タグ:長崎 ( 65 ) タグの人気記事

日本基督教団長崎教会

c0112559_10305975.jpg
 孔子廟の傍にある大正末期の教会。木造ですが正面の妻面はドイツ壁。後にコンクリートを正面ファサードに追加したと思われます。木造1階(一部2階)建て。

日本基督教団長崎教会
1925(大正14)年
設計・施工 : 不明
長崎市大浦町9-9
撮影 : 2009.5.18
c0112559_1032119.jpg
c0112559_10322496.jpg
c0112559_1032436.jpg
c0112559_10325913.jpg
c0112559_10331967.jpg
c0112559_10335030.jpg
c0112559_10341192.jpg
c0112559_10343514.jpg

by gipsypapa | 2010-01-26 10:37 | 建築 | Trackback | Comments(4)

林商店

c0112559_9554912.jpg
 東山手洋風住宅群からオランダ坂をさらに下ると、レンガの塀の向こうに煉瓦造りの建物が見えてきます。予備知識にないため、何かと思い坂を下って、建物の正面に出たら、タバコ屋さんで、町屋風の和風建築でした。木造2階建て。

林商店
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町6
撮影 : 2009.5.18
c0112559_9564919.jpg
 S字の金物は何?
c0112559_958437.jpg
 期待しながら角を曲がったら、
c0112559_959103.jpg
c0112559_9594133.jpg
 正面は純和風でした。
by gipsypapa | 2010-01-25 10:01 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東山手洋風住宅群

c0112559_14392935.jpg
 東山手は国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されています。東山手洋風住宅群もその一つ。明治20年代に建てられた木造洋館で、全部で7棟(坂の上側に3棟、下に4棟並ぶ)。総じて質素なつくりの住宅が、狭い敷地に密集して建ち、ベランダのある外観や仕上げ、内部構造がほぼ同一なことから、社宅または賃貸住宅だったと推定されている建物です。ただし1階建と2階建が混在しています。すべて長崎市指定有形文化財の木造住宅。

東山手洋風住宅群
1894(明治27)年~1897(明治30)年
長崎市市指定有形文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町6-25
撮影 : 2009.5.18
c0112559_14411673.jpg

c0112559_14414020.jpg
c0112559_1442587.jpg
c0112559_14422876.jpg
 オランダ坂の海側、階段状の敷地に並んでいます。少し見ただけではどれも同じ建物に見えます。
c0112559_1443471.jpg
c0112559_14441724.jpg
 坂を下って「日本の道百選」という石碑の横の路地を入って。
c0112559_14454798.jpg
c0112559_1446717.jpg
c0112559_14462968.jpg
c0112559_14465263.jpg
 
c0112559_14471932.jpg
c0112559_14474582.jpg
 まずは上側から。小道を進むとまず見えてくるのが西側の東山手洋風住宅C棟。東山手「地球館」という名前で国際交流の場・ワールドフーズレストランとして使われています。
c0112559_14484420.jpg
c0112559_144995.jpg
c0112559_14493010.jpg
c0112559_14495582.jpg
c0112559_14501380.jpg
 隣接する東側は東山手洋風住宅B棟。伝統的建造物群保存地区の歴史と、町並み保存に対する認識と理解を深めてもらうための東山手地区町並み保存センター。各種展示がされており、自由に内部を見ることができます。
c0112559_14512215.jpg
c0112559_14513893.jpg
 上側の奥は東山手洋風住宅A棟。ここは空き家でした。
c0112559_14522144.jpg
c0112559_14523827.jpg
 更に下のレベルに同じような洋館。この細い石積みの坂を下ります。
c0112559_14535188.jpg
c0112559_14541011.jpg
c0112559_14543286.jpg
c0112559_14545587.jpgc0112559_14551226.jpg
























 今度は東側から東山手洋風住宅D棟。長崎市埋蔵資料館となっていて、国産、舶来の遺物、長崎の陶磁、肥前陶磁など172点が展示されていました。
c0112559_1456521.jpg
c0112559_14562176.jpg
c0112559_14563991.jpg
c0112559_14565744.jpg
c0112559_14571551.jpg
c0112559_14572849.jpg
c0112559_14574656.jpg
c0112559_1458865.jpg
c0112559_1458291.jpg
 さらに西側にも3棟ならび(E・F・G棟)、これらは長崎市古写真資料館。幕末から明治期の長崎の外国人居留地と市街地の古写真147枚を90点のパネルにして展示しています。
c0112559_1459265.jpg

by gipsypapa | 2010-01-22 15:07 | 建築 | Trackback | Comments(2)

活水女子大学ラッセル館(同窓会館)

c0112559_13335686.jpg

 活水女子大学12番校舎(旧活水女子大学宣教師館)のさらに奥にあって近づけず、オランダ坂から見えた建物。活水学院の創始者エリザベス・ラッセルに因んだラッセル記念館のようです。c0112559_13355346.jpg同窓会館に使用されています。この名称の建物で1889(明治22)年築という情報がありますが、見たところ新しく見えるし、木造ではなさそうです。鉄筋コンクリート造り(?)、2階建。

 →は活水学院のホームページにあった写真。

活水女子大学ラッセル館(同窓会館)
築年 : 不明
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
c0112559_13362943.jpg
c0112559_1337840.jpg
c0112559_13372935.jpg

by gipsypapa | 2010-01-21 13:39 | 建築 | Trackback | Comments(2)

活水女子大学12番校舎(旧宣教師館)

c0112559_1102599.jpg
 東山手十二番館の奥にもう一つ洋館があります。純白の下見板貼りで、海側に向かってベランダのある明治の建物。旧宣教師館として知られていたもので、これも最近改修されて活水女子大学12番校舎となり、ゼミナール室や英語の絵本や児童書専門の子ども文庫『Storyland(ストーリーランド)』として使われています。木造2階建て。

活水女子大学12番校舎
旧活水女子大学宣教師館 1902(明治35)年
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
c0112559_1113745.jpg
 活水同窓会の表札がありますが、同窓会館はこのさらに奥にあるようです。
c0112559_1134913.jpg
 この先は立ち入り禁止になっていて、奥にある同窓会館と思われるラッセル記念館はほどんど見えません。
c0112559_1154653.jpg
c0112559_1161149.jpg
 手前に同じ下見板貼り、平屋建ての小さな建物が1棟。
c0112559_1174031.jpg
c0112559_118857.jpg
 行き止まりなので、またオランダ坂を上りました。屋根だけ見えます。
by gipsypapa | 2010-01-20 11:11 | 建築 | Trackback | Comments(2)

長崎市旧居留地私学歴史資料館(東山手十二番館)

c0112559_10593755.jpg
 オランダ坂をさらに上ると東山手十二番館。明治元年(1868)ごろに建てられ、東山手居留地の中では最も古い洋館です。当初はロシア領事館、後にアメリカ領事館、メソジスト派の宣教師住宅を経て、昭和16年(1941)に学校法人活水学院に譲渡され、教室としても使われましたが、昭和51年(1976)に長崎市に寄贈されました。現在は長崎市の旧居留地私学歴史資料館として公開されています。

 日本の洋風建築の初期の形を代表する、純白の下見板貼りの瀟洒な洋館で、明治元年築とは思えないほど、良好な保存がされていました。国の重要文化財指定の木造平屋建て。

長崎市旧居留地私学歴史資料館
東山手十二番館 1868(明治元)年ころ
重要文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-7
撮影 : 2009.5.18
c0112559_111691.jpg
c0112559_11131100.jpg
c0112559_1115952.jpg
c0112559_1123512.jpg
c0112559_1131421.jpg
 幅の広いベランダが周囲を取り巻いています。
c0112559_11428.jpg
 特徴のあるベランダの柱上部を飾る持送り。
c0112559_115531.jpg
c0112559_1154874.jpg
 広い中央の廊下と一枚板を使った長椅子。
c0112559_1174417.jpg
c0112559_1181167.jpg
c0112559_1184772.jpg
c0112559_1191365.jpg
c0112559_1194483.jpg
c0112559_11101896.jpg
c0112559_11111493.jpg
 ゆったりした間取りの部屋が3つ。
c0112559_1112406.jpg
c0112559_11132565.jpg
 裏側(オランダ坂の反対海側)からも敷地に入ることができます。
by gipsypapa | 2010-01-19 11:17 | 建築 | Trackback | Comments(2)

東山手十三番館

c0112559_1144313.jpg
 東山手のオランダ坂西側に建つ洋館。明治中期に建てられたフランス領事館でした。昭和14年(1939)から昭和31年(1956)まで、フランス代理領事を務めたアンドレ・ブリキ氏の私邸でしたが、その後は荒廃していたようです。2007(平成19)年に長崎市が購入して改修。私が訪れた直前に、喫茶店として公開されるようになったそうです。登録有形文化財の木造2階建て。

 なお、オランダ坂を挟んだ東側にはヴォーリズ+ヴォーゲル設計の活水学院(活水女子大学)本館があります。素晴らしいので、ぜひこちらも見てください。

東山手十三番館住宅主屋
旧フランス領事館(アンドレ・ブリキ邸) 1894(明治27)年ころ
登録有形文化財
設計・施工 : 不明
長崎市東山手町3-1
撮影 : 2009.5.18
c0112559_117260.jpg
c0112559_1173789.jpg
c0112559_1181558.jpg
c0112559_1184896.jpg
c0112559_1191336.jpg
c0112559_1110974.jpg
c0112559_11103573.jpg
c0112559_1111192.jpg
c0112559_11114864.jpg
c0112559_11121694.jpg
c0112559_11124785.jpg
c0112559_11134141.jpg
c0112559_11141436.jpg
c0112559_11145631.jpg
c0112559_11152835.jpg
c0112559_11155853.jpg
c0112559_11163875.jpg
c0112559_11171295.jpg

by gipsypapa | 2010-01-18 11:19 | 建築 | Trackback | Comments(7)

旧長崎英国領事館付属屋・職員住宅

c0112559_10154762.jpg
 本館の裏側にも同時期に建てられた付属施設があり、これらも重要文化財に指定されています。煉瓦塀のように見える平屋建てはボーイ室やクーリーと呼ばれる労働者室、コック室に使用されていた付属屋。

その向こうに並ぶ西側の木造2階建てと、東側の煉瓦造り2階建ての建物は領事館職員住宅だったもの。設計・施工者のデータを見つけることができませんでしたが、本館と同時期に建てられたことから、W・コーワンと後藤亀太郎のコンビではないかと思います。

旧長崎英国領事館付属屋・職員住宅
1907(明治40)年
重要文化財
設計 : ウィリアム・コーワン?
施工 : 後藤亀太郎?
長崎市大浦町1-37
撮影 : 2009.5.18
c0112559_10173558.jpg
 平屋建ての付属屋。
c0112559_10185457.jpg
c0112559_10191153.jpg
c0112559_10192796.jpg
c0112559_1020692.jpg
 木造2階建ての旧職員住宅。日本人用に使われていたと思われます。
c0112559_10214368.jpg
c0112559_1022317.jpg
c0112559_10224377.jpg
c0112559_1023491.jpg
c0112559_10232672.jpg
c0112559_10234885.jpg
 煉瓦造りのイギリス人用職員住宅。
c0112559_10243926.jpg
 現在は老朽化のため公開されていませんが、将来はイギリス交流館として活用が予定されています。
by gipsypapa | 2010-01-15 10:27 | 建築 | Trackback | Comments(2)

旧長崎英国領事館本館

c0112559_10183897.jpg
 一夜明けて、この日は快晴。早速、東山手のオランダ坂を目指しました。まずは、入口に近い旧長崎英国領事館から。

 明治後期の煉瓦造り。2階部分にベランダを配し、正面のベランダにはイオニア式の2本対になった柱頭が3組見えます。また両側にある丸窓がアクセントになっている美しい建物です。歴史的な価値だけではなく、華麗ながらしっとりとした外観も貴重なランドマークといえます。

 最近まで野口彌太郎記念美術館として一般開放されていましたが、老朽化が進んだとのことで、改修が行われています。そのため門が閉じていて、細部を見ることができなかったのは残念でした。

 設計はイギリス工務所上海事務所技師長のイギリス人建築家のウィリアム・コーワン。彼は旧下関英国領事館(1906)の設計も手掛けており、いずれもベランダを持つコロニアルスタイルを採用しています。国の重要文化財の煉瓦造り2階建て。

旧長崎英国領事館本館
1908(明治41)年
重要文化財
設計 : ウィリアム・コーワン(英国工務省)
施工 : 後藤亀太郎
長崎市大浦町1-37
撮影 : 2009.5.18
c0112559_10214858.jpg
c0112559_102287.jpg
c0112559_10223994.jpg
c0112559_10253728.jpg
c0112559_102310100.jpg
 門が閉まり、手前に木が茂っているため、正面2階のベランダ部分の全貌が見えません。
c0112559_10235996.jpg
c0112559_10242487.jpg
c0112559_10245023.jpg
 右側に「領事館の小径」があり、レンガ塀沿いに側面が見えます。
c0112559_10264172.jpg
c0112559_1027513.jpg
c0112559_10273486.jpg
c0112559_10275991.jpg
 この方向にも2階にベランダがありますが、こちらはアーチ構造。
c0112559_10285271.jpg
 背面は煉瓦の表面にモルタルが塗られていました。
by gipsypapa | 2010-01-14 10:32 | 建築 | Trackback | Comments(2)

日本二十六聖人記念聖堂(聖フィリッポ教会)

c0112559_13221296.jpg
 泊ったJR長崎駅近くのホテルの窓から不思議な2本の尖塔が見えました。準備していたリストにも載ってないので、戦後の教会だろうとは思いましたが、気になっていました。夕刻、ホテルに帰る途中に遠回りし、かなりきつい坂を上って行ってみました。

 有名な日本二十六聖人殉教地の傍にある聖フィリッポ教会は、二十六聖人の一人でメキシコ人のフェリペ・デ・ヘススに捧げられた教会です。近づくにつれてアントニ・ガウディの教会建築を想起させる、前衛的で独特のフォルムが姿を現しました。それもそのはず、設計者はガウディを日本に紹介した建築家、今井兼次でした。自身がカトリック信徒だったためか、中世カトリックのエッセンスをガウディ風に表現したようです。

 早稲田大学理工学部建築学科を卒業後、母校の教授を長く勤め、建築作品とともに教育者として研究室から優れた建築家、研究者を多数輩出しました。主な作品は、桃華楽堂早稲田大学図書館(現会津八一記念博物館1925)、早稲田大学坪内博士記念演劇博物館(1928)、自邸(1930)、日本学園(旧日本中学校)校舎(1936)、西武ユネスコ村(1952)、成城カトリック教会(1955)、唐津小笠原記念館(1956)、碌山美術館(1958)、大多喜町役場(1959)、跣足男子カルメル会修院聖堂(カトリック上野毛教会1959)、聖母訪問会修院・聖堂(1965)、桃華楽堂(現楽部音楽堂/皇居内/1966)、佐賀大隈記念館(1966)、遠山美術館(1970)など。

 DOCOMOMO Japan 135に選ばれた、鉄筋コンクリート造り。

日本二十六聖人記念聖堂(聖フィリッポ教会) 1962(昭和37)年
DOCOMOMO Japan 135
設計 : 今井兼次
施工 : 不明
長崎市西坂町7-8
撮影 : 2009.5.17
c0112559_13241058.jpg
c0112559_13253469.jpg
c0112559_1326353.jpg
 道路に接した矩形の部分は神父館だそうです。
c0112559_132702.jpg
c0112559_13272556.jpg
 ガウディのような二つの尖塔のモザイク壁には、今井兼次が集めてきた陶器片が埋め込まれています。
c0112559_13282584.jpg
c0112559_13284462.jpg
c0112559_1329963.jpg
 聖堂内部にも行こうとしましたが、丁度夕方のミサが行われていたので、見学は遠慮しました。
c0112559_13294924.jpg
c0112559_13301392.jpg
 日本二十六聖人殉教地に建つレリーフの記念碑(制作:船越保武)、そのすぐ横の建物が記念館です。
c0112559_13311745.jpg
 第1日目はこれで終わり。明日は長崎市の最終日です。まだまだ東山手、南山手の見どころがいっぱいあります。
by gipsypapa | 2010-01-13 13:33 | 建築 | Trackback(1) | Comments(2)