 二つ並んで建っている建物。もともと並んで建っていたものではありませんが、分けて撮影できないほど近接しています。

小豆島北浦村の石蔵

文化庁の解説文。

もと小豆郡土庄町北浦に所在。北浦出身で大阪に出て成功した藤原兵太郎が村に寄贈する公債類を保管するために建設したと伝えるユニークな金庫的建築。御影石の切石積で、刳型付きのコーニスを回し、正面に両開き鉄扉とムクリ破風状の鉄庇を付ける。

四国村 小豆島北浦村の石蔵
1915(大正4)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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潟元消防組第四部新馬場消防屯所
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文化庁のホームページより。

 もとは地元の屋島中町新馬場に所在した消防車庫。木造、平屋建、桁行2間梁行1間半の規模で、寄棟造、瓦葺、妻入とする。外周3面は縦板張りで、正面に幅一杯の上半分を連子にした両開き戸を付ける。小規模ながら端整な姿形をした消防車庫である。

四国村 潟元消防組第四部新馬場消防屯所
1919(大正8)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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by gipsypapa | 2013-03-08 13:19 | 建築 | Trackback | Comments(2)

四国村 醤油蔵・麹室

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 高松市のホームページから。

 醤油(しょうゆ)蔵・醤油醸造用具には、かすかに醤油のにおいが残っている。いずれも、大川郡引田町の醤油醸造業山本家で長年使用されたものを、四国村へ移築した。
 
醤油蔵は、西仕込蔵と東仕込蔵の2棟。土蔵造りで桁行は2棟とも10.6メートル。ともに本瓦葺である。内部は土床。壁は中塗り仕上げで天井は張らず、腰に焼板を張っている。さらに、これら仕込蔵には、麹室(こうじむろ)も付属している。

 麹室も土蔵造り、内部を見ると、1.5間の室鞘(むろざや)と3.5間の室(むろ)というふたつの部分からなっている。その他、こまごまとした細部も見事に再現されて興味ふかい。醤油の仕込み蔵・麹室、両建物のなかには、地域的特色がゆたかな醤油醸造用具が系統的に収集展示されている。


 四国村の解説文。

 醤油蔵に足を踏み入れると、微かに漂う醤油の香りに包まれる中、大きな仕込み桶の存在感に圧倒されます。桶の製作は熟練した桶職人の手によるもので、時には、酒造りに使用されていたものの再利用なども行われていたとのこと。これら大きな仕込み桶の中で、醤油麹と汲水(塩水)を入れ、攪拌(かくはん)させてから1年以上ねかせた後、熟成もろみが誕生しました。

四国村 醤油蔵・麹室
江戸後期
重要有形民俗文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.2
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by gipsypapa | 2013-03-07 10:17 | 建築 | Trackback | Comments(4)

四国村 土佐三崎の義倉

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 文化庁のホームページから。

 もと土佐清水市三崎に所在した。飢饉や災害に備える穀物蔵として地元の庄屋沖市左衛門が建てたと伝える。桁行6間梁行3間規模の切妻造の倉で、内部は2室に分かれ、正面平側に下屋庇を出して平入とする。外壁は縦板張りとし、内壁間柱には丸太材を用いる。

四国村 土佐三崎の義倉
1819(文政2)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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 ややみすぼらしい登録有形文化財でした。
by gipsypapa | 2013-03-06 12:59 | 建築 | Trackback | Comments(6)

四国村 福井家の石蔵と石舟のアーチ橋

福井家の石蔵
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 明治期の建物。もと香川県綾歌郡国分寺町新名石舟の金毘羅街道沿いにあった石蔵です。壁体に使われているのは地元の安山岩。寄せ棟に神社やお寺のような反り返る本瓦葺きの屋根に、横長大型の石積みの壁が、和洋折衷で時代を感じます。国の有形文化財の石造り平屋建て。

四国村 福井家の石蔵
明治中期
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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石舟のアーチ橋
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 石の構造物が多い四国村のランドマークになっている石橋。もと綾歌郡国分寺町新名石舟の金毘羅街道に架かっていた橋の材料を移設、復元したものです。径間約3メートルの小さな太鼓橋ですが、存在感があります。国の登録有形文化財の石造単アーチ橋。

四国村 石舟のアーチ橋
1901(明治34)年
登録有形文化財
設計・施工 : 兎子尾与次郎・米吉
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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 表と裏のアーチ要石には鯉と唐獅子の浮彫り。遊び心を感じます。
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by gipsypapa | 2013-03-05 13:13 | 建築 | Trackback | Comments(2)

四国村 旧黒瀬家丸亀藩御用蔵

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 四国村の解説文。

 この建物は、もともと京極藩御用の米蔵でした。墨書や、米俵の数取りに使った「玉」等の落書きなどから、江戸後期の建築であると推定されます。

 米蔵は、2段の布石の上に建ち、屋根は切妻造り本瓦葺です。高い海鼠壁や、正面にある4つの戸口、その廂と2つの格子窓は単調な壁面に快い変化を与えており、力強さの中に美しい構成を合わせもった米蔵です。現在は資料館として使用しています。


 高松市のホームページから。

 この建物は黒瀬家の所有で、丸亀藩の米蔵の役割をはたしていた。寛政8年(1796)の建築で、丸亀市西平山町107にあった。

 屋根は切妻造りの本瓦葺である。壁は漆喰(しっくい)塗の仕上げ、腰をナマコ壁とした大規模な建物である。藩の米蔵として四国では珍しい建物である。内部は4室に分かれ、それぞれの前面に、片庇(かたひさし)のついた入口がある。内部は天井がなく、屋根裏がそのまま見えている。

 柱の間の壁には、丸太を細かく配置、米俵を積み重ねても壁が傷まない工夫がしてある。堂々たる白漆喰の美しさ。腰瓦、出入口、窓のデザインなどモダンな構成に驚く。


四国村 旧黒瀬家丸亀藩御用蔵
江戸中期
香川県指定文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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by gipsypapa | 2013-03-04 14:00 | 建築 | Trackback | Comments(0)

四国村 旧中石家住宅

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 四国村の説明文。

 平家の落人村として有名な祖谷の民家。主屋、隠居屋、納屋が一列に並んで建ち並ぶ様子は、傾斜が急な祖谷地方の特徴を表しており、18世紀後半の建築とみられます。寒い祖谷らしく部屋には「いろり」があります。

高松市のホームページから。

 徳島県で最も古い民家のある祖谷(いや)地方(三好郡東祖谷山村麦生土)の山村農家を移築、復元したもので、主屋(おもや)、隠居屋は19世紀前半、納屋は19世紀末の建築。3棟とも寄棟造のカヤぶきである。主屋は間口5間半(約10メートル)、奥行3間半(約6.36メートル)、間取りはウチとオモテの2部屋からなる二間取りで土間がなく、山村農家の特色をもつ様式で低くつくられている。納屋は間口4間(約7.27メートル)、奥行3間(約5.45メートル)で、地形を利用して、東半部に半地下をもち、ここを畜舎として牛を飼った。

 西半部は物置で、床と天井を張ってワラや物置に使用。3棟が等高線にそった細長い敷地に並列する配置は、四国の山間部に昔は多く見られた。隠居屋は主屋の後の一段高いところに敷地を造った。チョウナ削りの柱、構造材や造作などに大工技法の特徴が見られる。


四国村 旧中石家住宅
江戸後期
高松市指定文化財
設計・施工 : 不明
高松市屋島中町91 四国村
撮影 : 2012.2.25
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 主屋と隠居屋の間から「染が滝」が見えます。
by gipsypapa | 2013-03-01 13:17 | 建築 | Trackback | Comments(4)