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香川県の琴平町

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 多度津を回った後、さらに西の琴平へ。ここで1泊しました。

 琴平町(ことひらちょう)は、香川県仲多度郡に属する町。全国的に有名な「こんぴらさん」のある町で、多くの観光客で賑わっています。金刀比羅宮(ことひらぐう)は、香川県仲多度郡琴平町の象頭山中腹に鎮座する神社。古くから門前町として栄え、特に江戸時代中期以降に一般庶民の間でも金毘羅参りが盛んになり、全国から金毘羅街道を通じて多くの参詣客を集めるようになりました。

 土産物屋や飲食店が並ぶ表参道を進んで、有名な長く続く参道の石段へ。本宮まで785段のを登りました。その時は知りませんでしたが、奥社まで登るとあと583段、合計1368段にもなるそうです。
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 古い神社なので、文化財が多く紹介しきれません。特定できる建物はこれです。

金刀比羅宮旭社(ことひらぐうあさひのやしろ)
1837(天保8)年
重要文化財
撮影 : 2012.2.26
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本宮拝殿
1878(明治11)年
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 伊藤若冲の「百花の図」をはじめ、数多くの貴重な文化財・美術品を所蔵するお社として知られています。ただし内覧出来る機会は数少ないようです。
by gipsypapa | 2013-04-01 13:18 | | Trackback | Comments(2)

多度津町の山本医院

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 旧楽天堂医院と道路を挟んで建っている現役の医院建築。旧楽天堂医院に比べてシンプルな外観ですが、左右非対称で上部のパラペットや玄関上部の山形の破風が目を引く優れた意匠です。これもコンクリート造りに見えますが、モルタル仕上げ、国の有形文化財の木造2階建て。

山本医院
1926(大正14)年
登録有形文化財
設計: 高島司郎(片岡建築事務所)
施工 : 枝園政市(枝園建設)
仲多度郡多度津町大通り5-11
撮影 : 2012.2.26
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 ドイツ語でしょう、立派な銅版?のプレートがあります。Eid Des Hippokrates「ヒポクラテスの誓い」。ヒポクラテスはギリシャの医学者です。医師の倫理・任務などについての神への宣誓文。医学の世界では有名だとか。信頼して通えそうな病院ですね。
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 こちらのカモシカの像は意味不明です。(笑)
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by gipsypapa | 2013-03-31 09:53 | 建築 | Trackback | Comments(4)

多度津町の旧楽天堂医院

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 多度津町を代表する洋風建築が桜川沿いの一帯に並んで建っています。

 大正元年に楽天堂医院として建てられ、戦後は木谷歯科医院として使われていた建物。現在は贈答用品のフロンティアの所有になっています。

 正面ファサードは左右対称。あずき色のモルタル塗り外壁に独特な円形状の破風とその下のペディメント、大きな半円アーチ窓玄関ポーチを支えるコリント式の円柱を中心として、左右に小型の半円アーチ窓を配する、装飾豊かで非常に凝ったデザインです。一見煉瓦造りに見えますが木骨コンクリート造りの2階建て。

フロンティア
旧楽天堂医院(元木谷歯科医院)
1912(大正元)年
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町大通り1-25
撮影 : 2012.2.26
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桜川越しに左が旧楽天堂医院、右は次に紹介する山本医院です。
by gipsypapa | 2013-03-29 13:05 | 建築 | Trackback | Comments(4)

多度津町の合田邸

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 本通りに面する邸宅。道路から見た本宅は町屋風の和風建築ですが、隣接する応接間棟や門扉は洋風。洋館は壁面がグレイの切り石貼りで、最上部にロンバルディア帯。壁面には二つステンドグラスの縦長窓が並んでいます。

 奥深い本宅沿いに裏に回ると、敷地の奥には和風の漆喰塗と煉瓦造りの蔵が並び建つ大邸宅。表からは目立ちませんが、私の妻によれば、昔は多度津で有数の名家だったそうです。設計者は大阪の大工という情報がありました。本宅、洋館は木造平屋建て。

合田邸
大正末期
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町本通1
撮影 : 2012.2.26
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 右側の路地を奥に進むと・・・
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 なまこ壁の和風の蔵と立派な煉瓦造り2階建ての倉庫がありました。
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by gipsypapa | 2013-03-28 13:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

多度津町の旧清水温泉

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 本通の古い町並みにある清水温泉(日之出湯)。平成の始めまで営業していたそうですが、今は閉まっています。町屋風の構えですが、レトロな看板と、裏に立つ煉瓦造りの煙突からお風呂屋さんであったことがわかります。多度津町にあった最後の銭湯だったようです。木造平屋建て。

旧清水温泉
昭和初期以前
設計・施工 : 不明
香川県仲多度郡多度津町本通1-7-8
撮影 : 2012.02.26
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by gipsypapa | 2013-03-27 13:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)

多度津町の理容しおやま

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 本通の北側の東浜にある現役の床屋さん。古さを感じませんが、ネット情報によると昭和初期に建てられたものだそうです。木造2階建て。

理容しおやま
1935(昭和10)年
設計・施工 : 不明
香川県仲多度郡多度津町東浜1-11
撮影 : 2012.2.26
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by gipsypapa | 2013-03-26 13:09 | 建築 | Trackback | Comments(2)

多度津町家中の陣屋

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 京極家多度津藩1万石の陣屋町の家中屋敷町。家中とはその名の通り、藩主の家臣の事で多度津町家中は、江戸時代多度津藩の家臣が住む武家屋敷町でした。

 ネット情報によると讃岐丸亀藩の三代藩主京極高或は当時わずか三才。幼主の夭折によるお家断絶を恐れた京極家は高或の庶兄の京極高通に1万石の分封を幕府に願い出て、これが許され多度津藩が成立したそうです。当初藩主は丸亀城内に居所を置き、多度津藩は形だけのものでしたが四代藩主京極高賢の時に、ようやく多度津に陣屋を設け居所を移したとか。

 まずは国の登録有形文化財に指定されている富井家住宅から。
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 切妻造,本瓦葺の平屋建て。武士の住居施設ですが,門や塀で囲まずに,前面道路に近接させた建物配置が独特で,表構えを構成する建物として貴重といわれています。四方に下屋を廻し,上部の外壁は漆喰塗とし,軒裏は垂木を波形に塗り込む形。大きな改変がなく,当時の中級武士階級の住宅の形式及び外観を今日に伝えています。門、土蔵、座敷も国の登録有形文化財です。

富井家住宅
1828(文政11)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町家中8-6
撮影 : 2012.2.26
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 向いにある石合家住宅。
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 御厩跡という石碑が立っています。
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 少し海側には多度津町指定史跡 京極氏旧多度津藩家中屋敷の看板と倉。
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by gipsypapa | 2013-03-25 13:34 | 建築 | Trackback | Comments(0)

多度津町のD邸

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JR多度津駅前にある洋館。2階部分にハーフティバーの妻面を見せる住宅建築で、ベランダとその持ち送りの形にレトロ感を感じます。木造2階建て。

D邸
1928(昭和3)年ころ
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町栄町3
撮影 : 2012.2.26
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by gipsypapa | 2013-03-20 14:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

JR多度津駅給水塔

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 JR予讃線と土讃線が分岐する多度津駅。1889(明治22)年5月に丸亀-琴平間(約15.5キロ)に四国で初の鉄道が走り、四国鉄道発祥の地です。駅構内にある給水塔は大正初期に建てられたもの。蒸気機関車に水を補給するために使われていました。石材でアーチを組んだ扉が煉瓦造りの塔にアクセントをつけています。昨年(2012年)、国の登録有形文化財に指定されたばかりです。

JR多度津駅給水塔
1913(大正2)年
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
仲多度郡多度津町栄町3
撮影 : 2012.2.26
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 多度津駅のプラットフォーム。
by gipsypapa | 2013-03-19 13:03 | 建築 | Trackback | Comments(2)

香川県の多度津町

 高松市で1泊して、朝から西へ。目的地は琴平ですが、途中下車しました。多度津町(たどつちょう)は香川県仲多度郡に属する町。実は私の妻の故郷です。もちろん何回も来たことがありますが、冠婚葬祭だけ。ゆっくり街を歩いたことがないので、今回は妻に案内してもらいました。

 多度津町は古くから海上・陸上交通の要所として栄え、現在もJR四国の土讃線の起点となる多度津駅があります。1889年(明治22年)5月に丸亀-琴平間(約15.5キロ)に、国鉄・JRとなった路線の中では四国で初の鉄道が走り、四国鉄道発祥の地として知られています。

 常石造船多度津工場(瀬戸内海を挟んで対岸の福山市に本社がある造船会社の主力工場)や四国旅客鉄道多度津工場 - JR四国の車輌整備工場があります。また少林寺拳法の総本山・総本部があることでも知られ、こちらの方が有名かもしれません。

 ただ街を歩いた印象としては、最近の地方都市の例にもれず、シャッターが閉まっている店舗が多く、レストランや食堂はほとんど見かけず、寂れているようでした。
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 中心地である大通と本通には町屋風の古い建物が立ち並んでいました。
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 多度津町立資料館も覗いてみました。
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 丸亀京極藩の支藩で、一万石の多度津藩でした。京極家5代藩主高琢(たかてる)に嫁いだ豊姫が持参した大名雛。
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 町の中にある少林寺拳法の旧道場。戦後すぐの築と思われます。

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仲多度郡多度津町仲ノ町5−13
撮影 : 2012.2.26
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 現在は本通の山の手に移っています。通りから見える白い六重の塔は大雁塔(だいがんとう)。内部は少林寺拳法の資料館となっており開祖の遺品や少林寺拳法の歴史を知ることができるそうです。最上階の一角には開祖の遺骨が分骨で祀られているとか。開祖の宗道臣が若い頃訪れて感動したという西安の大慈恩寺・大雁塔をモデルに建立されました。

金剛禅総本山少林寺
仲多度郡多度津町本通3丁目1-59
撮影 : 2012.2.26
by gipsypapa | 2013-03-18 10:16 | | Trackback | Comments(2)